【磐田×仙台】 因縁の対決はドロー・・・
→ 3勝14敗10分けで勝ち点「19」のジュビロ磐田(17位)と、10勝7敗10分けで勝ち点「40」のベガルタ仙台(8位)の対戦は前半は0対0で折り返す。目指すものは違うが、ともに勝ち点「3」の必要な試合なので、後半はヒートアップすることが予想されたが、後半18分に相手のクリアが中途半端になったプレーをきっかけにして、ゴール前にポジションを取っていた右SBのDF菅井が決めてアウェーの仙台が先制する。DF菅井は今シーズン2ゴール目となった。
しかし、後半30分に磐田のエースのFW前田が右足アウトサイドでネットを揺らすテクニカルなゴールを決めてホームの磐田が1対1の同点に追いつく。FW前田は今シーズン9ゴール目となった。さらに、その後も、FW前田に2度も決定機が訪れるが、これを決めることが出来ない。結局、試合は1対1の引き分けに終わって、両チームとも勝ち点「1」にとどまった。これで3試合勝ちなしとなった磐田は17位のままで、大逆転でのJ1残留はさらに難しくなった。
磐田と仙台のカードというと、もはや伝説となっている2008年の入替戦が印象的である。このときは、MF松浦の活躍もあって、磐田がJ1に生き残って、仙台は昇格を逃した。あれから5年が経過したが、立場は逆転しており、J1でも上位争いをするようになった仙台に対して、磐田はクラブ史上初となる「J2降格」の危機を迎えている。2008年というのは磐田にとっては早く忘れたい最悪に近いシーズンだったが、今シーズンは、2008年以上に追い込まれている。
J1は残り6試合になったが、磐田は6連勝しても勝ち点「38」止まりなので、気持ちが折れてしまっても仕方がないところまで来ている。ギャンブルをしないと「全勝」というのは絶対に無理なので、何かを仕掛けてほしいところであるが、関塚監督の動きは重い。ここに来て、FW金園、MF山崎、MF山田大、MF松浦とアタッカー陣に怪我人が続出していることも関係していると思うが、「必死さ」や「危機感」は、あまり伝わって来ない。
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◆ まとめ #608 磐田 vs 仙台、新潟 vs 鳥栖 (2013/10/8)
【磐田×仙台】 因縁の対決はドロー・・・
【新潟×鳥栖】 エースのFW川又が3ゴールに絡む活躍
→ 10月5日(土)に行われたJ1の第28節の中から、アルビレックス新潟とサガン鳥栖の試合と、ジュビロ磐田とベガルタ仙台の2試合をピックアップしました。
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