1人目 : DF 熊本雄太 (モンテディオ山形)→ 昨夏はDF大崎(徳島→神戸)がJ2のクラブからJ1のクラブにステップアップの移籍を果たした。徳島で突出した活躍を見せていたわけではなかったがサイズとフィード力を買われて神戸に移籍するとCBの主力として活躍している。「サイズのあるCB」、「ポテンシャルの高そうなCB」をJ1のクラブは探している。DF熊本(山形)、DF山本義(金沢)あたりが、今夏、J2からJ1のクラブに移籍する可能性があるCBと言える。
2人目 : DF 阿部海大 (ファジアーノ岡山)→ 東福岡高出身。2018年は高卒1年目ながら開幕スタメンを勝ち取った。J2で7試合に出場したが今シーズンは4回ほどベンチ入りを果たしているが出場機会には恵まれていない。目標だったU-20W杯のメンバー入りも逃したがフィジカルの強い有望視されるCBの1人になる。DF田中裕とDFチェ・ジョンウォンが定位置を確保しており、DF濱田とDF増田も控えていることを考えると今夏の移籍はあり得る話になる。
3人目 : DF 増谷幸祐 (FC琉球)→ 2016年にFC琉球に加入。今シーズンがJ2初挑戦となるが開幕4連勝を達成したFC琉球の守備の中心として活躍中。J2でもクレバーさとフィード力の高さは目立っている。右SBのDF西岡大が離脱した時期は右SBで起用されたが不慣れなポジションも上手くこなした。「右SBでも遜色ないプレーが出来る。」ということを示したので評価はさらに高まった。右SBとして高評価しているクラブは多いだろう。
4人目 : DF 山下達也 (セレッソ大阪)→ 神戸との開幕戦で決勝ゴールを記録。今年のJリーグのファーストゴールを記録するなど幸先のいいスタートを切ったが「4バックへの移行」ならびに「18才のDF瀬古の台頭」によって出場機会を失っている。DF木本やDF片山瑛も控えていることを考えると「出場機会を求めての移籍」はあり得ない話ではない。2011年は札幌でプレーしたがそれ以外はずっとC大阪。ハードな守備は31才になった今も健在である。
5人目 : DF 伊藤槙人 (水戸ホーリーホック)→ 15試合でわずか5失点。驚異的な数字を残している水戸の守備の要として目立った活躍を見せている。「ここまでのJ2のMVP候補の1人」と言える活躍を見せており、評価は急上昇している。「J2では屈指のCB」と評価される選手になったので興味を示すJ2の上位クラブならびにJ1のクラブは少なくないだろう。26才なのでプレーヤーとしては全盛期と言える。183センチと高さがあってスピードもある。
6人目 : DF 野田裕喜 (ガンバ大阪)→ 大津高時代にJ2の熊本でJリーグデビューを果たした逸材CBもプロ入り後は伸び悩んでいる。CBの層が厚いとは言えないG大阪でもなかなか地位を確立できていない。大津高時代の同級生であるFW一美(京都)が期限付き移籍先で活躍していることは刺激になっているはず。J3のG大阪U-23では出場機会を得ているがさらなる成長を目指して他クラブに修行に出る可能性はあると考えられる。
7人目 : DF 庄司朋乃也 (大分トリニータ)→ J2の金沢で活躍してJ1の大分に期限付き移籍となったが出番に恵まれていない。DF鈴木義やDF福森直やDF岩田に加えてここ最近は18才のDF高畑が台頭中。今後も大分で出場機会が見込めないのであれば「レンタル元であるC大阪に復帰する。」というのも1つの方法になる。187センチと高さがあってスピードがあってフィード力に長けたCBなのでロティーナ監督のサッカーとの相性は悪くないと思われる。
8人目 : DF 渡部博文 (ヴィッセル神戸)→ 開幕スタメンを勝ち取ったがDFダンクレーが加入した後は出場機会に恵まれていない。DF大崎玲やDF宮大樹などとの争いも劣勢。微妙な立ち位置になっていることを考えると夏の移籍はあり得ない話ではない。U-20W杯のメンバーで主力として活躍している18才のDF小林友、加入が決まっているDF山川(筑波大)も控えており、23才のDF宮大樹を含めた有望な若手CBに押し出されることもあり得る。
9人目 : DF 中川創 (柏レイソル)→ 184センチとサイズに恵まれたユース出身の大型CBにかかる期待は大きいは高卒2年目の今シーズンはルヴァン杯が主戦場になっている。J2のリーグ戦ではベンチ入りすら一度もない。大卒1年目のDF上島の台頭、新加入のDF染谷の頑張りもあって、チャンスに恵まれない状況になっている。CBはDFパク・ジョンスがいて、DF田上も控えていることを考えると、「他クラブに修行に出す。」というのもあり得る。
10人目 : DF 大岩一貴 (ベガルタ仙台)→ 昨シーズンまでは守備の中心として活躍したが今シーズンは低調。DF常田の成長や4バックへの移行も絡んで最近はベンチスタートが多くなっている。ルヴァン杯が主戦場になっているがトータルバランスに優れたハイスペックな選手である。右SBや左SBでもプレー可能なユーティリティーな選手なのでこの状況が続くようだと、今夏、獲得に乗り出すチームは出てくるだろう。フィード力も非常に高い。
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