松本山雅 ・・・ D+
→ 大混戦となった2018年のJ2を制した松本山雅は2015年以来のJ1復帰を果たした。J1でプレーするのはクラブ史上2度目となるが「初のJ1残留」が大きな目標となる。反町監督になって早くも8年目。集大成のシーズンになると思うが前評判はあまり高くない。J2で2位だった大分がFWオナイウ阿道やMF小塚などを獲得して戦力アップに成功したこともあって「降格候補の筆頭は松本山雅」と考える人が多い。
→ 2019/01/28 【J1】 2019年の順位予想の途中経過~1:川崎F、2:浦和、3:鹿島、4:G大阪、5:神戸、6:札幌、7:清水、8:名古屋、9:FC東京、10:横浜FM、11:広島、12:C大阪~2015年と同様でタフなシーズンになる可能性が高いがポジティブな要素を挙げると「J2を制してJ1に昇格してきたクラブは2008年の札幌を最後に全て初年度のJ1で残留を達成している点」になる。2008年の広島から10チーム連続でJ1残留を達成している。昨今はJ2のレベルが上がっているので「並大抵のことではJ2を制することは出来ない。」と言える。一種のジンクスが継続されるのか?も注目点になるだろう。
反町監督にとっても「J1残留」は悲願と言える。2015年の松本山雅はもちろんのこと、湘南を率いた2010年もJ1で最下位。「1年でのJ2降格」となった。率いたチームが最後にJ1残留を果たしたのは「2005年の新潟」になるのでかなり昔の話である。「戦略家」や「知将」や「策士」と形容されるケースが多くなっているが、今シーズン、松本山雅を率いてJ1残留を達成できたならば反町監督の評価はさらに上がるだろう。