→ 2019年のJ2で2位に入って2013年以来のJ1復帰を果たした大分が総年俸では最少になる。2.62億円というのは18クラブの中では断トツに少ない数字になる。たくさんの選手を獲得したこともあって保有する選手の数は32名。5位タイの多さなので選手の数は多いが各選手の推定年俸はかなり低いようだ。平均年俸は820万円。ブービーの湘南が1,216万なのでこちらも断トツで低い数字になる。
J1で実績のある選手が少なくて、かつ、若い頃や中堅世代の頃にフル代表を経験しているベテランもほとんどいないことを考えると年俸が低いのも仕方がない。1,000万円を超えているのは9人のみ。チーム最高年俸でもFW三平の1,400万円になるのはかなり寂しい。ただ、今オフの大分は面白い選手をたくさん獲得できたので「少ない人件費でいい選手をたくさん獲得。編成的には大成功だった。」と言える。
17位 : 湘南ベルマーレ ・・・ 3.89億円
→ 若手中心のメンバー構成である湘南が3.89億円。総年俸では大分に次いで下から2番目になる。1,000万円を超えている選手は13名、それ未満の選手は19名になる。チーム内の最高年俸は新加入となるCBのDFフレイレ(清水)で5,000万円になる。2番目はベテランのMF梅崎で3,000万円。DFフレイレは清水でプレーした2018年も推定年俸は5,000万円だったので推定年俸については「変化なし」と言える。
湘南になってからは2010年・2013年・2015年・2016年・2018年に次いでJ1では6年目になる。各年の総年俸を出してみると2010年は2.84億円、2013年は2.35億円、2015年は3.24億円、2016年は3.86億円、2018年は3.88億円。2016年と2018年と2019年の総年俸はほとんど同じになるが、一応、2019年がクラブ史上最高の総年俸になる。久々のJ1だった2010年と比べると約1億円ほどアップしている。
16位 : ベガルタ仙台 ・・・ 4.84億円
→ 2010年に久々のJ1復帰を果たしてから何度か残留争いに巻き込まれているがずっとJ1残留を果たしてきた仙台は「完全にJ1に定着しているクラブ」と言えるがクラブ規模がなかなか大きくならないのが悩みの種になっている。総年俸は4.84億円。下から3番目の数字になる。チーム内最高年俸となるのは新戦力のDFシマオ・マテ(アル・アハリ)で5,000万円。モザンビーク代表という経歴を持っている。
総年俸は2.99億円(2010年)→4.60億円(2011年)→4.08億円(2012年)→4.70億円(2013年)→4.42億円(2014年)→3.60億円(2015年)→3.66億円(2016年)→3.71億円(2017年)→3.21億円(2018年)→4.84億円(2019年)になる。4.84億円というのはJ1のクラブとしては低い数字になるがそれでも仙台にとっては過去最高の数字になる。MF兵藤(札幌)やFW長沢駿(神戸)など実績のある選手が増えたことが関係している。
15位 : コンサドーレ札幌 ・・・ 4.88億円
→ ペトロヴィッチ監督の元、躍進したチームなので、「総年俸が下から4番目」というのはかなり意外である。チーム内最高年俸は5,000万円のGK菅野になる。2番目はDF福森晃とMFアンデルソン・ロペスとGKク・ソンユンで4,000万円、5番目はFWジェイとMFチャナティップとMF小野伸で3,000万円になる。あくまでも推定の話になるが「実績の割にはFWジェイやMFチャナティップは年俸が高くない。」と言える。
J1に復帰して3年目になるが2017年は4.09億円だった。2018年は6.51億円だったので、昨シーズンと比較すると総年俸は大きくダウンしているが、4,000万円のDF菊地直、3,600万円のFWヘイスとMF稲本、3,500万円のMF兵藤など実績のあるベテランや外国人選手がたくさん抜けて若手が増えたことが影響していると言える。ちなみにFWジェイの2018年の推定年俸は5,500万円。2,500万円のダウンになる。
14位 : 松本山雅 ・・・ 5.73億円
→ 同期昇格組の大分の総年俸はJ1でワーストだったが松本山雅は下から5番目。J1でプレーするのは2015年以来で2度目。若いチームであることを考えると「総年俸は意外と高い。」と言える。前回、J1だった2015年の総年俸は2.89億円。2019年の総年俸は5.73億円なので倍近くになる。J2に初昇格した2012年からクラブ規模はどんどん大きくなっているので総年俸が大きく増えても全く不思議はない。
チーム内最多は期待のストライカーのFWレアンドロ・ペレイラで1億円。大台をクリアしているJリーガーは全部で29名のみであることを考えると「FWレアンドロ・ペレイラはかなりの実績と実力を持った選手である。」と考えられる。これだけの高額年俸者なので2桁ゴールはノルマである。チーム内で2番目はDFエドゥアルドで4,500万円、3番目はMFパウリーニョで4,000万円、4番目はMFセルジーニョで3,500万円。
13位 : 横浜Fマリノス ・・・ 6.44億円
→ Jリーグでは屈指の名門クラブであるが総年俸は意外と少なくて下から6番目になる。2018年の開幕前の総年俸は8.05億円で9番目だったので1.6億円ほど下がっているが1億円だったDF中澤が現役を引退して、8,000万円だったFWウーゴ・ヴィエイラが退団。5,000万円だったMFユン・イルロクとDFミロシュ・デゲネクも退団しており、4,000万円だったボランチのMF中町もチームを離れている。
ただ、新加入のFWエジガル・ジュニオが8,000万円、FWマルコス・ジュニオールが7,000万円なので年俸は高い。チーム内3番目は昨夏に加入したDFドゥシャンで、4番目はMF大津祐とDFチアゴ・マルチンスで5,000万円、その次はタイ代表のDFティーラトンで4,000万円。先のとおり、MFチャナティップは3,000万円なので同じタイ代表でもDFティーラトンの方が推定年俸は1,000万円だけ高くなっている。
2019年の順位予想バトル(J1編) ・・・ 締切日が間近に迫ってきました。 受付期間 : 2019年1月6日(日)~2019年2月21日(木)
→ 不公平が生じるので、それ以後は受け付けません。
→ 順位決定方式やポイントの計算方式等のルールはこれまでと全く同じです。
→ 同ポイントで並んだときは投稿時期が早かった人が上の順位になります。
→ 早い時期に投稿した方がいい順位(いい成績)になる可能性が高まります。
【質問内容】
(項目1) ハンドル名
(項目2) 年代
(項目3) 性別
(項目4) 地域
(項目5) 好きなJリーグのクラブはどこですか? (複数選択可)
(項目6) J1の全18クラブの順位を予想をしてください。
(項目7) その理由を簡単にお書きください。
(項目8) 2019年のJ1で注目するクラブとその理由をお書きください。(好きなクラブ以外で)
(項目9) 2019年のJ1で注目する選手とその理由をお書きください。
(項目10) 2019年のJ1でブレイクすると思う若手選手は誰ですか?
(項目11) 特に好きだった外国人Jリーガーは誰ですか? (今、Jリーグでプレーしている選手は除く。)
・投稿用フォーム (J1編) → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=d891dd2db0db8597
・投稿用フォーム (J2編) → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=1d0624440ac55df6
・投稿用フォーム (J3編) → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=855132f3d67e69b7
※ たくさんの予想が集まった方が面白いので気軽に順位予想バトルに参加してください。
※ シーズン終了後には「成績の発表」を行います。できるだけ私情を挟まずに予想することをお勧めします。
※ 誤字や脱字、クラブ名の間違い(=栃木FCなど)、言い回しの間違い等があったとしても、よほどのことがない限り、そのままアップしています。特にクラブ名の間違いにはご注意ください。
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