人々が言うことをプロパガンダ屋連中が決めるなら言論の自由は無意味だ
2022年8月29日
ケイトリン・ジョンストン
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誤って自分は自由だと信じている人々ほど絶望的に奴隷化された人々はいない。
誤って自分は情報に通じていると信じている人々ほど絶望的に無知な人々はいない。
自分が洗脳されているのことを知らない人々ほど絶望的に洗脳された人々はいない。
リベラルな欧米民主主義国家に暮らすことは、自国政府の圧制的権力行使を批判する自由はあるが、その代わりに皆様の政府が嫌いな外国政府の圧制的権力行使を批判して時間を過ごすことを意味する。
リベラルな欧米民主主義国家におけるの言論の自由は、皆様が政府の乱用について皆様が言いたいことは何であれ言う自由があることを意味し、報道機関は、皆様が決して、そうしないよう保証すべく、プロパガンダで皆様を攻撃する自由があるのだ。
リベラルな欧米民主主義国家では、皆様は政府批判するのは自由だが、そうではなく、誰が選出されようと、皆様の政府が全く同じ不快なことをし続ける間、皆様は大統領官邸で交替する無力な操り人形を批判するよう洗脳されているのだ。
リベラルな欧米民主主義国家では、人々は大統領を「Drumpf」やら「ブランドン」と呼ぶのは自由だが、国の公式政府で一体誰が実際に采配を振るっているのか皆様は自由に知ることはできない。
リベラルな欧米民主主義国家で人々は言う。「人々が政府を批判するのを禁止されるロシアや中国のような国に暮らしていないの私は非常にうれしく思う。私は欧米に暮らしていて、好きなだけロシアや中国を自由に批判できる。」
政権を握っている連中が皆様が何を言うか支配できるなら、皆様が言論の自由を持っているのは、どうでもよい。リベラルな欧米民主主義国家で、まさにこれが起きている。
欧米で我々はアメリカ帝国プロパガンダに漬かって成長する。我々はその中にドップリ漬かっている。それは我々の意識の中にあふれている。だが、それが我々がこれまで知っている全てなので、我々の大半は、それに気付きさえしない。
我々は我々の政府が、常に、あらゆる国際紛争で、本当に正しい、良い側にいると言われるのが当然だと思っている。我々は、外国政府の圧制的権力行使について常に聞くが、我々の政府が何年も前にした良くないこと(それは罪のない間違いで、それは再び決して起きない)を時折聞くのを当たり前と思っている。
「もし我々がプロパガンダで洗脳されていれば、我々はニュースでそれについて聞くはずだと確信している」と我々は自身に言う。
だがニュースはプロパガンダだ。ニュースは決して驚くべき物語を報じない。
プロパガンダは我々の社会で、唯一最も見過ごされ、過小評価されている局面だ。それが、大衆がどのように考え、行動し、投票し、振る舞うかを支配しているのに、今まで、ほとんど誰もそれについて語らない。人々が情報を求めるよう教え込まれた情報源は、それについて、決して何も言わないので。
どんな情報が人々の心に入るか意図的に支配する責任を負っている帝国言説支配者が操作した後で、人々は、心にあることを言うのだ。
しかも彼らは全く自由に発言している。もし彼らが言っていることが欧米帝国の利害に反するなら、彼らの間違った思考が多数の群衆に伝染するかもしれないどんな巨大プラットホームでも話すのを許されず、彼らが言っていることが本当に不都合なら、彼らは、どの主要オンラインプラットホームでも話すことさえ禁止するのが確実だが、彼らは、それでも発言できる。誰も聞けない場所で一人で。できれば地面の穴に。
そして他の全員は主流派の残飯を食べられる。伝統的メディアで、シリコンバレー・アルゴリズムによって展開される公認言説を。彼ら自身の政府の公認言説誇張しながら、帝国に標的に定められた政府の外国と国内での虐待を隠蔽する。
それが帝国に対する私の反対を聞いた一部の人々が、なぜ「少なくとも私が住んでいるところでは、我々は我々の政府批判を許される!」と言う理由だ。
そしてそれは「結構。でも皆様はそうではない。」と彼らに私が答える理由だ。」
言論が自由でなければ、人々は自分が圧迫されていると悟るだろうが、人々が本当の権力について、本当の不満を発言するために言論を使い始めたら、彼らは直ぐさま、その言論が無視され、権力が好きなようにするのに気づくだろう。だから不都合な発言は、プロパガンダにより、検閲や、アルゴリズムによる操作により、メディアの社会的無視により抑制されるのだ。
自分は自由だという錯覚を遮断するどんな声も、何であれ必要な手段で沈黙させることで、人々は絶望的に奴隷にしておかれるのだ。
それが、リベラルな欧米民主主義国家において、言論の自由が意味することだ。支配者が好むものである限り、皆様は好きなことを言えるのだ。
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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2022/08/29/free-speech-doesnt-matter-if-propagandists-determine-what-people-say/
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洗脳呆導バラエティー「統一教会はもういい」というタレントなら出演できる。
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
米国政治動向、民主と共和と二分し対立激化、勢力はほぼ均衡。不透明に推移、①バイデン大統領支持率支持42.1%、不支持54.8、②バイデン好感41.9%、非好感52.9%、トランプ好感40.7%、非好感53.7%.背景に米国社会の劣化。下半分の生活の悪化→左右の過激化
今朝のChris Hedges氏記事そのまま?
There is a fatal disconnect between a political system that promises democratic equality and freedom while carrying out socioeconomic injustices that result in grotesque income inequality and political stagnation.
統一教会党は国会だけではない。国会は洗脳された地域の積み上げ。
「国葬反対派に『黙ってろ』『統一教会と関わっている』とツイートした道議・道見泰憲氏、反日の統一教会を糾弾するメディアを「反日」呼ばわり!」
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コメント
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選んでくださった記事が、私が日頃感じていたことに、はっきり的確な言葉を与えてくださったと思い、嬉しく拝読しました。
ウクライナのことでも、フェイクニューズを鵜呑みにして集会などに参加している人が多く、「戦争反対」と言いながら反対する相手がアメリカには絶対なりません。そもそもアメリカが悪いという事実には到達できない思考回路になっているとしか思えません。アメリカかロシアか?という構図になると、「悪いのはロシア」と自動的にスイッチが入るのでは?
松元ヒロさんというスタンダップコメディの名手がいますが、元コメディアンのゼレンスキーを演じるのに一枚ずつ着衣を脱いで、最後は○○になるという過程をおかしく演じました。観客は、何のこと?とキョトンでした。だってゼレンスキーは正義と平和の戦士で、そんなふしだらな人間ではないのですもの。
最後になりますが、れいわ新撰組の山本太郎代表が、自民党内の調査(統一教会関連の)について語った言葉を紹介させてください。「詐欺師が詐欺師を調べることなんて出来ません。茶番です。」その通りだと思います。
投稿: nobara | 2022年9月 7日 (水) 20時00分