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2025-10-28

オシャレ難すぎ

自分はあまりオシャレに興味ない、たまにユニクロで服買う程度

ファッションなんてアイテムの組み合わせを適当に組んでストリートスナップって言えばそれっぽくなるんじゃね?と思って作ったのがこれ

https://lahyl.me/

AIでコーディネートしたやつを大量に載せてるサービスで割といい感じじゃね?って思ってるけど思ったより反応がない

AIモデル情報量によるのでY2Kみたいなトレンドは追えないし服のメーカー再現するのは色々な制約上むずいけどそれっぽいファッションであれば誰かしら刺さる気がするんだがそんなみんなこと細かくファッション気にしてんの!?ってなってる

オシャレ奥深すぎるだろ

2025-09-05

日本意識高いフェミった小中学校で育って

日本から捨てられた土地で生まれ

という文書を見て私も書いてみようと思った。

私の育った小中学校がやたら意識高いフェミった小中学校だったと気付いたのはツィッターをやり始めてからだ。

始めに言っておくが私は意識は低いしフェミでもない。むしろその逆だ。

小学生時代の私の将来の夢は

「誰にも怒られず勉強しないですむ生活をすること。」

だと言えばわかるだろうか?

私は勉強ができない。

なぜだか分からないが興味がないことは覚えられない。特に算数数学は散々で小学生時代からずっと30点以下、足し算かけ算割り算引き算はできるが分数とか少数とか割引とかの話になるとなにも分からない。

小学生時代、件の今思えばフェミった担任

「こんなだとセールとかあっても計算できませんよ!」

とか

レジお金誤魔化されますよ!」

とか言われたがその通り計算できないので未だ買い物に電卓必須だ。パーセント引きがいくらかすぐ分からない。

話が逸れた。ありのままを書くとあまりに特徴がありすぎてすぐに母校や私個人が即特定されてしまうので以下は多少のフェイクを含めて記すことを赦して欲しい。

私は青森県で生まれたがすぐに父が転勤となりフェミった小中学校がある地域引っ越してきて両親は家を建てた。子供が育つ環境なので環境が良いところをとかなり考えてこの地域を選んだらしい。

それが私にとって地獄になるとも知らず。

私の通っていた幼稚園所謂「ゆるい」ところだった。歌を歌い絵を描き粘土動物をつくって一日が終わった。

当時から私はひらがなを書けるようになるのが遅かったりしたが特に問題にはならなかった。

そんな生活小学校に入って一変した。

当たり前だが一日中席に座って教科書を読み勉強をする。私は浦島太郎状態になった。

ちょっと前まで粘土を弄って絵を描いて好きに過ごしていたのがなんか急に勉強なるものが始まった。

私は物覚えが人一倍悪い。

何回聞いても覚えられない。テストの点数は悲惨だ。

問題はそれだけではない。

これは両親が選んだとおり

環境が良かった」からなのか地域性の問題なのか

男子より女子のほうが圧倒的に勉強ができた」

男子馬鹿な奴はそこまで珍しくないが

女子は皆勉強ができた。

女子勉強ができないのは隣のクラス障害のある子だけだ。※何故隣のクラスまで把握してるのかと言うと私の学年は二クラスしかなく、体育や家庭科などは合同で行っており、六年間流動性がなかったからだ。

そして女性担任は口のようにいつも言っていた

女の子は成長が早いか男子より勉強が出来て当たり前で、男子が「出来ない」のは仕方ないこと。女子男子に優しくしてあげましょうね(^^)」

因みに私はこの担任発言高校生位になるまでかなりマジで信じ込んでいた。

それだけ本当に女子のほうが勉強が出来た。

委員長生徒会長女子だった。

当然、当時のクラスのみんなも本気で信じ込んでいたと思う。

そして担任クラスのみんなから私はこう言われる

増田ちゃんは?なんで女子なのに男子より勉強できないの?」

私にだってからない。

だが当時も今も私は本当に勉強が出来なかった。

学校では担任に怒られ、家では母に怒られ、

頑張ってもできない

代わりに体育ができるとか何かあればよかったが体育も出来ない。かけっこは最下位

私のスクールカースト最下位だった。とても馬鹿にされた

女の子は成長が早いか男子より勉強が出来て当たり前

クラスのみんながこれを信じていた。

私と同じ位頭の悪い男子にすら「女子のくせにw」と馬鹿にされた。

学年が数度変わってもまた女性担任で、同じことをいう担任だった。

更に言えば私のクラスメイトたちの母親はほぼ専業主婦だったのだが、この頃母親些細なことで喧嘩したとかの愚痴を言う女子に、担任

「お母さんみたいならないで外に出て働くような人になるように勉強頑張ろうね(^^)」

と囁いていた

実際女子の数名は本気で

「家にいるだけの怠け者のお母さんみたいにならないように勉強する!」と益々勉強を頑張っていたようだった。

つくづくなんなんだこの学校

女の子は成長が早いか男子より勉強が出来て当たり前。

勉強できる女子担任に褒めちぎられていた。

私はといえば、勉強が出来ないのを怒られて、

「頑張ってるんです頑張っても覚えられないんです。」

と答えていた。

「頑張ってるなら覚えられるはずだ。言い訳をして怠けている。仮に頑張っても出来ないなら、それは隣のクラス障害児のmちゃんと同じだよ。」

そう吐き捨てられた。

私は絶望した。

さて、そんな私がある日家庭科ミシンの授業で巾着かなにかを作った時、我ながらかなりうまく出来てクラスメイト数名からすごい!上手だね!

と褒められていた。

担任は言った

「今は男女平等なんだからこんなことがうまく出来たって凄くも偉くもない!こんなこと出来なくてもお勉強ができるほうが何十倍もえらいし凄いんだから喜ぶんじゃない!」

こんなエピソードもある。

社会見学で某観光施設に行きエレベーターに乗った時、エレベーターガールが案内してくれた。

かわいい制服を着た優しいエレベーターガールさんを素敵だなあと思っていたら帰宅後、担任が言った。

「みんなはああいう上にまいりますwしか言えない媚びたような仕事しか出来ない頭のわるい人にならないようにしてくださいね

当時、安室奈美恵流行っていたこともあり、少しでもフリルレースかわいい系の服を着てるとダサいと言われる風潮で周りの女子は「言われなくてもならないよw」

ダサいもん」「あ、でも増田ちゃんならやりそうw」

などと笑っていた。

因みに私は昔からかわいい服がすきでかわいいスカートワンピースを着て学校に行ってダサいと笑われていた

未だ安室奈美恵とか所謂y2kファッションを見る度嫌な想い出が蘇る。

個人面談があった。

面談の際、母はいつもどおりブラウススカートという服装だったが、担任は言った

「ああ、お母様がその服装から増田ちゃんも体育以外いつもスカートなんですね。増田ちゃんがお勉強出来ない訳が分かりました(^^)」

母は帰宅後なんだあの担任は!と私にキレ散らかし、

なにもかもお前が頭が悪いからだ!

お前が頭が悪いから私も何も言い返せない!と怒った。

※六年間が担任二人しか出てないぞ!と言われれそうだがフェミった担任は主に3人で、正直三人とも同じような人格なのと身バレ防止の為割合した。

小6の担任だけは男性でまともでした。

さて小学校卒業中学校

人数が増えただけで中身は変わらない。

圧倒的に女子のほうが勉強ができる。

委員長も、生徒会長女子

私はといえば学年で最下位に近い順位

私は流石にやばいと思い塾に通うことにした。

だが、私は塾でも勉強について行けなかった。

本当に覚えられない。なにも分からない

ある日塾長に言われた

「何もついてこれてないでしょ。貴方にとってもウチにとっても時間のムダだと思うんだけど」

事実上のクビ宣告だった。

因みにこの塾でも圧倒的に男子より女子のほうが勉強ができた。

その後私は隣の市の誰でも入れる高校に進学し誰でも入れる大学に進学した。

因みに勉強ができず馬鹿にされまくったトラウマ大学はいかず就職したいと親に言っていたが、ある日たまたま2ちゃんねる学歴板を覗き考えが180度かわり、私でも入れるレベルの低い少し遠くの大学に行くことにした

学歴板ではこの地域では一番頭が良いはずの私大国立ではないという理由馬鹿にされまくっていた。

それなら私は今でさえ馬鹿にされまくってるのに、高卒になり大学いかなかったらどんだけ馬鹿にされるのかーそれが理由だった。

この決断が正しかったのか正しくなかったのかは正直よく分からない。



ちなみに大学でも当然勉強ができず落第ギリギリだった私はやっと入れた会社アルバイト)に当然着いていけずすぐにクビになり、その後某観光施設エレベーターガールになるも部署異動があり異動先の仕事が複雑でついていけず直属の小学校時代担任に似た上司パワハラされて退職した。

私は向いてない

頭がわるい 勉強ができない。

エレベーターガールの仕事に応募したとき

いつも素敵な服装エレベーターガールさんになりたいと思ったからという理由のほかに

小学校時代、「誰にでもできる頭の悪い仕事

増田ちゃんならやりそうw」

担任クラスメイトが笑っていて、

「私にもできそう」と思ったという暗い理由もある。

事実、異動になりエレベーターガールではなくなった途端、私は何も出来なくなった。

小学校時代担任に似た直属の上司

「なんでできないの!誰にでもできる仕事しかできないの?」

と罵られるのは辛かった。

未だに意識の高い所謂バリバリキャリアウーマン系の、小中学校時代担任クラスにいたような感じの人は苦手だし気が合わない。

ドラマとかで見るのもキツい

正直「虎に翼」はキツかった。

話が逸れた

長々書いてしまったが昨今、ツィッターとかでみかける所謂頭が良い人たちの勉強ができたのに女子から差別され損をした

勉強できたのに女の子から勉強なんかできなくていいと言われ白い目でみられた

とかの話を聞く度に「なんて羨ましいんだろう」と思ってしまう私がいる。

そしてそういう人が快適に暮らせる環境というのは、私のような「勉強ができない」人間が快適に暮らせないということだ。

これを書いたきっかけの

日本の見捨てられた町で育ってという文書を見ても

同じ北海道なのに何でこんなに違うんだ

と思ってしまう。

私は勉強ができない。頭も悪い。

ずっとなんで女子なのに頭が悪いの?

何でできないの?

と言われてきた。 辛かった。

なのに

勉強をしていると白い目で見られる

みんな勉強をしない。

羨ましい。羨ましすぎる。

私のような、頭の悪い、勉強できない女は、

これから男女平等とやらで私のような目に遭うんだろうか。

昨今、頭が良いのに女子から差別されたとかいう話を聞く度に、その逆の、そんな環境を羨ましく思ってしまうような、私のような人間もいるのを知ってほしくてこの記事を書いた。

勉強できない女もいる

頭が悪い女もいる

2025-08-28

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した

今年の夏、数年ぶりに実家帰省したんだけど久々に帰ったせいでこの機会を逃すまい!と親から部屋の片づけを命じられ、ゆっくりするつもりが全然出来なかった。

仕方がなく実家自分の部屋の掃除をしたわけだけど…机の引き出しから何やらよからもの発見原稿用紙数枚分。なんとなく思い出した。自分が確か高一の時ぐらいに書いた小説もどき…。

そのまま処分しようかと思ったけど、これも何かの縁かと思い、焼き払う前にここに残そうと思って(供養の意味も込めて)、恥ずかしながら当時書いた小説をここに貼ります

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した』

1

七月の黒板って、手のひらの汗を全部吸って、授業が終わるころにはチョークが湿気で太る。

セミは朝からミンミン鳴くくせに、ホームルームときだけ少し黙る。

うちの担任は「ノストラダムスの書いた七の月だね」と、冗談のつもりで言うのだけれど、冗談って二回目から効かなくなるのよ、先生私たち1999年の夏を、テレビワイドショーと同じ顔で消化して、笑うところは笑って、でも笑いきれない部分は教科書の下に隠す。

休み廊下のどこかでPHSがピピピって鳴る。あの音は少し未来っぽい。私は机の中からMDを取り出して、宇多田ヒカル再生して、再生の丸い矢印が自分心臓の形に似てるな、と毎回どうでもいいことを思う。(でもFirst Loveは毎回ぜんぜんどうでもよくない。あれは心音を増やす歌)

夏の空気扇風機の首ふりのリズムで揺れて、窓の外の雲は誰かが消しゴムで端をこすったみたいにほどけている。私は五時間目が終わったところで、ノートをぱたりと閉じて、裏表紙の端を折って、そっと立ち上がった。「保健室行ってきます」って小さく言えば、先生はたいてい止めない。保健室に行く経路で、屋上という寄り道があることは先生たちの知らない秘密地図

理科準備室の窓は鍵がゆるい。椅子を一脚ひっぱって、窓枠に膝を乗せ、指先で金具を押し上げる。屋上に出ると、空気が急にちゃんと味になる。すこし錆びた匂い。じんわりした熱。遠い国道トラックの音。フェンスの金網に両手をかけて、私は深呼吸を一回、二回。七月の呼吸。あ、これは覚えておこう、って思ったとき

「そこ、危ない」

声がした。男子の声。低すぎず、高すぎず、でも機械温度みたいに均一。

振り向く前に、軽く手首を引かれて、私は一歩だけ後ろへ下がる。フェンスぎりぎりのコンクリ、米粒くらいの黒い影が落ちて、コツン、と音を出して割れた。殻の匂い。卵じゃない。虫でもない。もっとイヤな、硫黄の、でもどこかで嗅いだことのある、夏の終わりの側溝みたいな。

「ほら」

私の手首を放した彼は、フェンスにもたれるように立っていた。うちの学校制服じゃない。黒い長袖。胸元に小さな紋。汗をかいていない。かわりに、視線が汗をかいているみたいに一直線。

「落ちてくるからね、ここ。今日はまだ小手調べだけど」

「……なにが?」私は聞く。

「アンゴルモア」

さらっと言わないでほしい。テレビが殊更に太いフォント見出しにしてた単語を、屋上の風のなかで日常語みたいに投げないでほしい。私は笑うタイミングを探したけれど見つからず、代わりにMDを一時停止にした。(宇多田のサビで止めるのは罪だけど、今日免除してほしい)

テレビのやつ?」

テレビが知ってるのは“名前”だけ」

彼はフェンスを見上げる。その目は、黒板のイコールをまっすぐに引ける人の目。

本体はまだ。今日は殻と匂いだけ。予告編みたいなもの

殻、と彼が言った瞬間、さっきの黒い米粒が、煙みたいにほどけて消えた。彼は胸の紋に指先を添え、短い金属を引き抜いて、空気を一回だけ切る。刃じゃない。音だけ。なのに。地面の黒が粉になって、風にさらわれた。

ちょっと」私はやっと声を持つ。「なにそれ。あなた誰」

通りすがり

教科書みたいな返事。でもふざけた感じはない。

「通りすがるには、ずいぶん正確にうちの屋上に来たじゃない」

「見える人のそばは、風が変わるから

彼はほんのすこしだけ笑う。笑い方は丁寧で、耳の形まで整っているタイプの顔。近づくと汗の匂いじゃなくて鉄の匂いがした。

「君、見えたでしょ、さっきの。普通の人は見えない。足もとに殻が落ちても、踏んで帰る」

「見えたから、何?」

「ひとりにしない」

その言い方は、なんだか“わたしの”言葉みたいで、ちょっとムカついた。知らない人に先に言われるの、好きじゃない。

名前は?」

「湊(みなと)」

ひらがなで言われてもカタカナで言われても、たぶんこの名前は港の音がする。波打ち際で人を呼ぶ声。

湊はフェンスの外を見上げる。雲が薄く切れて、青の下に白い面が一秒のぞく。その一秒のあいだに、空が低く唸った。電車が遠くの高架をゆっくり渡るときの音に似てるけれど、もっと乾いている。私の首筋の汗がすっと引く。

「二匹目」湊は言って、私の前に立つ。

降ってくる。今度は米粒じゃない。ビー玉よりちょっと大きい、黒い丸。着地の前に割れて、内側から“何か”がぬるりと出ようとする。輪郭を持たないのに、目より先に匂いけが肌にささる。夏の犬小屋の奥に置き去りにされたゴム、みたいな。

「息を合わせて」湊が言う。

「どうやって」

「今、君がしてるみたいに」

気づくと、私は湊とおなじテンポで息をしていた。吸って、吐いて。吸って、吐いて。二回に一回だけ、すこし長く吐く。そのリズムで、湊の金属空気を切る。殻の破片が粉になり、風だけが残る。

「……ほんとに、アンゴルモア?」

名前が先に来る怪物っているんだよ」湊は肩の力を抜きながら言う。「“恐怖の大王”って言葉空気が好きなんだ。空気は、好きな言葉に寄ってくる」

そこまで聞いたところで、屋上のドアがギイッと鳴って、私は心臓を落としかけた。風より静かな足音制服足音じゃない。

「遅い」湊が言う。

「早すぎる」低い声が返す。私は反射でフェンスの陰に一歩引いて、ドアのほうを見る。黒いTシャツに薄いグレーのシャツを重ねた、涼しい顔の男の子。髪は長くも短くもなく、目は印刷された数字みたいにブレない。

「……え?」

今日は偵察だけって言ったろ」と彼は湊に向かって、とても小さく眉間を寄せる。「初対面を屋上でやるの、ミス確率上がる」

「じゃあ、屋上じゃないと見えないものもある」湊はさらっと返す。

二人は友だちっていうより、同じ地図の別ページ、という感じ。

「澪(れい)」と彼は短く名乗った。手にPHSアンテナ二本。画面に点の地図数字が流れて、一瞬だけ止まる。

「下、駅前に一件。夜は濃い」

「夜?」私はつい口を出す。「夜まで?」

今日の七の月、最後から」湊は私を見る。「帰り道、寄り道をしてもいいなら、案内する」

案内、ってすごくヘンな言い方。でも私はうなずく。喉が乾いているのに、声はちゃんと出る。

湊は金属を胸の紋に戻し、手すりに軽く触れてから踵を返した。澪はPHSを親指で弾いて、何かを送信して、何も言わず私たちの前を歩く。三人で階段を降りると、校舎の匂いが一瞬だけ“普通”に戻って、私はその普通を鼻に詰めておこうと思った。(後で必要になる普通がある、って、新井素子の本に書いてあった気がする。気がするだけで、どのページかは思い出せないけど)

駅前夏休み夕方の顔をしている。ロータリーバスマクドナルドの前に行列ガチャガチャの前で小学生が揉めてる、CDショップではラルクポスターゲームセンターからドリームキャストデモ音。風鈴みたいな高い音が一瞬だけして、次の瞬間、音が全部半拍ずれる。

「来た」澪が言う。

誰も気づいてない。サンダル女子高生も、サラリーマンも、ショッピングカートを押すおばあちゃんも、誰も。

から降りるものは影じゃなくて、空気の厚みの差。見えるのは、ここにいる三人と、そして、たぶん私だけ。

湊は前に出る。澪は周囲を見渡して、最も“記録”の薄い位置を選ぶ。道路標識の影と自販機の影が重なる場所

「ここなら、ニュースにならない」

ニュースにならないって、そんな基準ある?」

ある、と澪は言わないで、目で言った。

湊の肩が、呼吸といっしょに上下する。私はそのリズムに合わせる。吸って、吐いて。吸って、吐いて。なぜか一緒にやると心臓が落ち着く。(恋とかじゃなくて。いや、恋かもしれないけど、いまは違う)

殻のない降りは、匂いだけで先に来る。不意打ち。目の端で捉えるまでに、鼻が先に反応して、汗腺が縮む。湊の金属空気を切り、澪のPHS画面の数字が揃い、私の呼吸が三拍目で長くなる。カチッと音がして、見えない何かが折りたたまれる。駅前はなにも起きなかった顔に戻る。

「——ねえ」私は息を整えながら言う。「これ、毎日?」

「七の月は毎日」湊は金属しまう。「終わったら、少しだけ静かになる。少しだけ」

その“少しだけ”の言い方が、もう経験者の声で、私は急に怒りたくなって、でも怒っても仕方ないから、代わりに缶の自販機麦茶を買って三人にわけた。湊は半分だけ飲んで、缶を私に返す。澪は口をつけずに、冷たさだけ指に移して返す。私はベンチに座って、残りを一気に飲んだ。

「帰り道、送る」湊が言う。

「送らなくていい」私はつい強めに言う。「ひとりで帰れる」

「見える人を、ひとりにしない」

またそれ。私はむくれて、でも、足は自然に彼らと同じ方向へ動いていた。

交差点信号が青に変わる。横断歩道を渡る瞬間、風がすっと変わって、私は振り向く。人混みのむこう、ビル屋上の縁。夕陽の切れ端のような光のところに、白いシャツの誰かが立ってこちらを見ていた。

まばたきしたら、いない。

「いまの」

「気づいた?」澪が初めて少しだけ笑う。「いい目だ」

「誰?」

「多分、明日には“こちら側”に来る」湊は短く言った。「きれいな顔をしてる」

家の前で別れるとき、湊は「また明日」と言いそうにした顔でやめて、「風の匂い塩辛くなったら、上を見て」と言った。

私はうなずいて、門扉の前で一回だけ深呼吸した。玄関を開けると、母が台所ゴーヤチャンプルーを炒めていて、テレビは「Y2Kに備えて」の特集をやっていて、父は食卓新聞を広げ、「大丈夫だよ」といつもの声で言う。

私は自分の部屋でMD再生して、PHSアンテナを出して、引っ込めて、出して、引っ込めて、意味のない儀式を二十回くらいやってから、ベッドに倒れ込んだ。天井蛍光灯カバーに、屋上フェンスの格子が重なって見えた。

眠る直前、窓の外で、ほんの少しだけ風が塩辛くなった気がした。私はカーテンをめくって、上を見た。空はぜんぶの青を混ぜたみたいな色で、星はまだ点かず、遠くのどこかで雷の写真だけフラッシュが光った。

明日も、屋上に行く。

明日も、見える。

明日、もうひとり来る。

七の月は、まだ終わらない。

2

夏休みの昼下がりって、テレビがやたら静かになる。

ワイドショーが終わって、ニュース時間までの隙間に流れる通販番組マッサージチェアとか。美顔器とか。私は居間スイカバーを食べながら、母がアイロンをかける音を聞いていた。

PHSが震えた。メール文字数は少なく、「屋上」とだけ。差出人不明。昨日と同じ。

——行くしかない。

理科準備室の窓をまたいで、椅子を蹴って屋上に出る。

照り返しが強い。空気が音を立てる。セミは昼なのに狂ったように鳴いていて、私の制服は汗を吸ってもう重たい。

「来た」湊がフェンスにもたれていた。

隣には澪。無口な彼は今日PHSを指先でいじって、画面に流れる数字を追っている。

そして——もうひとり。

髪は少し長く、色素の薄い瞳。美少年しか言いようがない顔立ちなのに、目の奥がひどく静かだった。笑ったとき、光がこぼれるというより、光が寄っていく感じ。

「碧(あお)」と湊が紹介する。

よろしく」碧はにこりと笑って、私の袖を軽くつまんだ。指先が冷たい。

「三人?」私は尋ねる。

「四人」湊が言う。「君を入れて」

「えっ、いや、私なんて」

「見えてしまった以上、もう“向こう側”だよ」澪は画面から目を離さずに言った。

私は息を呑んだ。昨日から、すでに普通ではなくなっている自分を、もう否定できない。

——

夕方私たちは駅へ向かった。

ロータリーに人が溢れている。コンビニの前では中学生立ち読みして、パン屋からは焼きたての匂いバス停のベンチに座るおばあちゃん団扇をぱたぱたさせている。

そんな雑踏のなかで、突然、音が半拍ずれる。

通りすぎる電車ブレーキ音が伸び、子どもの笑い声が濁り、セミの声が一瞬だけ空気に沈む。

「来た」澪が小さく告げる。

から、殻が落ちる。最初は見えない。でも、確かにそこにある。私たち四人の目にははっきりと。

ビー玉より大きな黒い殻。地面に触れる前に割れ、中からぬるりと何かが出る。匂いは昨日より強烈。鼻の奥が焼ける。

「人混みの中は厄介だ」湊が前に出る。

周波数を合わせる」澪はPHSを高く掲げ、ボタンを素早く叩いた。

大丈夫大丈夫」碧が私の肩に手を置いた。「君は息をするだけでいい」

から出てくる“それ”は、人の目には映らない。でも私には見える。輪郭は定まらず、影が水に溶けるみたいに揺れる。だけど、確かに街を食おうとしている。

「湊!」澪の声。

湊は棒を伸ばし、空気を裂いた。

刃ではなく、ただ音。だけど“それ”がたじろぐ。

碧が微笑みながら指先を空に走らせる。風の流れが変わり、影の形が折れ曲がる。

「今だ」湊の声に、澪のPHS数字が揃う。

私の呼吸が、彼の肩の上下に合わせて整う。

一瞬、世界が止まった。

そして、影は粉になって消えた。

駅前は何も起こらなかった顔で、再びざわめき始める。人々は誰も気づいていない。

——

「なに、これ、ほんとに毎日?」

ベンチに座り込んで、私は麦茶を一気に飲み干した。

「七の月は毎日だ」湊が答える。

「でも、七月が終わったら?」

「少しだけ静かになる」碧が柔らかく笑った。「でも、“恐怖の大王”は終わらない。七月の名を借りてるだけだから

澪は黙ってPHSを閉じた。その目は冷たいけれど、どこかで私を見守っているようでもあった。

私は三人を見回して、息を吐いた。

「……わかった。もう知らないふりはできない。だから——」

「ひとりにはしない」湊が言った。

その言葉は、昨日よりもずっと重く、強く響いた。

——

夜。帰り道。

商店街アーケードにはまだ人がいた。ゲーセンの前でカップルプリクラの袋を持って笑っている。CDショップからELT歌声が流れている。

そのとき空気がまたずれた。

「また?」私が言うと、碧が肩をすくめる。「今日は濃いからね」

ビル屋上夕陽を背にして立つ影があった。

制服でもない。黒でもない。白いシャツ

その人は、確かにこちらを見ていた。

次の瞬間、いなくなった。

「今のは?」

「気づいた?」澪が珍しく少し笑った。「君、ほんとにいい目を持ってる」

「……誰?」

明日、会える」湊は短く言った。「俺たちの仲間になる」

——

玄関を開けると、母がテレビを見ていた。

ニュースは「何もなかった一日」を語っていた。

私は自分の部屋に入り、PHSアンテナを伸ばしては引っ込め、伸ばしては引っ込め、意味のない儀式を二十回くらい繰り返した。

屋上の風がまだ、肌に残っていた。

三人の声も、影の匂いも。

そして、明日現れる誰かの姿も。

七の月は、まだ終わらない。


3

七月三十一日。

カレンダー数字が赤くも青くもないのに、どうしてこんなに特別に見えるのだろう。

”終わる”という言葉が、宿題ノートよりも、日めくりの紙よりも、今日は妙に重たかった。

午前はやけに晴れていた。

コンビニで買ったガリガリ君が一瞬で溶けるくらいの青空

でも午後になってから、光は濁った。セミの声がかえって甲高く響く。

私はPHSを握りしめ、またメールが来るのを待った。

震えた。文字はやっぱり短く「屋上」とだけ。

屋上のドアを押すと、三人が待っていた。

湊。

澪。

碧。

そして昨日見た“白い影”が、今日はそこに立っていた。

「紹介する。彼も仲間」湊が言った。

白いシャツ少年は軽く会釈をした。年は私たちと変わらないのに、目の奥だけが遠い。「……雅(みやび)」と小さく名乗った。

四人の男子と、私。

屋上の風は重たくて、フェンスの金網が湿っているみたいだった。

本体が来る」澪はPHSを掲げ、数字の羅列を見せてくる。意味はわからない。でも、ただ事じゃないことは伝わる。

「恐怖の大王」碧が肩をすくめながら微笑む。「七月が終わる、その瞬間に」


雷が鳴った。

雲の端が割れ空気が低く唸った。

私は一歩後ずさったが、湊が前に出た。背中越しに、彼の肩の呼吸が見える。

大丈夫。合わせればいい」

「……どうやって」

「昨日と同じ。君は息をするだけ」

影が降りてきた。

殻じゃない。粉でもない。

“名状できないもの”が、街を覆いはじめる。

匂いが先に来る。鉄錆とゴムと、夏の終わりの湿気を全部混ぜたような匂い

澪はPHSを打ち込み、数字を揃える。

碧は風の流れを変える。

雅は静かに印のような手の動きをして、影の裂け目を縫い合わせる。

湊は棒を構え、私の前に立つ。

「……来るぞ」

大王の影は、顔を持った。

知らない誰かの顔。

でもなぜか懐かしく、私の記憶の底を撫でる顔。

「来る」澪が短く言う。

「させない」湊が返す。

影が迫る。世界が歪む。

人混みの声が止まる。時計の針が動かない。

この一瞬に、すべてが収束していく。

湊は前に出た。

「俺がやる」

「待って!」思わず叫んだ。

「君をひとりにはしないって言ったのに」

湊は、振り返らなかった。ただ、少し笑った。

「ごめん。今日は、俺だけで強がらせて」

影の中心に踏み込む

棒を構え、全身を“蓋”にするように。

世界が一秒、無音になった。

雷鳴。

セミの声。

ガラスが震える。

影はたしかに消えていた。

残されたのは、三人の男子と、私。

澪は黙って画面を閉じ、碧は笑わずに目を伏せ、雅は静かに空を仰いだ。

湊の姿は、なかった。

「……どうすればいい?」私は震える声で尋ねた。

「何もしない」澪が答える。「ニュースにならないこと」

「覚えておくこと」碧が続ける。「ひと知れず、覚えていること」

雅は小さく頷いて、目を閉じた。


夜のニュースは「何も起きなかった一日」を語った。

大雨の映像渋滞情報経済数字

父は「大丈夫だよ」と笑い、母は冷蔵庫ペットボトルの水を入れた。

私は自分の部屋でMD再生した。

宇多田の声が、少しだけ遠く聞こえた。

PHSに一通だけメールが届いた。差出人不明。本文は一行。

——風が変わったら、笑って。

私は、笑った。泣きながら。



翌日。八月一日

空は夏の顔をしていた。

三人の男子と、コンビニの前でガリガリ君を食べた。

棒を見せ合って、当たりだの外れだの笑いあった。

でも、屋上の風は、まだ四人分吹いていた。

ひと知れず、私たち対峙した。

恐怖の大王は、たしか存在した。

そして、七の月は、静かに閉じた。

2025-06-24

KPOPアイドル空港ファッション

芸能事務所空港と腕のいいカメコ共謀してほぼ公認撮影できるシステムがあり

空港では急いでるとき私服だが時間あったりイベントごとアピールしたいときは大体私服衣装を着てる

韓国寒いのにミニスカとか履いてて心配になるんだが

問題は最新空港ファッション2010年日本ファッションになってることなんだよな

もうねY2Kでも結構メンタルきつかったんだけど2010年は本当に自分の中で近すぎて凄くダサく感じるんだわ

でもKPOPアイドルの素晴らしい雑誌モデル体型でなんとなくそれっぽく着てるんよ

まりなにが言いたいのかというと今から街中に2010年服装をした若者が溢れるんよ

具体的には会いたくて震える西野カナ大島優子1位で前田敦子2位ヘビロテローリーズファームトイレの神様ずっと好きだったんだぜ和義!

あの時代なんだよ……無理だよキツイ

こわくて震えて眠れねぇよ…

2025-05-27

星野源ー!「はーい!」どこが嫌ー?

PR手法、じゃなくて真剣すぎて全部コントロールしようとするとこー!」

星野源さんの今回のアルバム「Gen」プロモーションについてなのですが、既にあれこれ批判されまくってますよね。

でも皆、なんかちょっと芯食ってないっていうかね。

自分ほど「星野源が嫌い歴」長い人間もなかなかいないと思うんで書きますわ。

もう25年も前になりますSAKEROCK2000年に見たときから「あー、うんうん。これは無理」と思ってましたから。

あのですね、彼の本質的に嫌われてる所は「人それぞれの間合いの<お気持ち>の部分をハックしてコントロールしようとしてくる所」なの!

音楽という「リスナーに委ねる商材」に対して「こんな感じで聴いて」って言いすぎ!後出しも多すぎ!

学生時代料理店でバイトしていた時に思ったことなんだが、料理人が料理出して客に「まずい」って言われたり沢山残された時、絶対料理人の人は「おれが悪かったのかな?」みたいな感じで、更に残った料理を必ずひとくち食べてたんですよ。なるほどと思いましたね。

そんな感じで、星野源さんは「うちで踊ろう」でMAD作られた時に不快感を示してた時もそうなんだが、五感に委ねるものを作っておきながら、感じ方を制限してくるところがある。「こっちの感じ方が違うかも?」とかないんかな。

あと、後出しで「本当はこう伝えたかった」とかじゃんじゃん言ってきて、紅白の時もそうでしたが最初批判が起きた時に「そこまでの情報」で自分の内外に気持ちフォローしてるファンを振り回したり梯子外したりするんですよね。

しょっぱすぎる料理作って黙ってそのまま出して、苦情が来てから「本当はこれは白ワインと合わせて欲しかったので塩味が強いんです、水を飲みながらではちょっと💦」とか後から言ったら★1でしょ。

しかも隣の席の常連さんとかが「まぁまぁ、これは日本酒と合わせるとちょうどいいんだよ!」とか言った後にそういうこと言う。

それ言ったら誰も幸せにならんでしょみたいな。

じゃあ先に言いなさいよみたいな。

「売れたい」のか?「センスいい」って思われたいのか?二兎を追いすぎ!

SAKEROCK時代から細野さん、細野さん」ってめっちゃ言ってたのはまぁ、正直鬱陶しかったけど当時は細野さんもぜんぜん売れてなくて元気なかったから、若手の人がフックアップするのはいいことだと思ってましたよ。

だけどさー!?

ソロになってからカクバリズムの角張さんを「俺の曲になんでタイアップ取ってこれないんだ!」ってめちゃくちゃ詰めてたらしいじゃないですか。

なんでそういうこと言うの???

いや「命懸けてでも成功してやるぞ」っていうモードになったのはよく分かるけど、「レーベルに言えよ!!!」でしかねーのよ!!!

しか細野さんからの〜山下達郎に近づいていく感じが、もう本当にしんどかったですよね。

まあ「源くん、源くん」とか、ちょっと満更でもなさそうなヤマタツもダサかったけど。

それで「POP」とか言うけどさ、細野さんもヤマタツも、わかりやすい売れから距離を置いたり、置かれたりしていじけながらボヤきながらも趣味嗜好を貫いてやってきたか趣味が良いね!ってなってきたわけなので、お寺の線香じゃないんだから「そこに近づくから俺も趣味が良い」とは絶対にならないし、そういう「俺もそっち側っす」みたいなのは、お前が決めるんじゃなくてリスナーが決めるから、どうかやめてください。

そこでまだ、自分ルーツであるチャゲアスと対談とか、玉置浩二とか井上陽水かに行くなら「おっ、なるほどな。ポップってそういうことか」ってなるけど、「そっち側(サブカルとして馬鹿にされまくってた時代もなんとかやってきた人)」を大事にしてる人にとっては、すごい無神経に感じるわけです。

だけどさ、ASKAさんがあんな感じだからちょっと話したぐらいで遠巻きに見守ってるでしょ。ルーツっていうならもっとベタベタしろや。

そういう所が本当に嫌。イメージ売りしたいのと、パイセンとのシナジーづくりでセンス良くアップデート()は両立しないっって。

意外に思われるかもしれないけれど、2000年代の細野さんとかはマジで人気なくてある時期までオワコン扱いされてて、ライブチケット売りきれない時とかたくさんあったんですよ。

ヤマタツも今は伝説的に語られてるけど、2010年代まではマジでゴミレコード扱いで。

HARD OFFで「For You」っていう1980年代名盤が「¥108」っていう値札をジャケにビターンと直貼りされて5,6枚適当に混ざってたこともあるんですよ。

(それだけ売れたか在庫がダブついているということでもある。それにFor You2010年代後半に人気が再急騰して2020年代にはメルカリで1万円で取引され、まさかの「発売から40年後に中国ブート盤が作られる」という謎の現象が起きた。

そういうことがあるから面白いのに、星野源さんは器用なので「余白に委ねない」から飛び抜けないという印象がある。

これは今のKIRINJIのつまらなさとも相似形である

KIRINJIはまだ「キリンジ時代貯金があるからやってけてるけど、当時の余白がなければ9割スッカスカミュージックなのである

今回のアルバムGenも「なんかよくわからないけどこの人と衝動でやるぜ!」というワクワク感がない。

メンツを見て想像通りの「いい感じ」でしかなく、冒険がもうできないキョロ充が作った音楽に聴こえた)

細野さんはまだわかるが「ヤマタツセンスが良くて売れている人」みたいにされるのは表層的ですっごくしんどい

だって売れない時期も地道に遠くを見てやっていた人だし、そういう職人的なとこ含めてファンは好きなわけで、長年お世話になったカクバリズムに対していきなり「俺の曲になんでタイアップ持ってこれねえんだ」とか、短期的に結果を上げようとする人に近づいて欲しくないんですわ。半ばセルフジャニーズの傘を持ってきたヤマタツ見習えって。(ダメですけど)そういうベットができないんでしょ?

その短絡的な「POP観」と「ここらへんピックアップして仲良くなれる俺、センスいいだろ?」が耐えられません。

でも分かる。器用で「真剣」だからそうなるんですよね。(だから嫌いなんですけど)

音楽に対して後出ししたり、「うちで踊ろう」でMAD作られて怒ったり、今回の「街の掲示板銭湯広告しました、ユニークでしょ」みたいなのも全部「音楽というものの【聴く人の自由】に委ねる部分をコントロールしてこようとする(ノイズを入れてくる)」から嫌がられてるんだよね。

星野源さんは、真剣に売れるためには、話題つくるにはどうしたらいいのか?を一生懸命考えて、沢山媒体にも露出して本当に頑張っていると思う。

でもそれのアウトプット方法が致命的に間違っている。

からいっき空振ってるわけです。

音楽というのは、コカ・コーラとか、ヨーグルトとか消費財の売り出し方とは違うんですよ。

オイコスでもダノンでも明治ブルガリアヨーグルトでもどれでもいいけど、健康にいいってCMで見たから買うわ」じゃなくて「この人だから聴く」みたいなとこあんですよ。

よく「〇〇からしか接種できない栄養分がある」って言うじゃないすか。音楽ってあれなんですよね。ちょっと中毒性というか。

星野源さんからしか接種できないものは今、ケレン味ばっかりになってて、素直に推しづらいじゃん。

やっぱりストーリー大事にされる、長い目で見るものであって、最先端なことがいいわけじゃないんですよねー。

そうじゃなかったらこんなに昔の喫茶店とか、80年代のものが、Y2Kが人気にならないでしょ。

みんなちゃんとその当時の良さを再定義してるから「そうだよね、いいよね」っていう気持ちを共有しあってファンダムが出来るのに、星野源さんはそういうストーリーを毎回バズを狙いすぎて、ブツ切れにさせるわけですよ。

それは「その時その時のみんなの正解」を真剣に考えすぎて、しかも器用だから表面的には整えられるんだけど「本来星野源さんらしくはない」から違和感が出るし、嘘っぽいからみんなに感づかれて「なんか嫌かも…」みたいになっちゃう訳です。

例えば今回の街の掲示板広告問題は、みんながゆるく見守ったり、必要情報がある人は真剣に見たり、広告出す人もお金センスも無い中真剣にA4ペラ1を掲示するという、公共というみんながちょっとずつ譲り合いながら保たれているエリアにズカズカ入っていくから嫌われるんですわ。

小さい公園で「ここボール禁止じゃないよね?じゃあ、狭いけど今から全力で野球試合します!」みたいに宣言して朝から声出ししたら、危なくなくても近所の人にムカつかれて警察来るじゃん。

そういう嫌われ方をしているよね。

音楽でもそうで、「どうしてもここでこれやりたいんでやってます!今は理解されないかもだけどこれはどう考えてもイイと思ってるので!」みたいなリリースじゃなくて、「これとこれを何%で足していったらいい感じになる。俺は器用なのでそれをやってのける」みたいな、感情領域マーケティングかけられてる感じが昔からどうしても拭えなくて、それがソロになってどんどん大きくなって無理になっていった。

商材としてはクリーンで扱いやすいのかもしれないけど、音楽という非日常や謎の化学反応を楽しむ、というパーソナルな領域コントロールしようとしすぎて養殖魚みたいな音楽になっており、「自分が聴かないでも誰かが聴くんだろう、自分は嫌だけど」という領域に達している。

「足し算、掛け算だと0が出たら上に行けないし、下手したら大事故になるので減点方式というか、引き算できる所を消し込んでる」という印象がある。

「粒子細かめにするとお互いに大変だから最大公約数で作っておいたので、自然数のみんなにわかやすくしておきました」みたいな。

「うるせー!割り切れないか人生楽しいのに!うるせー!!!

そしてつまんねぇ方法生活にまで割り込んできてもう許さん!」って無意識でなってる人多いんじゃないでしょうか?

いやいいですよ別に。そういうやり方をしている限り、自分には響かないから。

だけど、街とか生活領域に入ってくるのはマジでキツイって。

NHKにやたら推されて出てるのもキツかった(2010年代以降のNHKEテレセンスは常に最悪だと思っている派の)人間からすると、自分の街に「しめしめ♡」みたいなテンションあんなことされたらマジギレだよ。うちの街じゃなくて本当に良かった。

「俺の音楽をなんとしても聴かせたい」という気持ちは分かるが、やんわり距離を取っている人たちは「うっすら無理」だから距離を取っているので、そこをなんとかハックして近づこうとしてこないでいただきたい。

人間関係も同じである

こういうこと言うと“繊細な人を叩いてる”と思われそうだけど、“繊細さの演出”が強者武器になってる瞬間が一番しんどいのです。

2025-05-16

本当はさ、俺だってキラキラY2Kとか着てみたいんだよ。蛍光色のちっちゃいTシャツとか、あの頃のギャルみたいなやつ。

でも現実は芋づら下げた地味顔の男。どう考えても事故そもそもあのテンション、俺の内面と違いすぎて風邪ひく。

から結局、今日今日とてゴツめのマウンテンパーカーに身を包み、遠くからY2Kを眺めてる。唯一許されたオシャレ(?)は、ベルループで揺れるカラビナくらいなもんよ。泣ける。

2025-04-22

anond:20250421215941

Y2K?だかなんだかで今一周回ってリバイバルしてるね

アパレル店員みたいな女がこぞって聞いてる

何がきっかけで流行るか分からん

2025-01-24

選択夫婦別姓野党の力量の見せどころ

野党から選択夫婦別姓法案を出てきそうな雰囲気ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今だと衆院で通ったとしても参院で否決されるので、参院選の結果を見ての対応が濃厚です。


んで、表題の通りなんですが、選択夫婦別姓政治理解する良い題材なんですよ。

賛成派が多い(※)けれど、現状の制度夫婦同姓=反対派という捻じれが発生しているので、互いに一理ある議論ですからね。

選択夫婦別姓に賛成が62%、反対が27%とNHK調査で報じられている

そして、結婚という多くの人に関わりがあるイベントトリガーとなる制度でもあります


賛成派の賛成理由は下記のとおりです。

選択肢が多いほうがいいから」56%

名字が変わると、仕事生活で支障がある人もいると思うから」18%

女性名字を変えるケースが多く、不平等から12

自分名字愛着がある人もいると思うから10


選択肢が多いほうがいいから」

別姓にしたい人がいるなら、そうしたら?ということでしょう。

他人意見尊重する点や他人の困りごとを解決しようとする点は素晴らしいですが、深く考えていない無責任意見にも感じられます

名字が変わると、仕事生活で支障がある人もいると思うから

姓が変わると別人として扱われ、不利益や支障が発生する場合の話ですね。

夫婦別姓制度化を願うに足りる要望です。

女性名字を変えるケースが多く、不平等から

ちょっと意味がわからないです。

選択夫婦別姓になっても、大抵の人は慣習で男性側に合わせると予測されます(他の国の傾向から予測

家父長制の影響から脱しようということでしょうが迂遠過ぎでしょう。

別姓制度が開始すると子供の姓をどちらかに選択しますが、それが男性側の姓ばかりになった場合に、同じ議論を繰り返すのでしょうか。

自分名字愛着がある人もいると思うから

アイデンティティを守りたいということですね。

とても大事なことです。


賛成派は不便の解消やアイデンティティを守ることが目的と言えます


反対派の理由です。

「別の名字にすると、家族の絆や一体感が弱まるから」36%

「別の名字にすると、子どもに好ましくない影響を与えるから」26%

根拠はないでしょうが保守派というのはそういうものです。

他人の家の一体感やお子さんがどうなろうとどうでもいい気もしないでもありません。

これらの理由お気持ちであり、アイデンティティの現れと言えるでしょう。

「別の名字にすると、まわりの人が混乱するから」18%

妥当懸念事項です。

夫婦が同じ姓であることを前提にしたオペレーションシステムが多くの企業役所存在しており、別姓による混乱はY2K問題想像させます

旧姓のまま使える機会が増えているから」が12

実質、別姓でいられるということですね。

しかしながら、個人情報の扱いがどんどんと厳しくなっている時代に、旧姓が使える範囲を広げていくことは難しそうです。


反対の理由アイデンティティを守ること、制度変更による混乱への懸念です。


ここまでが選択夫婦別姓について賛成/反対の理由を紹介して来ましたが、いかがでしょう。

私は賛成派の最大の理由選択肢が多いほうがいいから」が、無責任に思えてなりません。

国会で「選択肢が多いほうがいいか選択夫婦別姓を実現しよう」と言う政治家を支持できますか?

私にはできません。

NHK調査の賛成62%という数字を元に「選択夫婦別姓の賛成派が多い」と判断することは早計でしょう。

賛成派は強く実現を望む人と消極的な多くの人で構成されているのです。

賛成62%のうち56%は「選択肢が多いほうがいいから」=全体の35%が消極的賛成派です。

積極的な賛成派は、62%ー35%=27%です。

制度変更のコスト日本行政企業全体でどの程度になるかわかりませんが、消極的賛成派のどの程度がコストに見合うと考えてくれるでしょうか。


一方で反対派は積極的に反対しています

反対派は夫婦同姓を日本制度として残すことをアイデンティティの一部として感じています

お気持ちです。

彼らは全体の27%です。

奇しくも積極的な賛成派と同じ数です。


反対派は現制度の保持を求めるだけなので、立場が強いです。

制度を変更しようとする側は、現制度を変更するための道理メリット提示して、反対派を説き伏せなければいけません。

民主主義多数決混同しているバカ以外は、議論を重ねて反対派の取り崩しを行うことが必要であるとを理解しているでしょう。

物事を変えるというのは大変なのです。

例えば、自由民主党憲法改正目的として自由党民主党合併したにも関わらず、未だ実現できていません。ゴミカス政党です。

長く政権を担ってきた自民党ですら、この体たらくです。


どうすれば、反対派を取り崩せるでしょうか。

まずはお気持ちに寄り添うことです。

他人のことに口を出すな」「反対する理由理解できない」「家族の絆が弱くなるわけない」「反対するやつは老害」。

例えば、このような意見を反対派を読んで「その通りや、反対派はクズや!」などと感じるでしょうか。

そんなわけがありませんよね。

お気持ちに触れず、彼らを説得するための材料を用意しなければなりません。


実は賛成派には時間がないと私は考えています

夫婦同姓のデメリットであるキャリアへの影響や名義変更手続きコストなどは問題にならなくなる可能性が高いです。

よく例に出される「論文の著者名が変わってしまう」などはAIサポートにより消え去るでしょう。

名義変更手続きマイナンバーカード活用で減っていくでしょう。

技術進歩で不便が減っていきます

不便が減っても、積極的な賛成派が減らずに済むでしょうか。

※反対派は70代以上に多いので彼らが亡くなったら反対派がいなくなると考えている人もいるでしょうが、人は年齢を重ねると保守的になるので、あまり期待しないほうがよいです


選択夫婦別姓戸籍にも手をいれる必要があり、一筋縄いかない問題を多数孕んでいる可能性もあります

実現を本気で望むなら、各論しか議論していない現状から脱して、洗い出した問題点とその解決方法提示するべきでしょう。

私の目には、選択夫婦別姓議論入口にすらたどり着いていないように見えます

逆に言えば、野党の力量の見せどころと言えます

国民の多数が賛成にも関わらず手がつけられていない課題は希少です。

官僚の力を借りずにこのような大きな制度変更を設計してみせれば、有権者がその力量を高く評価することは間違いありません。

現実的な叩き台が出て来た時が、選択夫婦別姓実現の始まりです。

ただのアピールではなく、本気で選択夫婦別姓の実現に取り組むことを野党各党に望みます


データは下記のサイトを参考にしています

選択夫婦別姓」賛成が62% 反対は27%に NHK世論調査

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240501/k10014437371000.html

2025-01-06

聖⭐︎おにいさんの映画見てきた

評価については各種レビューサイトに詳しいのでここでそれを繰り返すことはしない。

エンディングが始まった時、人生で一番ミセスグリーンアップル感謝したとだけ書き残しておく。

一方で、福田監督は実はかなり早い段階で聖⭐︎おにいさんの原作ネタで話を引っ張ることに見切りをつけていて、あえて福田ワールドに振り切ることにしたんじゃないかとも思っている。

それはもう単純に原作ネタが古いから。

映画の冒頭でもネタが擦られていた第1巻は実に17年前の2008年初版である。そして聖⭐︎おにいさんはイエスブッダ現代社会で休暇を取っている設定なので、17年前当時の時事ネタがふんだんに盛り込まれている。

コンビニ女子高生に超ジョニー・デップに似てるって言われちゃった」

マジで!? すげー!!」とか盛り上がったところで、ジョニデの全盛期を目撃していない30代以下には「だから何やねん」って感じだろう。

そもそも聖⭐︎おにいさんの「世紀末を乗り越えたイエスブッダが休暇を取っている」という設定自体ノストラダムスやらY2K問題やらの狂騒を終えて間もないゼロ年代から面白かったというのは否定できない。ようするにハイコンテクストなのである

加えて聖⭐︎おにいさんはアニメもそう上手くいかなかった歴史があり、やりたいようにやったところで大炎上するというほどの状態でもない。

そこをうまく突いて豪華俳優陣で収益を上げようという頭がもしあったのだとしたら、それはなかなか商売うまいかもなぁと思った次第。

2024-10-13

お前らってファッション流行追ってるの?

ビッグサイズY2KのAラインシルエットも街中で流行りに流行ってるこのご時世だけど、

感度の高い人間はもうクラシックだのグランパコアだのカウボーイコアだのクワイエットラグジュアリーだの言ってるよな。

そういうの全部追えてる人ってどれくらいいるの?

2024-09-23

可愛い服を着る資格がない

中高生のころ逆張ってファッション無頓着でいた反動なのか、今すごく服に惹かれている。……特に、若年層ターゲットジャンルに。

サブカル系かわいい地雷系もいいし、水色界隈とかも好き。サブカルジャージ特に好き。シルエットの大きいものを着て四角くなった胴体からスッと足が伸びてゴツいスニーカーに繋がるのが本当に可愛いY2Kかわいいし、子供の頃を思い出す。ちょっと令和な感じに味付けされた感じがまたかわいくて、懐かしいだけじゃない良さがある。フレンチガーリーも好き。これは若年層に限らないかもしれないが、ロリィタも大好きだ。

でも、私は着るべきではない。

自分はいいやと思ってるうちに、気づいたらアラサーになってしまった。「アラサー 服装」で検索すると、自分琴線にはかすりもしない服ばかりが出てくる。

れいめと評される、私はもう弁えてますからとでも言いたげでシンプルコンパクト服装。そこにリボンフリルはなく、あっても申し訳程度だ。色合いもくすんだものばかりで、そういう路線好きな人には悪いが私にはつまらない。十分の一もときめかない。しか世間的には、そういう形になることを期待される世代だ。そういう世代になってしまった。

それでも好きに年齢は関係ない、好きに着たらいい。そうだね。そうかもしれない

でも、あなたはくしゃくしゃの頭にノーメイクボロボロの肌の女にも同じことが言えるか?

世代に限らず、身だしなみに気を使うひと達はちゃんと日頃からセルフケアをしている。愛する服に相応しいものであろうとしている。輝く自分でいることを諦めない。

私にはそんなことできない。なんとか生きていようとするだけで疲れて、これ以上日々のタスクを増やすなんて考えられない。それでも就活中は多少気を遣おうと寝癖も直してナチュラルメイク勉強したりしていたが、どうすれば人間らしい見た目になれるかあれこれ悩むほど疲弊してちっとも楽しくなかった。あれを出かける度にやるなんて耐えられない。

結局のところ、無頓着でいるのは楽なのだ。やはり身なりを整えてる人の多いところにいたりすると肩身の狭さは感じずにいられないのだが、それでもとりあえず梳かしてまとめただけの頭・保湿も追いついてないすっぴん適当な服の三種の神器が揃うことで、自動で「そういう人」のラベルけが人々の脳内で行われる。

これが服だけ整っているとそうはいかない。しばしば起こるノーメイクアクシーズ貶しがその例で、ガチャガチャした人体に整った服を纏っている人間は身の程知らずと罵られるかもっと素敵になれるという名目で己にかけるコストを増やそうと提案されるかだ。

結局うつくしい服というのは、それでも自分は着たいと主張できる強くたくましい心の持ち主と自分を労ることを怠らずにいられる豊かな心の持ち主だけに許されている。自分のような半端者は一生無地で白黒のTシャツパンツに身を押しこめて生きるのだ。

からこの話はおしまい。この気持ちは一生外に出すことも無く、いつかトップページから流れて埋もれるこの文章とともに、ネットの海に閉じ込めておこう。

最後に、これが今踏み出すことを戸惑っている人達への呪いになっていたら本当に申し訳ない。私以外はみんな美しい。どうかあなたたちはこんな風にならず、どんなあなたでも存在を許して生きていて欲しい。

追記

書いてすぐ付いた反応にちょっと返して、そのまま放置している間になんだかすごく見られていたようで驚いた。

優しい意見も厳しい意見も色々ある。ありがとうございます時間はかかると思うけど、ゆっくり目を通していきたい。流石に返信までは量が多すぎて出来ないと思うけど……

それからシンプル服装好きな人、本当にすみません。ああいうのが本当に好きで着ている人がいるのもわかっているし、結局のところ自分がそういう嫌な気持ちを抱いているのって「そのようになれという圧力」であって着ている人たちにはなんの罪もないのだが、やっぱり書き方に変な悪意があったと思う。こちらの推敲不足です。

万一知り合いにバレたら嫌なので自分容姿にはあんまり言及してなかったけど、正直顔にもコンプレックスはある。詳しく書くと本当にバレそうなくらい、色々。少なくとも二重ではない。それに男みたいな骨格してるのも嫌だし、こうして書き出すとそもそもけっこう自分自身のことが好きじゃないっぽい。

小学校の頃くらいまで遡るとけっこう自分の服も好きな物好きなように着ていたな。紫が好きなので上下とも紫にしちゃって笑われたりしてた。

多分中学生くらいから地味なの着るようになったと思うんだけど、その辺ってみんなが他人から見た自分について意識しだしてた記憶がある。ダイエットとか、体毛とか、こういうの似合う似合わない、うちの制服ダサい……その流れで増田ちゃんは○○だよねって勝手物差しを向けられるのも今思うとすごく嫌だった。こんなに前から自分って他人の目を感じてたんだ。今から見ると中学生なんて何着ててもかわいいのにね。

まあ変な話は置いておいて、拙い文章に目を通してくれた人も最初だけ読んだ人もありがとうございました。これが何かあなたの足しになったなら幸いです。不快にさせてしまっていたらごめんなさい。美味しいものでも食べて、こんな増田のことは忘れて過ごして

2024-09-14

anond:20240914091807

Y2Kなんかを見るにもっとサイクルはえーよ

子供思春期真っ只中にくる頃に親が来てた古着から欲しい言われるものが出てくる

2024-07-14

34歳だけど、戻れないあの頃の事ばかり考えて毎日泣いてる

既婚子無し。(今のところ)

仕事いじめられて(ハブられて)おり

非正規ということもあり将来が不安ということと

子どもが中々できず、伴侶もあまり協力的でないし

もう時間があまりない

両親に孫を見せられないことへの不安

産休をとるかもしれないから下手に転職もできない

そもそも転職したとてまたいじめられるかもしれないし

かなりの数のお祈り自尊心ボコボコにされる未来しか見えない

実家には精神疾患きょうだいいるから頼れない

両親の認知症がはじまっている

いろんなことが積み重なり

毎日涙している

もちろん自分精神疾患

鬱病治療結婚からずっとしてる

季節性で例年は秋冬がやばいが、今年は今の時期からもうやばい

正直押しつぶされそうだ

そんな中、世間Y2K流行っている

私が感受性豊かだった小中学生のころの文化リバイバルされてきてる

毎日SNSを眺めては、あの頃は幸せだった

学校嫌いだったけど、家できょうだいマンガゲームアニメを楽しんで最高に幸せだった

友達毎日夕方までマンガ読んだり絵を書いたり、くだらない話をしたり…

本当に幸せだったあの頃を思い出しては涙が止まらない

いまは何もない

空虚

生きてる意味あんまり感じない

毎日心を殺して満員電車に揺られてハブられている職場で泣きそうになりながら仕事して

クタクタの中満員電車に揺られて帰って

ヘトヘトになりながら料理を作り

伴侶が帰ってきたら作った料理を残されて

残飯を捨て

夜の誘いも断られて寝る

そしてまた地獄の1日が始まる

こんな毎日

大切な人たちを悲しませたくないか死ねないけど

生きてる楽しさってなんだろうって

あの頃みたいに楽しかった頃に戻りたい

そう願っては、絶対に戻れない事実に打ちひしがれて

泣くしかない

頓服抗不安薬ももうすぐ使い切る

2024-03-02

久しぶりにLOVEマシーンMV見たら古すぎワロタ

こんなのが良いと思ってた時代があったんだなぁ

もう25年前だよ

いかにもY2Kというファッション

厚底ブーツタイトキラキラした衣装

合成丸出しの背景

ダサかっこいい?最先端

時代の流れを感じるよ

https://m.youtube.com/watch?v=6A7j6eryPV4

2024-02-14

俺でも知ってるZ世代言葉(全部知ってたら君の勝ちだ!)

ヘラヘラ三銃士

・猫ミーム

・乃紫←今年ブレイクするアーティスト!!

・.tuki(晩餐歌)←ブレイク中の中3女子

ばんばんざい

コムドット

・きまZ←死語

・それな

・ぴえん←死語

Y2Kファッション

・BeReal.←はてな民でやってる人いない

林檎堂←りんご飴の店

やす子←この人は分かる

2023-12-21

自分もね00年代の、Y2Kネットが懐かしいよ

あの頃のネット底辺感がなくてよかったなって

ただシロクマに言いたい

氷河期世代おっさん若い人の20年前のネットへ憧れを理解するとしたら、渋谷系ミニシアター系でのリバイバル上映を通して60年代70年代を憧れた経験を通してじゃねーの

憧れるのと懐かしいのは全く別の感情で、若いからすればおっさんにあの頃はよかったとか言われてもお前がいなければな、と思うでしょ

年取るのは怖いね、全く

2023-11-03

2023年新語・流行語大賞候補評価していくよー

1.I'm wearing pants!

→は?聞いたことない

2.憧れるのをやめましょう

野球興味ない勢は聞いたことない

 大谷君大好き野郎には当然の結果なの?

3.首振りダンス

CMで見てかろうじて知ってる

4.新しい戦前

→聞いたことないが何のこと言ってるのかは容易に想像つく

5.アレ

野球興味ない勢ですらよく知ってる

6.頂き女子

あんなのによくだまされるよね笑 てか犯罪者ノミネートしていいの?

7.X

→よく存じております

8.エッフェル姉さん

→かけらも聞いたことない

9.NGリスト/ジャニーズ問題

→これは紛れもなく2023年流行語

10オーバーツーリズム

2019年から帰ってきた言葉かな

11推しの子/アイドル

アニヲタですのでそりゃもう知ってます

12.OSO18/アーバンベア

→"アーバンベア"って言葉がオシャレ。襲われたらたまったもんじゃないけど

13.蛙化現

若い子の間の言葉らしい。オッサンは知らん

14.5類

→実質世の中が元に戻ってなにより

15.10パン

→なんか見たことある

16.スエコザサ

→え?なんて??

17.性加害

→「NGリスト/ジャニーズ問題」と連動した案件だね

18.生成AI

→タダで使える3.5使ってます

19.地球沸騰化

ヤバいよね地球さん

20チャットGPT

→だから「生成AI」でしょ

21.電動キックボード

DQNしか使ってないイメージ

22.2024問題/ライドシェア

→「昔は配送日を希望の日時で指定できてたんだよ~」って若者相手にきかせる日がきそう

23.ひき肉です/ちょんまげ小僧

→知らん。聞いたことも何のこと言ってるのかも想像つかない

24藤井八冠

大谷君と藤井君はさすがに知ってる。野球将棋に興味なくてもね

25.ペッパーミルパフォーマンス

大道芸人??

26.別班/VIVANT

ドラマらしいけど聞いたことない

27.観る将

→聞いたことないでーす

28.闇バイト

→これからますます増えていくんだろうね

29.4年ぶり/声出し応援

→とにかく平常が戻ってきてよかった

30.Y2K

→なんのことだか想像つかないくらい聞いたことない

2023-11-02

三大ノミネートされてない2023年流行語

増税メガネ

・なぁぜなぁぜ

あと一つは?



(※参考 2023年新語・流行語大賞 ノミネート30語)

・I’m wearing pants!(アイム・ウェアリングパンツ

・憧れるのをやめましょう

新しい学校のリーダーズ/首振りダンス

・新しい戦前

・アレ(A.R.E.)

・頂き女子

X(エックス)

・エッフェル姉さん

NGリストジャニーズ問題

オーバーツーリズム

推しの子アイドル

・OSO18/アーバンベア

・蛙化現

・5類

10パン

・スエコザサ

・性加害

・生成AI

地球沸騰化

チャットGPT

・電動キックボード

2024年問題ライドシェア

・ひき肉です/ちょんまげ小僧

藤井八冠

ペッパーミルパフォーマンスラーズ・ヌーバー

・別班/VIVANT(ヴィヴァン)

・観る将

・闇バイト

・4年ぶり/声出し応援

Y2K

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231102/k10014245301000.html

2023-10-16

ファッション業界ってまじでゴミで笑える

80年代風とかやってたら90年代風とかいいだして今度はY2K(2000年風)だとさ

あいつらずっとこんなかんじだよな

それでこんどは10年代で稼ぐんだろ?

2023-10-10

anond:20231009214118

リリイ・シュシュのすべて』もいいぞ

時代性が感じられる良作だ

Y2Kにハマってるz世代に見てほしい

あれがリアルゼロ年代

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