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はてなキーワード: レコード会社とは

2026-05-11

アニソン市民権を得たのは税金改革の副次効果であり、一般市民の受け入れ態勢とは関係ない

1989年まで存在した物品税において、アニソンは「教育見地から童謡児童向け」として分類され、非課税措置を受けていた

それまでアニソンは「児童向け」として作られレコード会社アニソン童謡)専用の部署を作っていた

これが崩れたのは1989年の「消費税導入」であり、市民感情はこの後についてくることになる。

 

余談だが、税務省は「およげ!たいやきくん」が非課税だったことをずっと恨みに思っており、これも遠因となった

2026-05-04

RADWIMPSの『HINOMARU』に抗議し、廃盤と2度と歌わない事を求めるライブ会場前行動

6月26日(火)17時~夜まで@神戸ワールド記念ホール

集まろう!

絶対に許されない歌を出してしまいました。バンドレコード会社は表明して下さい。ファンの方々は求めて下さい。それが解決策です。

https://x.com/i/status/1006527760599212033

リベラルこわすぎるんよ

2026-04-27

anond:20260427150806

10年くらい前、アイドルグループSPEED」にものすごくハマった時期があって、雑誌アイドルについてコラムを書いたら、だんだんそういう仕事を頼まれるようになって。アイドルについてはかなり辛らつなことも書いているので、時々罪悪感にかられることも…。

https://wendy-net.com/mswendy/backnumber/ms200906/


「物凄くハマってた」ファンアイドルという認識だった

hiro:それはありますよね。レコード会社の方にも「SPEEDダンスボーカルアイドルの要素がある」と言われました。10特有の子供っぽさを出してアイドル的に見せつつ、歌って踊るときにはアーティストモードスイッチを入れる。

そういう見せ方のバランスは考えていたと思うし、だからこそ親しみやすさもあったのかなって。

https://realsound.jp/2022/04/post-1005676.html


本人もアイドル要素を自認してる

2026-04-18

AIが作った曲を、ひとりの作家作品として聴いていた

(※長文注意・要旨)

ある音楽家が、これまでのリリース作品がすべてAIベース制作環境で作られていたことを、その環境商品として販売開始することで明かした。

この記事は、それを告発するものではない。むしろ、その製品宣伝通り機能した場合にこそ私たちが直面する問い——「感動していた曲は、何によって作られていたのか」「作曲プロンプト設計に移るとき、聴き手は何を聴いているのか」——について、ひとりの聴き手/作り手として考えたことを書いておく。

1~4節はその商品分析がメインなので、ゴシップ的な話に興味のない人は5~7節だけ読めば十分。

長いので時間のあるときに読んでほしい。

1. ある製品との出会い

Twitterで、気にかけていたアカウントがあった。フォロワーは二千人規模だが、Hyperpop以降の日本のシーンで頭角を現している一人、という認識自分の中にあった。界隈の主要な音楽家たちからフォローされている、といえば規模感が伝わるだろうか。リリースされる曲には、たんに「いい音楽」と片付けるのは難しい構成の巧妙さと音選びの新しさがあって、追ってはいないまでも名前は頭にあった。

そのアカウント最近自分制作環境商品として販売し始めた。価格は14,900円、「AI音楽制作環境」として売り出されていて、製品ページの宣伝文句はこうなっている——「『気持ちよくて驚きのある曲を作って』——そのくらいの指示からコード進行歌詞・Sunoプロンプトまで一貫して出力します。」さらに、既発のアルバムEPは「全てこれを軸に制作されている」とも明記されていた。

最初に湧いた感情は、「ああ、そういう工程で作られていたのか」という、ある種の冷めの感情だった。AIを使っていることそのものへの反発ではない。SunoのようなAI音楽生成ツール進化については以前から耳にしていた。出力自体クオリティ否定するつもりもない。そうではなく、「何に対して感心していたのか」という、自分の受け取り方の根元が揺らぐ感覚、とでも言えばいいだろうか。

この感覚を、個人的がっかりエピソードとして飲み込んで済ませてもよかった。けれど製品ページを読み進めるうちに、これは自分一人の話ではなく、いま音楽聴く/作る側に共通してくる問題になっていくだろうと思い直した。以下はその整理になる。

2. その製品が何であるかの整理

製品ページから読み取れる範囲で、何が売られているのかをまず整理しておく。評価は後回しにする。

製品としての訴求は、おおむね三層からなる——(a)独自音楽生成エンジンであること、(b)感覚的な指示から完成物が自動生成されること、(c)学習ツールとしても機能すること。

3. 構造的に読み取れる疑問

実際に買って触ったわけではないので、以下は推測の域を出ない。ただ、製品説明を読み解くと、構造的にいくつかの疑問が浮かぶ

まず、''「Python疑似コード」という語の含意''について。「疑似コード」はPythonの形で書かれていても実行されないテキスト、つまり構造化されたプロンプト/参照資料のことを指すのが通例だ。Claudeプロジェクトに.zipアップロードする形式である以上、これはClaudeが読み込むルール文書群であって、独立して走る独自エンジンではない可能性が高い。MIDI出力部分などは実行可能コードだろうが、「コードを選ぶ」「歌詞を書く」といった音楽判断のコアは、Claude本体自然言語推論能力が上限になる。これ自体は悪いことではない。よく練られたプロンプトパックは、Claudeの出力の一貫性専門性を上げる。ただし「独自エンジン」という響きが含意するものとはかなりの距離がある。

次に、''Sunoへの依存度''について。製品の主要アウトプットひとつが「Sunoプロンプト」である以上、最終的に音として鳴る部分——音色の質感、ミックスバランス演奏ニュアンス——を生成しているのは、この製品ではなくSunoのほうということになる。つまり、この製品価値の相当部分は「Sunoを上手く使うためのプロンプト設計職人技をパッケージしたもの」であって、Sunoが進化すればその層の価値は急速に目減りする。

三つ目に、''「all built by hand」の含意''について。86,000行という規模が、本当に人間が手で書いたものなのかは、製品説明から判別できない。ジャンル研究ノートやStyle語彙データベースといった文書は、AIに「このジャンルについて詳細なルール文書を書いて」と指示すれば相当量が出てくる種類のものである。骨格は人間が作っていたとしても、肉付けをAIに任せている可能性は十分ある(そしてその場合、「手作業で書いた」という説明の重みはかなり変わってくる)。

繰り返すが、これらは推測にすぎない。実際に買って開ければ印象が変わる可能性は十分ある。ただ製品ページの記述だけを根拠判断する限り、「独自音楽生成エンジン」「作編曲学習ツール」という訴求は、実態を控えめに言っても過剰包装しているように見える。

4. 機能しなかったら問題だが、機能したらもっと問題

ここがこの記事で一番考えたかったポイントになる。

この製品に対する考えられる反応は、「宣伝通りに動くのか?」という疑問だろう。

しかし、立ち止まって考えると、本当に問うべきは逆側であることがわかる。

仮にこの製品宣伝通りに機能するなら——「気持ちよくて驚きのある曲を作って」という指示一行からコード進行歌詞・Sunoプロンプト・MIDIMP3まで一貫して出力されるなら——自分が感心していた曲は、その程度の指示から出てきたものだった、ということになる。下準備としての疑似コード整備や、出力に対する微調整は当然あるにしても、一曲一曲制作工程の中心がそこにあったのなら、感心の源は作り手の耳ではなく、ツールの出力分布の中にあったことになる。たしか創作物は優れていたかもしれないが、「それが優れていたのは上手くSunoを使いこなしていたから」という、エンジニアリング問題だったということになる。

機能しないなら誇大広告問題で済む。機能するならば、「聴き手は何を聴いていたのか」という、より根本的な問いが立ち上がる。皮肉なことに、製品としての完成度が高いほど、この問いは重くなる。

ここで思い出しておきたい話がある。2023年ゲンロンのイベントで、音楽家tofubeatsが、Spotifyサジェストで流れてきた曲に心を動かされ、作曲者を調べたらAI生成曲だと知って深いショックを受けた、という経験を語っていた。彼自身がオートチューンで声を加工し、歌声から人間性を排して作曲するタイプ作家でありながら、である。「非人間的な曲が、本当に人間によって作られていないこと」が判明したとき空虚さを、彼は正直に語っていた。

この空虚さが何から来るものなのかは、6節でもう少し踏み込んで考えてみたい。ただ先に言っておくと、それは「AI音楽を作ってはいけない」という種類の話ではない。むしろ、「聴くとき自分は何と対面していたつもりだったのか」という自己認識問題になる。そしてそれは、作り手が工程を開示しないまま商品を売り始めた瞬間、聴き手の側で解決することが不可能になる種類の問いでもある。

5. AIを使うこと自体の話ではない

誤解されたくないので、はっきり書いておく。この文章は、AI音楽を作ることへの全面的否定ではない。

作曲歴史は、すべてを人間設計人間が作る歴史だけではなかった。偶然性、システム自動化、外部の力を取り込む試みは、ジョン・ケージからブライアン・イーノアルゴリズミック・コンポジションまで、20世紀以降の音楽史の重要な部分を形作ってきた。AIの導入はその系譜の延長にあって、それ自体否定するのは筋が悪い。

近年の例で言えば、菊地成孔自身主宰するギルド「新音楽制作工房」でAI活用していることを早くから公言している。NHKドラマ岸辺露伴は動かない』の劇伴ではMaxを用いたAI生成による弦楽四重奏が使われており、菊地本人が「作曲者のクレジットもないし、著作権のありかがわからない」という問題NHK出版経由でJASRAC協議し、「新音楽制作工房」名義のクレジットで処理することで決着させた、という経緯まで公にしている。つまり、どう使い、どう扱い、誰の名のもとに出すかを、彼は工程ごと開示している。

ここでの違いは、「AIを使うか使わないか」ではなく、「どう使い、どう開示し、何を自分の名のもとに出すか」にある。「AI使用は隠していない」という表明と、「どの工程AIに委ねたかを開示する」こととの間には、大きな距離がある。

そしてもうひとつ、避けて通れない論点がある。Sunoを含む音楽生成AIが、何を学習データにしているかという問題だ。2024年6月RIAA(全米レコード協会)はSony MusicUniversalWarner Music代表してSunoとUdioを著作権侵害で提訴した。Suno側は、レコード会社の著作権保護された録音物を使用したことを概ね認めた上で、フェアユースを主張している。2025年末にはWarner MusicとSunoがライセンス提携和解したが、訴訟全体はまだ決着していない。

まり、いまSunoで曲を作って発表することは、その学習データが何で、どのような経緯で集められたかが法的に争われている状態モデルを使うことを意味する。これは「使ってはいけない」と言いたいのではなく、「自分作品がどういう供給ラインの上に立っているか」を無自覚なままにはできない、ということだ。そして、そのモデルを使って生成した曲で「作曲者」を名乗り、その制作環境商品化して収益化する、という連鎖倫理性は、まだ業界全体として合意が取れていない。

この記事の射程は、その倫理のものを裁くところまでは届かない。ただ、「いい曲さえできれば制作過程はなんでもいい」という論法に、即座に頷くことはできない、という姿勢だけは明示しておきたい。

6. 創作者と鑑賞者の間の、暗黙の契約について

ここで、4節の末尾で保留にした問い——tofubeatsが味わった空虚さは何から来るのか——に戻ってくる。

創作物聴く側は、作り手の工程をつねに見ているわけではない。それでも、作品を受け取るときには「制作への真摯さと、出来上がった作品クオリティは、どこかで結びついている」という、いわば感覚的な信頼をもって聴いている。これは創作と鑑賞の間に長く存在してきた暗黙の契約のようなもので、あるシンガーソングライターが書いていた通り、手間暇掛けようが掛けまいが最後には一緒くたに扱われる時代でも、違いの分かる人はいるはずだと信じて丁寧に拵える——という姿勢を、作り手と受け手の双方が(明示的ではないにせよ)共有してきたから、音楽は単なる音の配列ではなく、作り手の痕跡を伴うものとして聴かれてきた。

AIが生成した音楽のものにも、それ独自の良さがある。これは繰り返し強調しておく。作品としての良さは、工程とは独立に成立し得る。ただし、AI生成された曲を「ひとりの作家が作った作品」として提示し、その仮構された人格のもとに人気を集めることは、この暗黙の契約を根元から破壊する。聴き手が「これを作った人は、たぶんこういう感受性の持ち主なのだろう」と想像しながら聴いていた対象が、実は大部分がプロンプトから生成された出力だったとしたら、その想像は宙に浮いてしまう。作品が悪かったわけではない。悪かったのは、作品と作り手の人格の間にあったはずの関係について、聴き手が抱いていた前提が、工程を開示されないまま利用されていたことにある。

tofubeatsが味わった空虚さは、たぶんこれに近い。「AIが作ったか価値がない」ではなく、「自分作品を通して誰かの感受性と向き合っていたつもりだったが、その『誰か』が自分想像していたものとは違っていた」という、受け手側の文脈の宙吊り。この宙吊りは、作り手の側がAI使用を大まかに表明するだけでは解消されない。「何を自分判断で選び、何をツールに委ねたか」という工程粒度での開示があってはじめて、聴き手は自分の感心の行き先を再設定できる。

この視点から見ると、今回の製品販売で起きたことの構造が少しはっきりする。14,900円という価格や、買った人にとっての有用性の問題はもちろんある。ただ、それ以上に大きかったのは、制作環境商品化するという行為が、既発の作品群を「この環境実例」として遡行的に位置づけ直してしまうことにある。以前から作品を聴いていた側から見れば、聴き手と作り手の間に結んでいたはずの暗黙の契約の内実が、後出しで書き換えられる感覚がある。

制作工程の開示は、法的義務ではない。ただ、制作環境商品として売り始めた瞬間、この暗黙の契約自分から前景化させたことになる。「この環境でこれだけの作品が作れる」という実例として既発のリリースが参照されているのなら、それぞれの作品がどの程度この環境の出力そのものなのか、どの程度は人間の介入によるものなのかは、買う人にとっても、これから聴く人にとっても、重要情報になる。

7. どこへ向かうのか

最後に、聴き手として、作り手として、これからどうするかを書いておきたい。

聴き手としては、tofubeatsが味わった種類の空虚さを、できれば避けたいと思うひとが大半だろう。しかtofubeatsAI生成だと気づくことができたのはクレジットにそう明記されていたからに他ならない。今回の私のケースのように、AI生成であることが明かされていなかったり、将来的に(遡及的に)AI生成であることが明かされるようなパターンますます増えていくだろう。私たちは、匿名性を保ったままクオリティ勝負して有名になっていくという同人音楽シーンの時代終焉を目の当たりにしているのかもしれない。作り手と受け取り手信頼関係が壊れていくなかで、聴き手側からできることはあまりにも少ない。界隈で有名なコンポーザーの多くも今回のアカウントフォローしていたことも考えれば、制作過程情報開示を積極的に求めていくこと、プロセスを明らかにしたうえでよいものを作っているひとを評価していくこと等も、その限界は大きいだろう。

作り手としては、自分がやりたいのは、プロンプト一行から出てくるものを受け取る側ではなく、一音ずつ選ぶ側である、とあらためて確認した。それはAIを使わないという意味ではなく、AIを使うにしても、どこで自分判断を通すかを意識的設計したい、ということになる。菊地成孔のやり方に近いと言えば近い。作編曲に限らず、これまであらゆるアートと呼ばれる領域について、過程を見せないことは作家神秘性を増すための重要な要素だった。しかし上にも書いたように、その限界はもうすでに見えてきているように思う。過程を明らかにしたうえで、自身武器がすべて明らかであるのにそれでも真似できない創造性を見せること。もちろん、あらゆる出力結果は機械学習の餌食になりうるという状況においてこれは綺麗事かもしれないが、成果物がいわゆるAIに食われうるのは変わらないのだとしたら、いか自身制作においては透明性を保ったうえでクオリティ受け手を納得させるか、こそが大事になってくるだろう。こうしたムードを作り手の側からも作っていくことが、今後の大きな課題になるのではないかと思う。

AIもっといいものを作れるのになぜあなたが作る必要があるのか?」は、「プロ作家がすでにこの世に五万と存在するのに、なぜあなた作品をつくろうと、その道を志したのか?」という問いと本質的には何も変わらない。作りたいから、作る。伝えたいから、それを形にする。そうした初期衝動が、欲望が、「創造性」という言葉本質であり、AI模倣することのできない、あなただけの、私だけの創作物につながるのだから

2026-04-14

anond:20260414092108

言うて下手なこと言って炎上すればレコード会社契約打ち切りされるしレコード会社に頼らないで独立して活動するにしても会場貸してもらえないとかネット配信停止されるとかそういう社会なんだから国民がそれを望んでるとしか言いようがないんだよな

2026-03-10

普通営業メッセージだよ、晒すほうが非常識

という意見がかなりある

大手に紹介できる」

という誘い文句営業してええんか

https://x.com/tsugaru_nepuko/status/2031120507614146863

にじさんじ、STPR、大手レコード会社と深い繋がりがあるので紹介できます。曲を作る相談だけでなく、discord雑談通話だけでも大丈夫です』

という内容のDMが届いて

「なんだァ?この怪しいメールは…」

と思ったら、すとぷりの莉犬さんを始め、

数多の企業様、活動者様に楽曲提供されてる作曲家さんご本人のアカウントで大横転🫨

紹介できると書いていますが、お名前を出している企業様に許可を取っての発言とは到底思えません。

そもそも個人VTuberである私を大手企業様に紹介して、果たして双方に何のメリットがあるのか。

制作を前提としない、discordでの雑談通話誘導していることも、目的不明瞭で大変恐怖を感じます

元来、こういったメール第三者による詐欺可能性が高いのですが、まさか関係者本人から送られてくるとは初めての経験閉口しております

※このような卑劣な手口に乗ってしま女性VTuberさんがいるかもしれないので注意喚起です。メール全文スクショ保存してます。お名前が出ている企業からご連絡ありましたら全文開示可能です。

2025-12-09

映画ルームロンダリングを見た

小さくまとまってはいもの普通に ( ;∀;) イイハナシダナーってなれる佳作だった。71点。

 

ここで一句

春すぎて 池田エライザ 乳でっか

作品の大筋とは特に関係ありませんが最も印象に残ったので書き記しました。

 

大筋としては幼少期に母親に捨てられ育ててくれた祖母を亡くして叔父である日本一小汚いイケメン俳優オダギリジョーに引き取られた陰キャ池田エライザは、彼が運営する心理的瑕疵物件(事故物件)に一時的に住むことで告知義務を解除するルームロンダリング業に従事している。霊が見える彼女出会う霊と隣人との交流を通じて成長していくのであった。

 

自分を受け入れること」という普遍的ポジティブメッセージに溢れていてよかった。

エライザは「母親に捨てられた自分」を受け入れられず他人拒否して人とうまく話せない。しか事故物件に住む地縛霊とはちょっと話す。特に冒頭の30分くらいはマジで幽霊とだけしかさないのでなんかギミックでもあるのかと思うくらいだったけど別にそんなことはなく、普通に心が解けていくと同時にポツポツ人間とも話しはじめていてそれはそれでよかった。

自殺したロッカーであるキミヒコは才能がないかもしれない自分が受け入れられず、結局デモテープレコード会社に送ることもできずに世を儚んで自殺してしまうし、刺殺された光宗薫は冴えないOLとしての自分が受け入れられずコスプレ承認欲求を満たしその結果刺殺されてしまう。

その中で唯一ポジティブなド陰キャ伊藤健太郎は光宗が刺殺された夜、隣の部屋で助け声を聞いていたのに怖くて何もできなかった自分を受け入れて、次に隣人が越してきたらその人には積極的声をかけようと決めていて、その結果、隣に越してきたエライザに介入して心を少しずつ変えていく役割を果たすのは作中のロジックとして正しいと思った。

オダギリジョー干渉せずに見守るポジションだしね。

母が出て行ったのは自分にこんな力があるからではと悩むエライザは一度はその力を拒否するも、その辺をうろついてる地縛霊に気まぐれで些細な親切をして大感謝されたこから「本当は私にできることがあったんじゃないか」と自身を見つめ直し刺殺光宗事件解決に乗り出し成功。最終的にオダギリの紹介で母親と再会する。母親は死んでいて、しかエライザが霊をみえる力があったことで再会がかなったということ、そしてオダギリにも母親にも祖母にも同じ力があったことが分かり、力があってもいいということ、孤独じゃないんだいうことで自分を受け入れてFinish!

( ;∀;) イイハナシダナー

 

地縛霊ものとしては最終的になんか感動させて除霊してめでたしめでたしとなりがちだけど、この作品はあえてそこに踏み込まない誠実さがある。まぁ、パンクロッカーのキミヒコの残されたデモテープエライザがレコード会社に送った結果認められて成仏ちゃう展開はあるんだけどこれは他人拒否していたのアグレッシブな誠意の成就だということでご愛敬

刺殺された光宗は今でも同じ部屋で次に越してきたイケメンに取り憑いたろうとしてるし、学芸会へ向かう途中で交通事故で死んだカニ服装をしたガキもずっとはしゃいだままだし。ちなみにこのガキは学芸会で猿蟹合戦をやる予定で、そのカニ役が潰れて死んだってのもアレだし、最終的にとある事件解決にその猿蟹合戦が生きてくる展開はめちゃくちゃ無理やりでベタだけどまぁ本筋ではないしな。必然性頑張ったのかなと苦笑い

後は自殺パンクロッカー編と刺殺OL編に大まかには分かれてるんだけど、エライザがデモテープを持ってきてしまたことでそれに憑いてきたパンクロッカーと光宗が邂逅して地縛霊同士気が合ってなんか仲良くなっちゃう展開は面白くてよかった。

 

あえて苦言を呈するならテーマ先行で登場人物の行動と思考が常に前のめりなので常にこっちが予想しているより半歩早くてつんのめる感じがあるなっていうのとあとはまぁ起きることがすげー地味なので緩急に弱いというところ。

ただ陰キャ池田エライザめっちゃ可愛いし出てる演者、みんな頑張ってて画面見てて飽きることはなかった。

小ぶりでもなんかい映画見たいな―って時にオススメ

2025-11-14

俺はよ

他のところでは好きなこといっぱいあるんだけどよ

公共放送のくせに一部の事務所レコード会社とベッタリになってるNHKが本当に嫌でよ

それもよ

子供番組とかでそれがあるとよ

本当に嫌なんよ

本当に好きな番組いくらでもあるんだけどよ

2025-11-01

実際に音楽生成AI大手レコード会社複数社の裁判では「お前のAIアピール動画実在するアーティスト名前打ち込むシーン映ってたやろ!それはもう侵害目的って意識があるってことやろ!」と主張されてそこはAIサイドがかなり苦しいと分析されてるな。

そういう外部が権利を持っている固有名詞を入れて、明らかにその著作物から学習したと思われる競合成果物を出力しないような設定にする、というのはこの裁判の結果にもよるけどある程度の規模の企業提供する生成AIとして最低限のラインになりそうな感じはする。

それ以外の学習に関しては許諾をとる云々は正直夢物語やなとしか思えない。

2025-10-30

anond:20251030101259

レコード会社っていっても内部には色々いるんだろうしアホっぽい企画には乗らなきゃいいだけや

2025-10-08

映画WHO KiLLED IDOL ? –SiS消滅の詩–を見た

アイドル業界ドキュメンタリー映画伝説的なアヴァンギャルドアイドルグループBiS」の第二期オーディションの様子と、そこから落選したメンバーで結成されたBiS公式ライバルグループであるSiS」というグループメンバー関係者顛末を描く。

 

面白かった。89点くらい。

もちろん映画としてお出しされており、さらに「アイドル業界」という何でもありの界隈から出てきた作品である以上、個々の映っていることのどこまでが「リアル」でどこから「やらせ」かは不明ではあるのだが、ドキュメンタリー映画ジャンルの中でも珍しい「撮れちゃった」系の作品である

姉妹作としてBiS側のドキュメンタリー映画として「劇場版 BiS誕生の詩」が存在しているがこちはいたって正常な異常なアイドルオーディションからデビューまでを描いた作品になっている。

 

BiSオーディション内で仕掛けられた様々な目を覆いたくなるような、フェミニストが憤死してそのまま灰になり朝焼けに溶けていくような企画の話はいったん置いておいておく。これはBiS誕生の詩と内容がほぼ同じなので。

簡単に言えばオーディション参加者とハメ撮りビデオ撮りたいAV監督オーディション参加者が逆ドッキリしかける感じの企画である。これだけでうわああああって感じになる人も多いかもしれないけど、まぁ8年前の話だからね。

 

この作品の主役はアイドルたちではなく周囲を取り巻く大人たちである

1人はBiSBiSHなどの売れっ子アイドルプロデュースしてきた渡辺淳之介

1人は彼の大学時代からの友人で彼に誘われて同時期にアイドル業界に入った清水大充。

 

清水氏は渡辺氏がプロデュースするBiS二期の担当マネージャーであり、SiSプロデューサー就任する。

渡辺氏は天才タイプ清水氏はおそらく凡人である

SiSデビューに向けて準備を進めるも、元々抱えていた業務忙殺されてSiSリソースを割けない日々が続く。衣装も用意できなければ歌割りも決まらない。オリ曲も用意できずにライバルグループプロデューサーである渡辺氏が気を使って用意してくれる始末。

そうしてなんとかかんとかデビューライブにこぎつけた前日。清水氏の過去の重大な背信行為が大きく発覚し、渡辺から清水プロデュースしたというだけでもうSiSというユニットは続けられないと告げられてしまう。この背信行為が何なのかは結局作中では語られないが、その後、彼は全アイドルマネジメントから外されていることからも、大まかな想像はつく。

しかし彼は周囲のコアな仲間にはそれを話すがSiSメンバーにはそれを告げずデビューライブを決行。

終了後のバックヤードで「SiS解散」を告げる。

フサフサの頭で謝罪する清水氏に対して、彼を信じた俺が間違っていたと頭を丸めて登場する渡辺氏。

インタビューで「デビューライブやったことだけは俺がやったことで唯一の正解だった」と語る清水氏に対して、渡辺氏との食事会で「黙ってあれやったのだけは理解できない。頭おかしい」と語るSiSメンバーとそれに同意する渡辺氏。

解散したSiSメンバーを「他にやってあげられることはない」と自分プロデュースする別グループ編入することを決める渡辺氏に対して、メンバーが結局渡辺氏を取ったことに「渡辺のところに行くのだけは絶対にないじゃん。勝手にやってろよ、ぜってぇ売れねぇよ」と罵倒し悔し涙を流す清水氏(頭を丸めている)。

SiSメンバーが「SiSを通じて渡辺さんと仕事ができるんじゃないかと思っていた」と語られるショットなども途中で入り、元々渡辺淳之介プロデュースBiSオーディション参加勢であるというところを考慮しても残酷現実が見せつけられる。

そもそもこのSiSプロデューサー就任もおそらく「同期の渡辺が有名プロデューサーとしてブイブイいわせている」ことに対する嫉妬の念もあったんだろうなぁと考えると非常に胸が痛い。彼が最も後悔している瞬間に「SiSやりますって言ってしまたこと」と語っていたのも、おそらくそういうことだと思う。

GANG PARADE移籍した3人がライブ会場の階段清水氏と再会するシーンがある。おどおどと敬語活躍を祝う清水氏に対してメンバーの一人が「全然よくはないけど、結果的にこうなったのはよかったのかなと思ってる」と語る。こうなったのは、というのは憧れの渡辺氏のプロデュース下でアイドル活動できていることということだろうから、なかなかクリティカル一言でぶっとんでしまった。

才能にあこがれて無鉄砲に飛び出して才能に焼かれて墜落した、イカロスみたいな話だなぁと思ってしみじみとしてしまった。

 

俺はこの映画特にこの二人の対比がすげーよくてそこを中心に感想を書いたけど、このドキュメンタリーには山下百恵というレコード会社インターン生が「アイドル業界ちょっとからオーディションから解散までの騒動を眺めるフレッシュ視線が盛り込まれていたり、この映画監督オーディション生を好きになっちゃって落選後にホテルイメージビデオ取らせてと頼むも、彼女オーディション同行していたAV監督ホテルに行っちゃってしょんぼりしてその辺の公園で飲んでたギャル2人のインタビュー動画を撮ったり(キモい)とか、当然前半のイカレオーディションパート面白いし多面的な楽しみ方ができる作品になっている。

アイドル系のドキュメンタリー結構見たけどその中でも「そのアイドルを知らなくても楽しめる」出色の出来だと思う。

俺はたぶんU-NEXTで見たけど定期的にアマプラかにも来てるから無料で見つけたらオススメ

2025-09-25

anond:20250925081924

インディーズである程度売れた奴が大手レコード会社に入るのなんでだろ~~?(なんでだろ~)

グラビア成功した奴が大手芸能事務所に入るのなんでだろ~~?(なんでだろ~)

 

ってのと基本的には同じ構図だぞ

2025-09-17

anond:20250917221011

男の加害は性欲だけでなく対象不快にさせて辱めるのが目的

2次元プロダクションレコード会社に守られたアイドル等の商品ではなく、リアル素人女性かつ未成年接客業や部下など立場が弱く抵抗できない者を対象とする

取り巻き女友達とつるみ、何かあったら大騒ぎして助けてもらう姫ポジとは真逆タイプを狙う

関係性も面識もない初対面の相手にも加害するので防ぎようがなく、被害を受ける女性の数も範囲無限に拡大する

もちろん男女の腕力差等の非対称性無視してはならない

男は商品に対して仲間同士でニヤニヤするだけではすまず、対象淫乱ドスケベ女などのセクハラ殺到するのは当たり前

それだけでは我慢できずにリアルエロいことのできる女を所有する為に、親しくないもしくはお互い面識すらない一般素人女性、それも自分もものにできそうな未成年大人しい気弱な女性キモメンにも愛想良くせざるを得ない店員さんを対象に付きまといや性加害

215 番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (ワッチョイW 0fdf-cBbT) sage 2025/09/17(水) 11:46:46.76 ID:QLeV34910

まんこは頭悪いから勝てない相手喧嘩売るんだよな

男はやったらやり返される読解力があるから男同士だと悪口とか言わない

その点まんこは頭悪い

339 番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (ワッチョイW 3f79-7YKM) 2025/09/17(水) 12:35:27.20 ID:L8q2WF7+0

>>215

女も同じ価値観から高身長ヤンキー体育会系ブサイククズでも必ず女はいるし

社会で低カーストの男やホビット高学歴高収入でも余ってる

非モテホビットいくら「優しい俺たちよりDQNヤンキー体育会系男を選ぶ女は馬鹿」と喚いても、そいつらは周囲の男や女の父親に怯えて大人しくしているのを理解しているからね

2025-09-15

anond:20250913121728

掲載者と掲載アーティストレーベル事務所レコード会社毎日全国バンド図鑑検索して相場を気にしてるなんてありえない。

無料掲載して貰ってる人もいるようだし、掲載料を隠したいのだろうね

2025-09-13

全国バンド図鑑の〇〇料

SNSなどで全国バンド図鑑の具体的な〇〇料の金額を公開してしまうと

掲載者と掲載アーティストレーベル事務所レコード会社からXX件の削除依頼クレームが入っている。公開したままの場合弁護士より連絡する。」

と言う趣旨メッセージが来るらしいです。(半日くらいで)

みなさまお気をつけください。

2025-08-31

万博良かったところ悪かったところ

通期パス20回ほど行ってる。

まり語られてない視点から良かったところ悪かったところを述べてみたい。

総評的に言うなればギリギリ成功」ってレベルじゃないかなと思う。

関西では盛り上がっているけどやはり、その他ではいまいちな反応ってのが正直なとこだろう。

よく「これが関東で行われ、電通が入ってたら?」と考える。

主題歌にはコブクロは選ばれないだろう。

米津さんはやり過ぎだし、YOASOBIかミセスあたりがやってたんじゃないかな?

ダンスも作られて音楽番組バラエティでどんどん流されてたと思われる。

東京の人は万博主題歌タイトルは?と聞いて答えられる人少ないんじゃない?

ただこれは良い面、悪い面があってミセスなどを起用した場合

大衆的な方向が出て場内の音楽も聴き馴染み良いどこかで聞いたことのある音環境になってただろう。

今回、大阪万博ではレコード会社のプッシュみたいなものもないため

場内の音楽も攻めたものになって芸術性が高い。

https://expoworlds.jp/ja/sound/

そして、これはデザイン面にもでていて、大資本からのしがらみから外れたものとなっている。

そんな中クリエイティブディレクター引地さんがとても優秀であり

東京オリンピックとは違ったトータルデザインを見せてくれている。

大衆的ではないのに大衆を巻き込み2次創作を促して全体の良い雰囲気を作っているのだ。

ミャクミャクも実は選ばれた当初からマイナーチェンジを重ねてかわいく変更されてる。

初期の変形構想捨てられたしな…(好きなんだが)

ミャクミャクやロゴからして東京万博だとこうはならなかったんじゃないかなと。

しかし、世界万博なのにやたらと地域特産が多い、手作り感あるイベントが多いのは残念な点。

電通が入ればアリーナでのライブイベントも、もう少し良いイベント組めたんじゃないかな。

ほぼ失敗になってたであろう大阪関西万博だけど、

藤本さんの大屋リング(見た目だけでなく避暑として大きな役割を果たした)、

引地さんのデザインイタリアサウジ中東圏の力の入った展示、

ここら辺が奇跡的に化学反応を起こして成功にまで持ち込めたのだろうと思う。

たぶん関東でやってればもっと動員は見込めただろう。

チケットサイトや予約システムももっと洗練されたものになってたに違いない。

けど全体の雰囲気として自分の好きな万博になってただろうか?と疑問。

おそらく大資本の入った大衆的なものになっただろう。(それはそれで良いと思う)

今回の手作り感あふれて尖った万博自分的には良かったと思ってる。

2025-08-19

ケンリック・ラマー vs ドレイクビーフの近況2

https://anond.hatelabo.jp/20250707184052

ヨーロッパツアーでの一幕

ドレイク7月イギリスのWireless festivalに参加した。

米英の有名アーティストが参加する3日間の大規模イベントだったが

ドレイクライブさなか、観客から「fxxk kendrick!」のチャントが起こると、ドレイクはイヤモニをはずしてそれに聞き入り

「酒を一杯くれ、その言葉乾杯だ」と返した。

 

数日後、同じくヨーロッパツアー中のケンリックライブ中にも

「fxxk drake!」のチャントが起こったが、ケンリックはこれには特に反応しなかった。

 

ドレイクとUMGの訴訟、泥沼化

8月に入ると、ドレイクとUMGの訴訟は大きな展開を見せた。

8/12に、ドレイクはUMGに対して事件に関する75個の文書の提出を要求した。

その中には「ケンリック家庭内暴力女性への暴力に関する文書」「ケンリックの子供たちとデイブフリーとのDNAテスト要求」もあった。

 

ドレイクケンリックへのDis曲「Family Matters」の中で

ケンリック奥さんDVをしている」「ケンリックの子供は実はプロデューサーのデイブフリーの子供で、血がつながっていない」と主張したのだが

それが事実であるという証拠を、ケンリック所属するレコード会社のUMGに要求したのである

 

ケンリックはこの訴訟に直接関係していないし

UMGが全所属アーティストプライベートを事細かに把握しているとも思えない。

仮に裁判所文書を提出するようUMGに指示したとしても、ドレイクの望むような結果が出るとも思えない。

 

法律関係者は「ケンリックは俺をペ〇ファイルだと事実無根のDisをしたが、俺のDisの内容は事実に基づいている」と証明し、訴訟を有利に進めるために

この要求を出したと見ているが、音楽ファンの間では「訴訟の場を使ってケンリック誹謗中傷している」との批判も多い。

 

UMGのCEO声明を発表

ドレイク訴訟の中で「Not like usの宣伝にはUMGのCEOも関与していた」と主張していたが

UMGのCEOであるルシアン・グレンジは、自分は関与しておらずドレイクの主張はばかげていると回答した。

曰く

「Not like usはリリースされた後に聞いた。それ以前には関与していない。」

CEOは毎月リリースされる数千の楽曲を全て聴いて承認のハンコを押しているわけではない。」

「UMGはドレイクにこれまで数億ドル投資してきたし、ドレイクサウンドカタログ出版権も所有している。自社の資産価値をわざわざ下げるようなことをする理由がない。」

 

ドレイクは今後も様々な文書要求し、自分の主張が事実だと証明を試みるだろうが、よほどのことがない限り道のりは険しそうである

現在ドレイクはニューアルバム作成中だが、訴訟相手のUMGの傘下でUMGの金を使ってリリースできるのかも不透明だ。

海外ニュースでも「我々は見守ることしかできませんが、彼の答え探しの旅が終わるといいですね」と締めくくられていた。

2025-08-17

ルー・リードルー・リード詩集」(河出書房新社

経歴

ルー・リード(1942-2013)は、ロックミュージシャンシンガーソングライターギタリスト)。

ニューヨーク郊外会計士を営む実家に生まれ、シラキュー大学では英米文学を専攻し、伝説的な作家デルモア・シュワルツ師事しながら、ギターを持ち、B級レコード会社のために流行にのったヒットソングパクリのような曲を提供していた。

この頃、同性愛(極度のホームシックによる鬱症状という説もある)治療のために家族の手配で電気ショック治療を受けさせられる。

1964年伝説ロックバンド「ヴェルヴェットアンダーグラウンド」のメンバーとしてデビューし、ショッキング歌詞前衛的な演奏カルト的人気を博した。

1970年代にはソロに転じ、前半はデヴィッドボウイプロデュースした「トランスフォーマー」で、グラムロック代表的ミュージシャンとして活躍した。お笑い芸人HG」のルックスはこの時期の彼に影響を受けている。

徐々に黒人音楽に傾倒し70年代後半はドンチェリーらと組んでフリージャズファンクラップのような歌が合体した奇妙な作品を出し、軽い混迷期に入った。

80年代以降はシンプルな4ピースギター×2,ベースドラム)の骨太演奏に語りのようなモノトーンな歌い方を乗せる方法論が定着し、「ブルーマスク」「ニューヨーク」などとっつきづらいがくせになる名盤を作った。

その後セールスは低迷し、本人も70年代後半のような実験的・音響的な方向に傾倒し、2000年代中盤以降新作はリリースされず、2011年に突然、スラッシュメタル大御所メタリカと共作アルバム「ルル」を作ったが、長尺でラフ演奏メロディほとんどない歌声が乗る(しか一曲が長い)作品は、特にメタリカファンから酷評された。2013年肝臓癌で死去。

作品紹介

この詩集生前に発表された唯一の詩集(多分)で、彼の歌詞と、雑誌に発表した詩・記事からなる。

詩の魅力

ボブディランのような多義性・はぐらかしや、レナードコーエンのような崇高さとは異なり、ルー・リード歌詞は明確、即物的客観的で、感情を乗せない、観察者的な視点が特徴である言葉遊びも少ない。

テーマ

テーマショッキングものが多いが、それが詩の構造精神にまで侵食せず、あくま象徴として機能しているのが魅力で、それゆえ、声を張らなくても、メロディを工夫しなくても(楽曲ほとんどが2~3コードで作られている)、演奏を盛り上げなくても、聞き手に迫る。

薬物

代表作「ヘロイン」は文字通りヘロインについて歌った作品であり

ヘロイン/ぼくの死であれ/ヘロイン/ぼくの女房でぼくの人生

と、その表現は率直で容赦ない。

ただ、ヘロイン自体の直接的・具体的な描写はなく、これは読み手聞き手)には、自分愛着をもち、人生代替となる「何か」と置き換え可能普遍性を持つ。

恋愛

1970年代中盤の名盤ベルリン」、「悲しい歌」の歌詞には

「ぼくは彼女スコットランド女王メリーだと思った/ものすごく努力したのに/まったくの勘違いだとわかっただけ」

と、ここだけ読むと幼稚なほどロマンチック失恋の歌なのだが、最後

「他のやつなら彼女の両腕を折ったことだろう」

と突然血なまぐさくなる。

家族

一見強面・ハードな印象のある作者だが、薬物以外に拘りがあるのが「家族」で、例えば、

「おふくろに恋人ができた」という歌は、

「おふくろに恋人ができた/昨日やつに会ってきた/おふくろが新しい人生の1ページを始める/やつとの関係が早く終わってほしい」

とあるルー・リード44歳のとき作品である

「妹へ」という歌は

「元気が無いって自分でもわかっている/このところ調子が良くないからな/でも信じてくれ/ぜんぶおれのせいだ/おれはずっと自分可愛い妹を愛してきた」

ストレート愛情を歌っている(妻を歌うときにこのような率直さはない)。

自殺

79年のアルバム「ザ・ベルズ」は控えめに言っても駄作だが、最終2曲が秀逸で、

「おれは家業なんていらない/あんたが死んだってそんなもの継ぎたくない」

「パパ/こうやって訪ねたのは間違いだった」

と歌う「家族」ルー・リード父親を憎む発言を繰り返し、生前最後インタビューでも「親父はオレにそんなクソ(注:ギターのこと)はよこさなかった」で締めた。)

に続き、

「宙を舞い/体をつなぎとめるものもなく/宙を舞い/膝から地面に落ちた時/パラシュートなしで公演するのは/あまりかっこ良いものではなかった」

と夜のブロードウェイでの飛び降り自殺を描く「鐘(The Bells)」で終える。

死を選び家族に別れを告げた遺書のようである

好きな理由

露悪的ではあるが、情緒に頼るところはなく、自分のことを歌っているようでもどこか第三者的目線を感じる。その透徹したところが魅力で、苦しさややるせなさを抱えていても、読むと「ふわっと」自分から離れられる不思議な癒やしが感じられる。

自分気持ちを抑えられないほど悲しいときや辛いときに読むと、不思議浄化作用を得られる。

ユーモア

自分が好きな歌詞は、本当に悪趣味なのだが、「黒人になりたい」という歌で、

黒人になりたい/ナチュラルリズムを身につけて/6メートル先まで精液をとばし/ユダヤ人のやつらを痛めつけてやる」

という、人によっては噴飯もの歌詞だが、リズムの良さと話題の飛躍に、どこか英雄に憧れるおとぎ話めいたユーモアがある。

そして、ルー・リードユダヤ系アメリカ人であることを念頭に置くと(そして、本人がそのことを歌で一切明かさないことを含めると)、この人の自虐性とユーモア、という側面も見えてくる。

読み手聞き手によって評価は異なるが、自分にとっては、「毒」を浄化してくれる「毒」(=解毒剤)だと思います

以上

参考資料

書影

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257501/

(楽曲)

(heroin)

https://www.youtube.com/watch?v=yN-EZW0Plsg

(mama’s got a lover)

https://www.youtube.com/watch?v=mEuShdchzkk

(families)

https://www.youtube.com/watch?v=JXbu4z2kc6s

(I wanna be black)

https://www.youtube.com/watch?v=H-ksg_ZVn8s

(sad song)

https://www.youtube.com/watch?v=QG_ooIR0DTY

(little sister)

https://www.youtube.com/watch?v=ZbOG-2ahx4w

(the bells)

https://www.youtube.com/watch?v=9tS1wCEzOTk

2025-07-07

ケンリック・ラマー vs ドレイクビーフの近況

2024年に勃発したケンリック・ラマーとドレイクの間のビーフは、ケンリックの完勝に終わった。

ディス曲「Meet the Grahams」では、ドレイクの子供や両親までターゲットにしたディスを行い

ドレイクをペ〇ファイル呼ばわりした「Not like us」は、世界ヒット曲となりYoutubeでは3.6億回も再生されている。

ドレイク訴訟を起こす

ぐうの音も出ないほどボコボコにされたドレイク

なんとケンリック所属するレコード会社親会社(UMG)を告訴するという手段に出た。

「UMGは自分名誉棄損している曲(Not like us)を流行らせるために、ボットや金を使ってSpotify等を操作した」というのが訴訟理由であった。

 

ビーフに負けて裁判所に駆け込むという、ラッパー以前に大人としてダサすぎる行動は、すっかり嘲笑の的になってしまっており

ドレイク学校ケンカしたら真っ先に先生にチクるタイプ」とネタにされてしまっている。

 

また、反権力志向の強いヒップホップ業界では、スニッチ(=警察等の公権力に仲間を売ること)はタブーである

ドレイクは以前から他文化の上っ面をパクるだけで、その文化へのリスペクトがない」

黒人ぶっているが、黒人文化、ひいてはヒップホップ文化へのリスペクトがない(ドレイク黒人ユダヤ人ハーフ)」と批判されていたが

自らその批判を補強する行動に出てしまったわけである

 

更に、告訴状の中で「UMGはYoutubeのリアクターにも金を払っている」と書き

訴訟をちらつかせて批判を抑えようとしたことで、ドレイクファン中立の人を含むリアクター界隈全体まで敵に回してしまった。

 

一説によると、ドレイクはこの訴訟を起こすことで

ケンリックNFLスーパーボウルハーフタイムショーで「Not like us」を歌うのを阻止しようとしたとの噂もあったが

結局それは失敗し、全世界数億人の視聴者の前でドレイクロリコン呼ばわりされてしまったのだった。

ケンリックドレイク地元に乗り込む

ケンリック2025年4月からアメリカ国内を皮切りに全国を回るワールドツアーを開始した。

そのスケジュールには、ドレイク地元であるカナダトロントでの2日間ライブも含まれていた。

 

ドレイク熱狂的なファンは「どうせ人は集まらない」「トロントに来たらブーイングされる」と言っていたが

ふたを開ければ2日間とも会場は満員で、Not like usの大合唱が会場に響いたのだった。

 

ドレイクは、有名なストリーマーとのコラボ配信ケンリックライブにぶつける予定だったが、直前にドタキャンとなった。

更に、ケンリックライブに参加したトロント議員をインスタで見つけると

「Goof(バカ間抜け)」と罵倒し、その議員も「ケンリックじゃなくてSZA(共演の女性歌手)も見に行ったんです」と

下手な言い訳をしてドレイク謝罪するという、いびつな力関係が明らかになった。

ドレイク新曲

数日前にドレイクは新アルバムリリースを予告し、一部の曲を先行公開したが

前述のとおり敵を作りすぎてしまったためか、Youtubeのリアクター界隈は批判が多い。

金持ちのくせにPVトラックに乗って、労働者コスプレをしてるのはトランプみたい」

「周りの言うことは気にしない、と歌った後にビーフ自分から離れていった人たちへの未練ばかり歌ってる」

ケンリックDis曲を聞き直せ」

等、評判は良くない。

2025-06-21

少し前の映画Yesterdayにちょい役で出ている黒人女優が誰か分からない

2019年映画Yesterdayは音楽映画ながらラブコメ要素もあり、ざっくり言って主題漫画の「僕はビートルズ」を時代を変えてやった感じの作品なんだけど、結構好きで何度も見返している。横道に逸れるがクイーンも好きだからボヘミアンラプソディも繰り返し見るは見る。

本題。主人公ジャックマリクがLAの巨大レコード会社で行うマーケ会議があるんだけど、そこに出ている一人の黒人女優がずっと気になっていて、だけど、どんなに調べても名前が分からない。日本語情報は無いし、英語でググっても分からない。

出演シーンは2カットくらいしかないちょい役なんだけど、細身の黒人女優ウェーブしたロングヘア。黒人肌色にかなり差があることは分かると思うけど、やや黒い側の肌色。一番印象的なシーンが「作詞作曲ジャックマリク オンリー」の直後に右手を胸に当てて振り向くシーンだ。

この1シーンだけで彼女に惚れた。

かわいい仕草が儚げでいい、小顔で顎のラインが細くて素敵、ウェーブ黒髪ロングが似合ってる、映画のシーンでは詳しく分からいからこっから先は完全に妄想だけど、絶対に足の細いスレンダー系でおしりも胸も小さい感じだと思う。

映画Yesterdayを見返すたびに、巻き戻してこのシーンを繰り返し見ている。

ああー誰なんだろうこの女優。知っている人がいたら教えてくださいけろけろ。

2025-05-30

anond:20250530084435

それでも当時のウラ話で「レコード会社露崎春女とどっちに宣伝費をかけるか、ルックス歌唱力かでMISIAをとった」っていわれたんですよ!

2025-05-27

anond:20250527094805

人力で作ったとして、これ〇〇のパクリだろって曲は多数あると思うよ

AIでそこを効率よく検索できるようにすればレコード会社返り討ちあいかねない

音楽生成AI裁判面白そうな展開になってるんだな

sunoとかがたぶんアメーリカ大手レコード会社に訴えられた件あったじゃん。

あれってその後、元々は否定というかはぐらかしていた生成AI側が、無断でアーティスト作品学習していたことを認めてでもそれってフェアユースから……と反論したのね。

それに対して大手レコード会社側は無許可著作物使用し同分野で利益を上げようとする行為フェアユースに含まれないだろ!と激怒

これは2023年ウォーホル財団事件最高裁判決を受けての主張になってる。

ウォーホル財団事件各自でヤフってもらうとして、最高裁判断としては「著作から変容していても商業利用目的であることは明確で、かつ現著作者と競合する市場に投入されたことは現著作者の権利利益を損なうのでフェアユースとして認められない」というもので、今回大手レコード会社が訴えている内容に非常に近いのね。

まぁ、ウォーホル財団事件著作者と著作物が明確でそれを著作者に無断で二次利用したことが明白って点で、AIへの無断学習の件とはレイヤーが2枚くらい違うので全く同じには扱えないんだけど、なかなか面白そうな展開になってきたなって感じ。音楽生成AI商業目的であることは明白だしね。生成物が二次利用という扱いになるかどうかが一番の焦点になるんかな。

弁護団の腕が試される裁判だよなぁ。参加してる側、脳汁で部屋中びしょびしょになってそう。

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