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はてなキーワード: 新曲とは

2025-05-18

親友バンド大阪夏フェスに出演することが決定した

前回:親友のバンドに20万円の出資をした

 

先日、親友Aのバンド、PompadollSが大阪夏フェスに出演することが発表された。

増田はこの界隈には新参者だが多分めちゃめちゃすごいんだと思う。

共演者にはsumika日食なつこ、緑黄色社会マカロニえんぴつ、やばTにフレデリックという邦楽にわか増田でも知っているような有名アーティストバンバン出演していてびびる。

増田は本当に嬉しくて、友達6人グループを誘って万博も併せて大阪旅行計画中だ。

 

前回の記事を出してから1年と経たずに夏フェス出演まで上がってきたPompadollS。

興味をもってくださる方もいると信じて、増田目線からたこの1年間を記させていただく。

 

実はPompadollSは昨年の10月ごろまで活動が控えめだった。

8月から10月までライブはなく、間の9月にはKey担当していたメンバー体調不良のために脱退することが発表された。

このKeyの脱退は正直かなりショックだったことを覚えている。

PompadollSの持ち曲はどれも童話モチーフ現代風に落とし込んだ作風が魅力の一つであり、その独特な世界観を余すところなく表現していたのが元メンバーの繊細かつハイクオリティ演奏だった。

それゆえ彼女の脱退はファンの間で惜しまれていたし、増田は同時に、今後バンドが一体どうなるのかという不安すら覚えていた。

 

このような背景の中、11/1に新たなメンバーKeyとして加入が発表され、新体制活動が再開。

11/2には彼らの1st EPP.S.」がリリースされた。

https://www.youtube.com/PompadollS - P.S.

このEPではすでに発表済みだった3曲と新しく3曲を追加した6曲が収録されている。

前述のこともあり、期待と不安が半々の心持で新曲を聴いてみたところ、一気に不安は吹き飛んだ。

新メンバーは間違いなく、PompadollSのKeyという難役に相応しい演奏技術の持ち主であり、恐らくメンバーを引っ張ってきたAの手腕には脱帽である

 

次に示す「悪食」という曲はPompadollSの真骨頂ともいえる一曲であり、ぜひイントロ10秒でも聴いてもらえれば、繊細かつどこか懐かしいピアノの魅力に惹きつけられると思う。

https://www.youtube.com/PompadollS - 悪食

 

新体制で始まった11からPompadollSの活動は段々活発になっていく。

11中旬からInstagramTiktokでの運営が始まりライブショート動画がほぼ一日一件は投稿されるようになる。

同時に、それらのSNS音楽を紹介するアカウントなどがPompadollSを紹介するようになっていく様子も見られた。

10月まではMVに付いていたコメントYouTube広告Twitterからだけだったが、徐々にInstagramTikTokから来たというコメントが増えてきたのを覚えている。

 

そして12月、PompadollSに転機が訪れる。

ここまでに上のURLを開いた人はもう気が付いたかもしれないが、実は上で挙げた「悪食」、MVではなくジャケ写音源でありながら再生回数現在120万回を超えている。

なぜこれほど再生されているかというと、昨年12月初旬にTikTokで挙げられた悪食ショート動画がバズったかである

そのショート動画は最終的に同月中に100万再生越えを達成。

その勢いを受けて同時にSpotifyの週間バイラルチャートにて悪食が2位でランクイン、さらに1週間を経たずに1位まで駆け上がることとなる。

11月まではYouTubeチャンネル登録者数が6000人程度だったのに対し、12月中にはYouTubeInstagramTikTokの全てでフォロワーが1万人を超え、Spotifyに至っては月間リスナーが2万人を超える大躍進となった。

 

年が明けて1/7、インスタライブが初めて行われ、500人弱のファンが集まる中、1st ワンマンライブの開催が発表。

翌日行われた先行販売では開始数分での即完売を達成、抽選ではなかったためかサイトが落ちる事態となり、阿鼻叫喚のTLが観測された。

同時に2ndワンマン開催希望の声が多く上がり、この声を受けて1週間後に2ndワンマンの開催が発表。

2ndは抽選制かつ1stの3倍近く(200人弱→600人)のキャパライブハウスが用意されたが、こちらも落選者が出るほどに応募された。

増田普通に落選メールをもらうこととなり嬉しさと哀しさの悲鳴を上げていた。

 

そして3月幕張メッセで開催されたツタロックフェスにてオープニングアクトとして出演が決まった。

これは多数の応募がある中でオーディション審査を通過しての決定だった。

PompadollSは前年夏のロッキン2024で惜しくも最終オーディションで落ちた過去があり、この瞬間を会場で見ていた増田は、情緒がぶっ壊れてめちゃめちゃ人に自慢した。

フェス当日では、1000人以上もの前でも啖呵を切りながら楽しそうに演奏をするAの姿が本当に格好良かった。

  

その後も大阪ワンマンやツーマンの開催が発表されるものの全て即完、、増田は今のところチケット争奪戦にて3勝2敗である

2025年現在ではYouTubeInstagramTikTokそれぞれ平均3万人のフォロワーを獲得、Spotifyに至っては月間リスナー7万人を目前としている。

 

以上が増田が見てきた、PompadollSが跳躍するまでの軌跡だ。

もし増田を読んで、少しでも彼らの音楽を気になってもらえたら嬉しい。

一緒に応援までしてくれるのなら幸甚の極みである

これからも、彼らがどんどん高く登っていくことを願ってやまない。

増田武道館でAの演奏を見れる日がくるのも近いかもしれない。楽しみだ。

 

P.S.

私事で恐縮だけど、増田博士課程を無事修了できたので一緒に祝ってくれたら嬉しい。

2st指摘は本当にお恥ずかしく、修正いたしました…。

2025-05-17

映画ヒプノシスマイク Division Rap Battle

遠征するほどではないが地元でも上映してくれるなら公開開始日から前々日予約して行くという熱感

・こんなに女オタクがギチギチに詰まった映画館空間世界一初恋 横澤隆史編以来やでぇ⋯!

オタク密度地方映画館でこれなら都心映画館はもっっっと密度が濃いだろうし、応援上映熱狂も一体感も凄まじいだろうしハマる人は本当にハマるだろうな⋯と思った

・席に座る為に「すみません、通ります⋯」する時に「(ぬいのついたバッグを)跨いで大丈夫ですか⋯?」と声掛けしてしまい「上映前からもう始まってる」感あった

・上映後のなんかオタク密集地帯の気まずさから早々に席を立つのが躊躇われる、目茶苦茶お互い「探」し合ってる感じ、もう武士じゃん

・左隣の女オタク煙草とオシッコが混ざったような匂いがし続けてキツかったけど「オタク臭い」はあるあるからな⋯逆に安心するわ!ってなったけど結局最後まで臭かったし頭痛くなった

・「みんな」が嫌な思いせず無条件に楽しめる「エンターテイメント」や⋯この年になり、その偉大さが分かるようになった

・「どこまでが変わらないパターンで、どこからルート分岐なんだ⋯!?」「この映画のために、曲は何曲作られたのか⋯!?」と常に目茶苦茶気になりながら見てた

・未体験映画体験という意味で¥2500の価値ありまくりだったけど自分には⋯ヒプマイを楽しむ才能は⋯無い⋯ッ!ってなった

というかお気にの大阪名古屋が初戦で敗退したから⋯ 

そして投票アプリ権限付与設定でミスって投票自体できなかったから⋯ 多分¥1800位しか元は取れてないんや⋯でも投票形式ルート分岐する映画応援上映が初めてで新体験だったからヨシ!

・いやでもやっぱ自分投票たからこそ得られる感情は大きそう まあ初見から設定ミスってもしゃーない

・生まれから何十年、「映画上映中は携帯オフ」を厳しく言いつけられているか作品許可してくれるとはいえ真っ暗な映画館のなかでスマホの明かりをつける背徳感が凄まじかった

応援上映も初めてだったから右隣の人がリングライト照らした手でモーションするの初めて見た時「えっ?!」ってビビリモーションしてしまい一瞬気まずくなった 

応援上映ファーストペンギンネキ

池袋最後まで勝ち王道少年漫画ルートだった

山田兄弟ネムちゃんがバチるターンで「やめとけ⋯!将来の義理きょうだいになるんじゃろ?!」ってなりながら見てた

・1回戦の「相手に押し押され」の描写試合事に「萌えッ」「萌えッ」ってなった

片方が一歩ずつ歩いてきてもう片方が後ずさるとか髪カーテンとか顔を傾けて近づけるとかそういう動き

・ヒプマイはたまにspotify新曲聴くくらいだったのでちょいちょい見ながら「そういえばそういうキャラクター設定だったわ⋯」とアハ体験ながら見てた(そういえば山田兄ってラノベとか読むタイプオタクやったわ⋯とかネムちゃんは左馬刻様の妹だったわ⋯とか)

星屑王子様読んで以来、一二三くんのことどんな目で見ればいいのか分かんねえよ⋯

spotifyラジオ聞いて以来、「独歩くんはそう言うとりますけど怠惰とか生きにくさというわけではなく本人の職業意識が高い」という認識になっている 

選手入場煽りボイスネキも中王区の女性なのかな⋯と思うとなんか萌え

ライブのトンチキ演出を「あえて」楽しむキンプリ的な文脈なんだろうが真顔になり帰り道に百均で何買うかとかどういう道で帰るかに思いを馳せる自分がいる でも現実ライブでも目茶苦茶あるのである意味目茶苦茶体感ライブ」だった

チェイサーゲームであった「アニメ制作会社には常にお酒が常備してある」に目茶苦茶納得のいくトンチキ具合だった 税金払って労働してる大人シラフでこんな映像作れねぇよ⋯

そもそも応援上映で慣れた動きするのには2回以上見ないとタイミングとか分からないもんな⋯上映後に「日本橋まで行った時は〜」とか今までの遠征戦歴話してる女オタク2,3人おって

これを⋯2回以上⋯見る⋯?と人それぞれの価値観を感じた

最初キャラ名が出るところでキャラモデリング360度回転するの、最初は「面白⋯」だったけど段々慣れてきたらカッコよく見えてきて「人間の慣れってこえー」ってなった

・「人」が好きなタイプオタクが好きなコンテンツ

2025-05-15

ガンダムジークアクスの元ネタ乃木坂で、

ゼクノヴァセンターノヴァって事は

ゼクノヴァで消えてしまった英雄シャア・アズナブルは不動のセンター伝説アイドルってことか。

なるほど。

https://akb0048.jp/glossary/

センターノヴァ

現在の「0048」では、新曲ごとに、センターが交代しているが、以前はセンターノヴァとよばれる、不動のセンター存在していた。

その活動間中はすべての曲のセンター担当していた。その頃のライブでは、本人のアイドル力に加え、

観客のボルテージさえも感じとったキララが照明よりもまばゆく光り輝いていた。その様子から「超神聖センターノヴァ」と呼ばれる。

それゆえ、センターノヴァ称号もつものは、アイドルの中のアイドルとされるが、なぜか急な卒業失踪をするものが多い。

それゆえ先代(13代目)前田敦子失踪最後に、センターノヴァ制度は休止されている。

ガンダムジークアクスの元ネタ乃木坂で、

ゼクノヴァセンターノヴァって事は

ゼクノヴァで消えてしまった英雄シャア・アズナブルは不動のセンター伝説アイドルってことか。

なるほど。

https://akb0048.jp/glossary/

センターノヴァ

現在の「0048」では、新曲ごとに、センターが交代しているが、以前はセンターノヴァとよばれる、不動のセンター存在していた。

その活動間中はすべての曲のセンター担当していた。その頃のライブでは、本人のアイドル力に加え、

観客のボルテージさえも感じとったキララが照明よりもまばゆく光り輝いていた。その様子から「超神聖センターノヴァ」と呼ばれる。

それゆえ、センターノヴァ称号もつものは、アイドルの中のアイドルとされるが、なぜか急な卒業失踪をするものが多い。

それゆえ先代(13代目)前田敦子失踪最後に、センターノヴァ制度は休止されている。

2025-05-10

推してるグループ運営がやる気がなくてしんどい

愚痴垢作ろうかと思ったけどそこまでではないからここで吐き出して終わろうと思う。

デビューしてもうすぐ20周年になるグループ10年近く応援している。

これを言えばわかる人はわかるが、極端に言うと1人めちゃくちゃ人気の人がいて、他のメンバーも深夜レベルなら主演ができるくらいのあのグループ

20年もやっていれば当たり前だけど若い子の青春のどこかに引っかかっているし、実際そういう評価を受けることが多い。

そんなグループ運営がやる気がなくてちょっとしんどい


まず、今度彼らは新曲を出すのだが、その新曲PVプレミア公開のお知らせ時に誤ってPVを公開してしまう。

もちろん数時間後には気づいて消されるのだが、その間に無断転載されてしまうという大失態ものである

また、新曲を出すならそのプロモーションに力を入れるものと思うが、それがただインスタに広告を打つ(PVとか)、各メンバースポット動画を作っても作りが微妙だし、特定メンバー(今回の実質センターにあたる)のお知らせポストサムネを出さないなど、なんかこう、弱い。

メンバーメンバーSNSほとんど持っているが、ほとんど宣伝をしない。というか一番フォロワーが多いその一番人気が全く触れない。自分活動がお忙しいからなんでしょうが


この界隈、某オーディションで人を増やしたグループ批判する人が多く、なんなら自分推しているグループファンもそこを批判している人もいるが、正直それ言ってる場合じゃないと思う。

新規メンバーのことを一般人と言うが、インスタフォロワー数、推してるグループの一番人気以外のインスタフォロワー数の倍以上だからね。入った新メンバー全員。

運営も都度メンバーが出るドラマバラエティー、雑誌などを宣伝するし、それを引用してメンバー個人SNS宣伝をする。

なんなら別のメンバー仕事宣伝するし、メンバー間でいいねコメントも、ストーリーでのやりとりもする。

いくら界隈で叩いても社会的な盛り上がりがあるわけで、実際PV再生回数は一瞬で推してるグループ再生回数を超えた。今は数倍以上差がついているのが実情。


このグループが次の国民アイドルになるかはわからないけれど、少なくとも私は推してるグループ仕事立場ライブ会場は奪うと思う。

そうしたときにまたファンはただ相手を叩くだけなんだろうか。でも、正直それはうちのグループ運営およびメンバーマイペースすぎたからだと思う。

ずっと長くやりたいのはわかるし、顔もいいし、技術もいいし、実際仲もいいのはわかる。でももうそれじゃダメなんだよ。

デビューしたようなグループと同じ熱量で頑張れとは言わない。けど君たちが口にする「現状維持」するためにはもう少しだけでいいか戦略立てて皆で頑張ってほしい。

2025-05-07

宇多田ヒカル新曲政治的というはなし

自由に慣れれば慣れるほど 不自由だってどうして誰も 僕らに教えてくれなかったの」のところのほうがよっぽど政治的な感じする。

ちなみに宇多田ヒカル過去にもフリーチベットにちなんだ歌詞を歌ったりしてるよ。

2025-05-05

君はYouTubeで最も再生されたボカロ曲を知っているか

突然ですが、YouTubeで最も再生されたVOCALOID楽曲Nyan Catのような二次創作を含まない)を知っていますか? ボカロ出身有名人である米津玄師やAyase(YOASOBI)のボカロ曲のどれかでしょうか? ボカロブームきっかけとなった「みくみくにしてあげる♪」「メルト」でしょうか?

ハチ米津玄師)さんの曲では「Persona Alice」が一番好きです。「マトリョーシカ」以降は、メジャー作品を含めて正直苦手です。アルバムとか買えば昔のような落ち着いた作風楽曲もあるのでしょうか?

メルト」は好きですが、当時の荒れたボカロ界隈に独特なサムネを引っ提げて颯爽と表れた「ハト」の方が印象に残っています。可愛らしいメロディに加え、リズミカルでいて意味深歌詞、それをどこか間の抜けた初音ミク歌声で響かせる動画雰囲気が好きでした。元動画は消されてしまいましたが……。

正解は椎名もたさんの「少女A」です。再生回数は2025年5月時点で1.4億回以上。その経緯はいくつか分析がありますのでそちらに譲りますが、初見で当てられる人はほとんどいないのでは。

私は2008年から2016年までの長きにわたってボカロにドハマりし、10,000曲以上を聴いてきましたが、「少女A」あるいは椎名もたさんはその中でも特別意味を持ちます。私の中でうまく消化できなかった澱みのような何かについて言語化する機会も場所もなかったのですが、「少女A」という文字列YouTubeでの再生数とともに私のXのタイムラインに流れつき、当時の想いが蘇ってきたのでここに供養します。


話は2008年まで遡ります。当時の私はニコニコ動画の魅力に取り憑かれつつも、「みくみくにしてあげる♪」に代表される最初期の初音ミクブームを白い目で見ていましたが、「メコノプシス・ベトニキフォリア」(2008年・ちゃぁさん)を聴いた瞬間に衝撃が走りました。エレクトロニカというジャンルすら知らなかった私には、嗜好を捻じ曲げるだけの破壊力がありました。それから狂ったようにエレクトロニカタグを追い、「Parallel Lines」(2008年・ボッチさん)などを四六時中聞いているうちに「Chaining Intention」(2008年・Treowさん)「虹」2008年・CleanTearsさん)と、関心領域が広がっていきます

追い打ちをかけるように、「snow knows」(2008年・zddnさん)を聴いて二度目の衝撃を受けました。電子音のようなボカロ声をロックに合わせる試み。完成度の高いギター洪水。これに参らないわけがない。「参月の雨」(2009年えこまるさん)などを経て、射程はシューゲイザーからオルタナティブロックさらにはロック全般へと到達し、気づけば四つ打ちポップから前衛音楽まで全てを守備範囲とするボカロオタクの完成です。

毎日のように知らない扉が開く日々はまさしく青春。今思えば、レコードショップCDショップで一日中試聴して過ごす若者はこんな想いだったのでしょう。当時のマイリストを見ると、私のボカロ熱の最盛期は2009年2012年頃だったようです。わかりやす学生時代です。なんと自堕落な。


私が椎名もた(ぽわぽわP)さんを知ったのは、「ストロボハロー」(2010年)でした。主張しすぎない落ち着いたオケの中で、繊細かつ内向的言葉選びにオリジナリティを感じました。「Equation+**」(2010年)「そらのサカナ」(2010年)と、音と言葉の引き出しが増えていき、「ストロボラスト」(2011年)にて一種の到達点とも言える完成度となります

その後、少し間を空けて「怪盗・窪園チヨコは絶対ミスらない」(2011年)が発表されましたが、バンドサウンドを強調した音作り、あっけらかんとした歌詞と、急に作風が変わったことに驚きました。もちろんところどころに椎名もたさんを感じるのですが、興奮や称賛よりも、心配が勝ったのを覚えています。ただし「パレットには君がいっぱい」(2012年「Q」2013年)といった、エレクトロニカロック絶妙バランスと、飛び抜けた言語センスが光る楽曲が続き、私のお気に入りは増えていきました。

大好きだったのは冒頭の「少女A」(2013年)です。後期の作風が色濃く出つつも、歌詞は切れば血のでるような生々しい若者の歪みが見事に表現され、特にサビの緩やかな入りからの叩きつけるような叫び思春期のもの。当時は(椎名もたさんの他の楽曲に比べれば)再生数が伸びないのが不思議でした。そしてその後、仕事が忙しくなってニコニコ動画を開く時間が少なくなり、だんだん新曲を探す機会は減っていきました。


椎名もたさんの訃報に接したのは、2015年Twitterタイムラインでした。情報源は噂話などではなく、椎名もたさんの所属レーベルからリリース。疑う余地はありません。1年ほど椎名もたさんの新曲を聴いていなかったことに気づき椎名もたさんのマイリストアクセスすると、遺作となった「赤ペンおねがいします」が。さらなる衝撃。椎名もたさんのものとはとても思えない、雑で単純な捻りのないオケ初音ミクの気の抜けた調声。抽象的というより意味不明な歌詞素人感想ですが、私にはそう感じました。精神的または肉体的な崩壊を感じました。椎名もたの崩壊を確かに感じました。椎名もたは死んだ。これほど他人の死を強く感じたことはありません。ただ、「死」を感じました。

さらにショックだったのが友人のツイート。「ぽわぽわPの死亡というニュースは、不謹慎だが頭をPの文字表現された漫画上の人物が死んだというニュースのようで笑ってしまう」。それまでの人生思索の全てを音楽昇華して注ぎ込んできた人間への言葉としてとても受け入れ難く、とはいえ普段ボカロを聴かない友人に悪意はなく、ただただやるせなさのような、哀しさのような、共感してくれる人のいない思いだけが残りました。

その後、仕事はひと段落しましたが、以前のようなボカロ熱が復活することはありませんでした。


結婚して子供ができて、人生観とワークライフバランスが大きく変わった今、改めて「少女A」を聴いてみて、とても良い曲だと感じました。椎名もたさんの動画説明文のとおり、タンバリンを叩いて楽しみたい。カラオケでも配信されているようなので、家庭が落ち着いたら、いつの日かカラオケに行ってみようと思います。大声で歌いながら、タンバリンを叩きながら、少しだけ自分青春と、椎名もたさんの生涯に思いを馳せて。


僕が僕であるために

2025-05-04

anond:20250502151400

突然なんなんだ?と思ったけど、宇多田ヒカル新曲で界隈がざわついてんのね

令和何年になったらこの国で夫婦別姓okされるんだろ?

2025-04-23

anond:20250423201039

舐達麻いいよね

バドホとのビーフ曲もめちゃカッコよかった

新曲出してほしい

2025-04-12

スペインの若き天才・ギタリカラフエンテの歌を聴け!

ギタリカラフエンテっていうミュージシャンがいるんですよ

本名アルバロ・ラフエンテ、スペイン出身の27歳!

メチャクチャ好きなんだよなあ、そして天才だと思っている でも日本での知名度はたぶん全然ない……なので、俺はたまにこうやって彼を激賞する文章を書いておいて、いつか彼が有名になったとき悦に入りたいってわけですよ

ギタリカラフエンテ、もといGuitarricadelafuenteっつう名前

Guitar(ギター)rica(素晴らしい・おいしい等)de(〜の)lafuente(苗字)とでも分解できるもの

まり、「ラフエンテのうまギター」みたいなもんだ

そう考えるとゴミみたいな名前だ 「吉田ギターすご衛門」みたいなものなのかもしれない インタビューでややイジられてたのを見たような気もする

しかし、アルファベットGuitarricadelafuenteって書くとなんかカッコいいし、ミステリアスな感じすらある

で、まあ、名前なんかどうでも良いんだ実際

大事なのはどんな音楽をやっているか?ってことで、これもう、素晴らしい音楽しか言いようがない

スペイン伝統フラメンコとポップの融合!というのが、音楽性のわかりやすい特徴としてはあると思うんだけど、それ以上にこう、やっぱなんつうか、天才なんですよ絶対 声もいいし

繊細なギター弾き語りみたいな曲はすげ〜エモいし、リッチにいろいろな楽器を使ってる曲はサウンドが全部かっちりハマっていて気持ちいい フラメンコっぽい曲はラテン雰囲気がアツい

どんな曲をやってもイイ感じに仕上げてくるんですよねえ!

あと歌詞もほどよく文学的でいい感じだ 個人的に、「クラブで女を引っ掛けてセックスセックス!」みたいな内容だったり、「君のことが好きだ!君に会えたことは奇跡だ!君を一生大切にするよ!」みたいなことを特に衒いなく繰り返す内容ではないというだけで嬉しい まあよく考えると、迂遠なだけで本質的には同じことを言ってんじゃねえか、という問題はあるんだけど、しかし、とはいえ歌詞を読み込んでも最終的に何を言ってるのか全然わかんねえような歌も結構あるので、つまりやっぱり

ある程度文学的なんじゃないかな 大事なことだと思う

俺的にいちばん好きな曲は……これが結構難しくて、ほんと、粒揃いなんですよ

まあしかしカラーが一番出てるやつということで、ここは"Agua y mezcal”を推しておこうかな

いや、やめた "Quien encendió la luz”にします 最もラテン雰囲気が強いか

あっやっぱり"Abc”か?!俺はこの曲から入ったもんな でもスペインっぽいっていうより普通にいい曲って感じだもんなあ

新曲から"Full time papi”もいいけど、これはポップスに寄っていて、"らしさ"は…感じられるんだけど、ここから入るのは違う気もするんだよな

あえて”Conticinio”かな AirPods4のCMに使われてたんですよこの曲、この前! 地味なんだけどね、改めて聞くとしみじみいい曲なんだよなあ

すみません、やっぱりAgua y mezcalで行かせてください

https://youtu.be/ri02p05A25c?si=pfHgUUvlrazsgLXH

まず1399万回も再生してる曲に"おすすめ"も"紹介"も何もないだろ、というのはあると思うんだけど、じゃあみなさんはこの曲知ってましたか

知らなかったと思うんだよきっと

知ってください ぜひ 聴いてください

暗いトーンのアコギ弾き語りからまりだんだんヒートアップしていって、リズム隊が入ったところでひとつギアが切り替わる それ以降の要所に入るギターの側面を5連打するリズム系が気持ちいい マジな話、このギター側面殴打をやるためだけにギターを始めたいとすら思う

この曲でギタリカラフエンテさんの要素がだいたい拾えるんだよな アコギ、いい声、sを発音しない感じ!

歌い出しの"Ambo despacito pa…”がもう、良い

despacitoはデスパシートじゃなくてデッパシートじゃないすか そんで、paraもパラなんて言わずにもう、pa’、パですよ この感じ、全然文脈はわかんないけど、なんだろう、ちょっと粗野な感じがして、イイんですよね、南の方っぽいというか、カスティーリャ・イ・レオン地方なんかでは出せない雰囲気がある ラス・クエバス・デ・カニャルト魂を感じる

この曲でいちばんカッコいいと思うフレーズ:"Te he visto en el vendaval, bailando jacaranda(暴風の中に君を見た、ハカランダを踊っていたね”

ハカランダってなんなんですか?→ここではフラメンコ一種らしい どんな踊りなのかは不明 なんなら俺はフラメンコがなんなのかすらわかっていない

駅前広場に「ジャカランダ 2021年寄贈」と書かれた細い木が生えていて、それが少し頭をよぎる

とにかく、暴風の中で踊られるハカランダがカッコよくないわけがない!

終盤に挟まるちょっとラップっぽい謎パートあたりにはすこし迷走というか、方向性を探っている感じも見受けられて、それも愛おしいですね

 

でさあ、そう、ギタリカラフエンテさんの曲がこの前、天下のAppleCMに使われてたんですよお

Airpods4の、Somedayって映像の、冒頭ら辺と最後の方!

AppleCMなんかに使われた音楽って、通常、注目を浴びそうじゃないですか

そんで、来たる5月の半ばには、新しいアルバムも出るという シングルカットされた曲はどれも新境地で、またこれがいい感じなわけですよ

そろそろ「来る」んじゃないか?と思っている

もうある程度は来てるだろうし、このくらいが到達点なのかもしんないけどさあ、でも、俺はもっともっといけると思うんだよ、ギタリカさん!

俺はファンだ!ギタリカラフエンテのファンだ!!

ファーストアルバムが出る前からファンだーーーーっ!!!

有名になってほしい!!!!!有名にならないでほしい!!!!!!聴いてほしい!!!!聴かないでほしい!!!!!!!!

聴かないでほしいってことはないな 聴くのは聴いてください たのむ!!!!!

2025-04-04

某の新曲絶対何かのパクリだろって引っかかっててずっと考えてたけどやっと元ネタが思い出せてスッキリした

(炎上させたいわけではないから書かない)

2025-03-29

白雪姫より…

グレイテストショーマン監督の最新作ベターマン日本で大コケかましてて初日11位…世界でもコケ

ちなみにグレイテストショーマンの曲作ったのが白雪姫新曲作った人…

人生、いいときもあれば悪いときもあるということを、あのグレイテストショーマンを通して教えてくれているのかもしれない

2025-03-26

感覚過敏の私、念願のヒプマイ映画が見れる!

何処にも言えない気持ちといいますか、きっとわかってくれる方は少数故に批判されるかもしれないと思ってこちらで話させて下さい。

ヒプマイがずっと大好きな者です。

大阪推し新曲は欠かさず聞いて、アニメも見たほど大好きです。

そして、映画化を聞いた時はとても嬉しかったです。しかし、その後「常に応援上映」と聞いた時はショックでした。

というのも、ヒプマイの音楽キャラクターストーリーは大好きなのですが、私は聴覚過敏と視覚過敏があるのでライブは一度も参戦したことがありません。特に、突発的な大きな音や大きな人の声、暗い中の光や強い光ペンライトの光でさえもとても苦手です。針を耳に目に刺さったような苦痛や強い頭痛、次の日起き上がれないほどの疲労を伴います。ヒプマイ以外の好きなジャンル映画でも通常上映の後に「応援上映」をやるとの告知は見たことがありますが、暗い空間映画館とは言えライブ会場と違った閉鎖空間で長時間映画の音と光+叫び声とペンライトはとてもじゃないが見るのは無理と考えています。単なる映画ならイヤーマフ耳栓や薄い色のサングラスなどをすればギリギリ大丈夫(それでも体調との相談により大半は配信DVD待ち)です。

なので、せっかくヒプマイの、しかもこんな画期的映画をやるにも関わらず自分はそれに参加も出来ないんだなと悲しくなりました。他にそんな悩みを持つ者を探してみましたが、見つかるのは「常に応援上映なんて最高」「声が出せてペンラ持参可能なんて公式感謝」ばかり。勿論、この気持ち愚痴を言うのは界隈にも公式にも失礼なのでグッと我慢しました。

勿論、公式配慮が無い酷いとはいいませんし、元々音楽テーマである以上ライブビューイングとして楽しむのが正しいのでしょう。ただ、楽しみだった故に最初から応援上映の時点で諦めざるを得ないのは予想してなかったものでとても悲しかった。

そんなある日、公式が声を出すのを禁止とした「無発声上映」をやると聞いた時は泣く程嬉しかったです。ペンライトの有無はよくわかりませんが、四方八方からおおきな声が出ないだけとても安心して見れて助かるなと。

きっと私のような、感覚過敏の癖に音楽テーマ作品が好きなんて人は皆無でしょう(公式Xのコメント引用見ても、マナーの悪さが目立つからこの無発声上映に感謝が目立つので)。寧ろライブに参戦不可能ペンライトすら苦手な私のようなものは界隈では邪魔なのかもしれません。ですが、理由がどうであれもし公式応援上映のみにしていたら配信待ち、あるいはたとえ配信だとしてもあのスマホ体験は二度と出来ないと考えていたので公式には感謝しかありません。

匿名ですがこんな文章にお付き合い頂きありがとうございます

もし私と同じ悩みを持つ者がいて、この知らせに喜んでいたらいいなーと思います

2025-03-24

ミュージシャンの旬ってなんでこんな短いんだろう

どんなに人気があっても、ヒットを連発できるのってせいぜい五年くらいで、そこから急に売れなくなるよね。

昔は大好きだったバンドとかでも、最新曲はぜんぜんピンと来なかったりするし。

なんなんだろう、才能が枯れるのか、売れ線に反発しちゃうのか。

漫画家とか映画監督とか、他のクリエイター別にそんなことないよね。

そりゃ何十年もやってたら作風感性が古くさくなったりするけど五年程度じゃそんな変わらない。

こんなパッと消えるのってミュージシャンだけだよね。

2025-03-21

「おっこの新曲ええ曲やな~」って思いながら聞いてた曲が実は昔の曲のパクリだった時めちゃくちゃムカつくんやけどワイだけか

2025-03-17

吹奏楽世界、停滞しすぎじゃない?

先日、地域吹奏楽祭に足を運んだ。いくつかのバンドが出演していたのだが、その中に大学生合同バンドがあった。彼らが演奏したのは…まさかの「ディスコキッド」。

「おいおい、1977年の曲だぞ?」と思わずツッコミたくなった。今の大学生なんて、まだ影も形もない時代の曲だ。もちろん、MCは「世代を超えて人気の曲です!」なんて言っていたけれど、正直なところ、本当にそこまでの曲か?

それだけじゃない。以前見かけた高校定期演奏会のチラシには、ピンク・レディー名前が踊っていたし、YouTubeを漁れば高校生が「学園天国」を元気に演奏している動画ゴロゴロ出てくる。

いや、懐メロが悪いわけじゃない。往年の名曲演奏するのは、それはそれで楽しい。でも、これだけ昔の曲ばかりが定番として残り続けているのは、さすがに不思議じゃないか

吹奏楽世界新しい時代の曲がどれほど生まれているのか?なぜここまで過去レパートリーに頼り続けているのか?

もちろん、吹奏楽というジャンル自体クラシック音楽と同じく「伝統を重んじる文化」だからというのもあるだろう。でも、それにしても新陳代謝が遅すぎる。新曲は毎年発表されているはずなのに、なぜか演奏されるのはいもの顔ぶれ。

せっかく若い世代演奏するのだからもっと今の時代に合った音楽にも挑戦してほしい。そうでなければ、吹奏楽は「過去遺産」にすがるだけの世界になってしまうのでは?

皆さんはどう思うだろうか?吹奏楽レパートリー、変わらなさすぎじゃない?

2025-03-03

NHK受信料払っててよかった

サカナクションが久しぶりに新曲を発表したと知り、さっそく聴いてみたところ、自分の好みにぴったりの曲調だった。

さらに興味が湧き、YouTubeなどで楽曲構成制作過程についての解説を見ているうちに、山口一郎さんがうつ病を患っていることを知った。

今回の新曲NHKアニメ主題歌として制作され、フル尺のリリースも遅れたようだが、最後までしっかりと完成させてくれた。

そのうえ、少し前にはNHK山口一郎さんの特集番組放送されていた。

ネットではNHK受信料を払いたくないという意見をよく目にするが、今回自分受信料を払っていてよかったと思った。

2025-02-24

サカナクション新曲怪物」がヒットしている

Spotifyで1位だった

よかったね

チ。の主題歌らしい

2025-02-19

anond:20250219150730

何気に増田でReolみたの初な気がする。Reolすこ

近々だと下記がすこ

 

Reol - 'SHINOBI' Music Video

https://youtu.be/RiQxOkNF7mA

 

水曜日のカンパネラ好きだけどケンモチコラボあんま刺さらなかったな

(詩羽ちゃんでいい。なお年相応な詩羽ちゃんソロは好きくない。最新曲歌詞見ると芸能界ありがちな問題抱えてないといいが)

 

GigaとTeddyLoidnのReolコラボはすこ

TeddyLoid - Winners feat. Reol & Giga

https://youtu.be/uZS7eZIit7o

 

ニコ厨の生き残りが増田民だろうし、もっと Reol に言及あっていい

2025-02-18

anond:20250216230813

Ado,yama,tuki.を抑えてて新ジャンル無理は意味が分からないが、

Aimerエメ

KOKIAコキア

Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス

マキシマムザホルモン

藤川 千愛

ヒグチア

あたりを推しておくか

酸欠少女さユりもよかったが亡くなったので新曲追わなくても大丈夫そうならこっちも載せておくか

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