10位 : DF リカルド・ロドリゲス (スイス)→ 今大会で期待を大きく裏切ったチームというとスイスの名前を挙げざる得ない。黄金世代が中心。年齢的にピークの時期の選手が多かったので上位進出が期待されていたがラウンド16でスウェーデンに敗れてベスト16止まり。組み合わせに恵まれたのでベスト8やベスト4に進出しても不思議はなかったので残念なW杯になった。攻撃力のある左SBのDFリカルド・ロドリゲスも力を出し切れたとは言い難い。
09位 : DF ゲレイロ (ポルトガル)→ ユーロ2016で脚光を浴びた攻撃的な左SB。ドルトムント所属でMF香川とチームメイトになる。FWクリスティアーノ・ロナウドへの依存が高いポルトガルの問題点を小さくできる可能性を秘めた選手として期待度は高かったが今大会は課題とされている守備面でやや苦戦。対面した相手の対応に苦慮する場面が多かった。それでもラウンド16のウルグアイ戦ではクロスでDFペペの同点ゴールをアシストした。
08位 : DF ストリニッチ (クロアチア)→ 大会前は「左SBがクロアチアの弱点」と言われていた。最も不安視されていたポジションだったが安定したプレーを見せてチームの躍進に貢献した。推進力を持った左SHのMFペリシッチをうまくサポートして彼の良さを引き出すことに成功した。ハイドゥク・スプリトのユース出身。ハイドゥク・スプリトというと元日本代表のDF伊野波(神戸)が在籍した時期もある。日本では「ストゥリニッチ」とも表記される。