■ 川崎Fへの移籍が確実ブラジルW杯のメンバーの1人であるMF齋藤学は2016年は33試合に出場して10ゴール8アシスト。大車輪の活躍を見せて自身初となるJ1のベストイレブンに輝いた。評価を急上昇させて昨オフは去就に注目が集まった。最終的には「欧州のクラブに移籍するのか?」、「横浜FMに留まるのか?」、「ライバルクラブの川崎Fに移籍するのか?」の三択となったが2017年2月8日に横浜FMに残ることが正式に発表された。
MF中村俊が抜けて押しも押されぬチームの顔となったMF齋藤学は新しく10番を背負うことになった。その上、キャプテンにも就任したので更なる飛躍が期待されたが2017年は25試合で1ゴール7アシスト。存在感は相変わらず大きかったがフィニッシュの精度を欠いてなかなか初ゴールが生まれなかった。27節の甲府戦(A)で右膝前十字靱帯を痛めて全治8ヶ月の大ケガ。9月23日の段階で「今シーズン絶望」となった。
順調に回復したとしても復帰時期は5月中旬になる。W杯の本大会の出場は絶望的となったがとにかく大事なのは焦らずにしっかりとケガを治して以前と同じかそれ以上の状態でピッチに戻ってくることである。大ケガをして長期離脱中でリハビリの最中なので「横浜FMに残るのは確実」と思われていたがまさかまさかで川崎Fへの移籍が確実となった。この移籍が正式に確定したら今オフ最大のビッグニュースと言える。