(11) GK 前川黛也 (ヴィッセル神戸) ・・・ J2のクラブで試合経験を積みたい。 ・大卒3年目で191センチの大型キーパー。父親は元・日本代表の前川和也さん。
・リージョ監督の評価は高かった。GKキム・スンギュと熾烈なポジション争いを繰り広げた。
・抜擢された試合ではミスが目立った。ポテンシャルは非常に高いが安定感はない。
→ 夏にGK飯倉が加入して定位置を確保した。GK飯倉も安定しているとは言い難いが神戸のスタイルには合ったキーパーである。GK飯倉も33歳なのでやれても「あと数年」である。チーム並びに自身の1年後や2年後を見据えて出場機会が得られそうなクラブに期限付き移籍するというのがベターだろう。
(12) GK 吉田舜 (ザスパクサツ群馬) ・・・ J2のクラブが興味を示す可能性は高い。 ・法政大出身の大卒ルーキー。プロ1年目から群馬の正キーパーとして活躍した。
・安定感があって味方に安心感を与えることが出来る。
・パントキックの精度の高さはJ3屈指。ロングキックで攻撃の起点になることが出来る。
→ プロ1年目ながら落ち着いたプレーを見せて定位置を確保。J3でベストイレブン級の働きを見せている。正確なパントキックで攻撃の起点になることも出来る。22歳という年齢的な若さも魅力になる。群馬がJ2昇格に失敗した場合は引き抜きに合う可能性が高まる。興味を示すJ2のクラブはたくさんあるだろう。