※ 2022年8月19日(金)時点
アビスパ福岡 ・・・ B-
→ 25節を終えた時点では6勝9敗9分けで勝ち点「27」。残留争いに巻き込まれている。今シーズンのJ1はとにかく残留争いが熾烈。大きな注目が集まっており、G大阪・磐田・清水・神戸などが話題の中心になっているが福岡も勝ち点「27」なので油断はできない。目安とされる勝ち点「38」まであと「11」。残り10試合で勝ち点「11」なのでそこまでハードルは高くないが16位の神戸との差は「3」のみ。
苦労した末につかんだJ1の椅子なので石にかじりついてでもJ1に残留しないといけないが夏の移籍市場での動きはまあまあ激しかった。今シーズンは出番に恵まれなかったボランチのMF重廣(→名古屋)とMF杉本太(→徳島)がチームを離れたがFWジョン・マリ(アル・シャバブ)を再獲得してボランチのMF平塚(水戸)を獲得した。レフティのMF平塚はプレーメーカー系のボランチ。水戸時代の長谷部監督の教え子になる。
大きな補強と言えるのはやはりFWジョン・マリになる。24試合でわずか17得点のみ。得点数はJ1ワーストになる。守備陣が奮闘して地道に勝ち点を積み上げてきたが1試合平均の得点数が「0.71」というのはさすがに低すぎる。昨シーズンは主にスーパーサブ的な起用法で16試合で5ゴール。インパクトを残したがFWルキアンやFWフアンマ・デルガドの調子が上がらないようだとフォワードの軸になる可能性は高い。