■ 昇格候補の明暗はくっきりJ2は早くも第5節が終了したが開幕前に「昇格候補」に挙げられたチームの明暗はくっきりと分かれている。MFクリスティアーノを獲得するなど大型補強を敢行した長崎は1勝3敗1分けで勝ち点「4」。18位と大きく出遅れた。同じように「昇格候補」に挙げられた降格チームの大分は0勝2敗3分けで勝ち点「3」のみ。21位と降格圏に位置する。大分はルヴァン杯も2引き分けなので公式戦は7試合未勝利となる。
対して好スタートを切ったのは横浜FCになる。開幕前のJ2で評価が高かったのは長崎・大分・横浜FCの3チームだったので「3強」と言われたが3チームの中では横浜FCは絶好調。4勝1分けで首位を走っている。札幌から招聘した四方田監督の手腕は光っており、今後、独走するチームが現れるとしたら横浜FCだろう。若手主体のチーム構成になっているが、MF中村俊やMF山下諒などサブの選手も力を持っている。
3勝2分けの仙台も好スタートを切ったが評価が難しいのは徳島になる。開幕から4試合連続ドローの後、5節で初勝利を挙げたがここまで1勝4分けとなる。J2で無敗をキープしているのは横浜FC・仙台・東京V・徳島の4チームだけ。負けていないというのは評価できるが1勝のみ。好スタートを切ったのか?やや出遅れたのか?の評価は難しい。3勝1敗1分けで勝ち点「10」の町田は好スタートを切ったと言える。