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【Jリーグ】 12段階の個人別の戦力補強の評価 (2020年-2021年オフの移籍市場) (その39) | | |　

381人目： FW リンコン (フラメンゴ→ヴィッセル神戸)　・・・　A-

→　今オフ、新たにJリーグにやって来た外国人選手の中では最も注目を集めている選手と言える。2019年にU-20ブラジル代表に選出されるなど「セレソンの未来を担うストライカー」と言われるが移籍金は3億円とも言われている。本当に3億円の価値があるのか？否か？は現時点で判断するのは難しい。価値が大きく高まる可能性はあるが・・・。動画を見る限りではボックス内で仕事のできるストライカーである。

382人目： DF 飯尾竜太朗 (ベガルタ仙台→ブラウブリッツ秋田)　・・・　B-

→　長崎時代に主力として活躍した右SB/WB。豊富な運動量を駆使してチャンスに絡むことができるが仙台では怪我に泣かされて2019年はまさかの出場機会なし。2020年はJ1で18試合に出場したが契約満了となった。力を出し切れなかったので致し方ないと言えるが積極補強の秋田への移籍が決定した。DF鈴木準とDF輪笠がいてDF下坂(町田)とDF國分将(八戸)が加入したので右SBは過剰なほど人材がいる。

383人目： FW ドゥドゥ (ヴァンフォーレ甲府→町田ゼルビア)　・・・　A+

→　積極補強の町田への移籍となった。昨シーズン限りで甲府との契約が満了になったが2020年も27試合に出場して10ゴールを記録するなど結果を残している。攻撃の中心になれるアタッカー系の選手が必要だった町田にとっては大きな補強になった。「4-2-2-2」を継続するのであれば2トップの一角で起用される可能性は高い。FW平戸、FW鄭大世、FWドゥドゥの3人が中心となる攻撃陣は破壊力がある。

384人目： FW レオ・セアラ (ECヴィトーリア→横浜Fマリノス)　・・・　A+

→　2016年にJ3のFC琉球でプレーしているが当時の登録名はFWレオナルドだった。J3では23試合で2ゴール。さしたるインパクトを残せなかったがFC琉球でプレーしたのは21歳の頃なので非常に若かった。あれから経験を積んで評価を大きく高めて横浜FMへの完全移籍となった。動画を見る限りでは典型的なストライカーである。ゴール前でいいポジションを取ってワンタッチシュートでゴールを奪うことができる。

385人目： FW イスマイル・ドゥンガ (ブラズニア→サガン鳥栖)　・・・　B+

→　「オルンガ2世」とも言われる188センチの大型ストライカー。FWオルンガと同じケニア出身となる。FWオルンガの活躍がきっかけになったと思うが今オフは「アフリカ系の選手を獲得するクラブ」が多かった。動画を見る限りではFWオルンガとよく似たスタイルである。細かいテクニックを持っているわけではないが長いリーチと身体能力を生かしてゴールを奪うことができる。大きく化ける可能性はある。

386人目： MF 三村真 (ファジアーノ岡山→テゲバジャーロ宮崎)　・・・　B-

→　昇格1年目の宮崎は新戦力の補強のニュースがなかなか流れなかった。「入れ替えの少ないオフになった。」と言えたが1月中旬以降は新戦力の加入のニュースが流れるようになっている。岡山との契約が満了となったMF三村を獲得したがキレ味鋭いドリブルを武器とするアタッカーである。左WBで起用されるケースも多かった。通算すると岡山で10年プレーした。ファジアーノ岡山ネクストでプレーした時期もある。

387人目： MF ディエゴ・ピトゥカ (サントスFC→鹿島アントラーズ)　・・・　S-

→　早くから獲得候補として名前が挙がっていたブラジル人プレーヤー。左利きでいろいろなポジションでプレーできるユーティリティーな選手である。ボランチと左SHが中心になると思うが左SBやトップ下でもプレー可能。左利きの中盤の選手が少なかったことを考えると効果的な補強と言える。経験値も豊富な選手なので中心になってもおかしくない。左足のキックは正確で、かつ、パワフルなので大きな武器となる。

388人目： MF 山本龍平 (松本山雅→長野パルセイロ)　・・・　C+

→　四日市中央工高出身。高卒1年目の2019年は松本山雅で出番はなかったが2020年はJ2で8試合に出場した。左利きで技術が高くてキックの精度もまずまず高い。左WBで起用されるケースが多かったが左SBや左SHでもプレーできる。同県のライバルクラブへの期限付き移籍となったが若い選手が多い長野でいい経験を積むことが期待される。2019年の後半戦はJ2の山形に所属したが山形でも出番はなかった。

385人目： FW チコ・オフォエドゥ (マッカビ・テルアビブFC→サガン鳥栖)　・・・　A-

→　同じく鳥栖が獲得したナイジェリア出身のアタッカー。173センチなのでサイズに恵まれた選手ではないがスピードがあってパワーもある。トルコ2部では182試合で59ゴール、イスラエル1部では56試合で16ゴール。「3試合に1点」のペースでゴールを奪っているので得点力の高いアタッカーである。トルコとイスラエルでしかプレーしていないのは不安要素に挙げられるが動画を見る限りでは能力の高い選手である。

390人目： DF チアゴ (セアラーSC→セレッソ大阪)　・・・　S-

→　電撃退団のDFマテイ・ヨニッチ(→上海緑地申花)の代役として獲得した191センチの大型CB。守備の要になることが期待されるが空中戦には滅法強い。動画を見る限りでは圧倒的な高さを持っており、セットプレーのときはターゲット役として大きな存在感を発揮するだろう。統率力もありそうだ。ロングキックの精度はDFマテイ・ヨニッチのより上と言える。DFヨニッチと同じくらいハイスペックなCBである。

表1. 2020年-2021年オフの移籍市場 (個人別の12段階の評価)

J1	115	クラブ名	S+	S-	A+	A-	B+	B-	C+	C-	D+	D-	E+	E-	？
	115	クラブ名	0	16	13	16	23	27	16	2	2	0	0	0	0
	5	コンサドーレ札幌				1	1	2	1
	8	ベガルタ仙台				1	2	2	2		1
	2	鹿島アントラーズ		2
	6	浦和レッズ		1		2	1	2
	4	柏レイソル		1	1		2
	3	FC東京					1	1	1
	3	川崎フロンターレ		1		1			1
	3	横浜Fマリノス		1	2
	9	横浜FC					4	4	1
	9	湘南ベルマーレ		1	2		1	2	3
	9	清水エスパルス		2		3	1	2	1
	5	名古屋グランパス		1	2			2
	1	ガンバ大阪		1
	12	セレッソ大阪		3	2	2		3	2
	4	ヴィッセル神戸				1	1	1	1
	3	サンフレッチェ広島		1			1			1
	2	徳島ヴォルティス		1					1
	9	アビスパ福岡			2	1	3	1	1	1
	10	サガン鳥栖			1	2	2	3	1		1
	8	大分トリニータ			1	2	3	2
J2	177	クラブ名	S+	S-	A+	A-	B+	B-	C+	C-	D+	D-	E+	E-	？
	177	クラブ名	0	7	14	18	58	47	19	8	4	0	0	0	2
	10	ブラウブリッツ秋田			1	1	3	2	3
	12	モンテディオ山形		2		2	2	3		1	2
	8	水戸ホーリーホック					2	6
	9	栃木SC					5	3	1
	6	ザスパクサツ群馬					3		2	1
	8	大宮アルディージャ			2		2	2		1					1
	9	ジェフ千葉			1	2	4	1	1
	7	東京ヴェルディ				1	1	4	1
	10	町田ゼルビア		1	2	3	2	1	1
	12	SC相模原			1	1	3	5		2
	7	ヴァンフォーレ甲府			1	1	2	3
	14	松本山雅		1	2		5	2	3		1
	6	アルビレックス新潟		2	1	1	1		1
	7	ツエーゲン金沢				2	3	1	1
	4	ジュビロ磐田			1		1	1							1
	9	京都サンガ		1		1	4		3
	5	ファジアーノ岡山					2	3
	9	レノファ山口				1	3	2	2	1
	7	愛媛FC				1	3	3
	11	ギラヴァンツ北九州			1		5	4			1
	3	V・ファーレン長崎					2			1
	4	FC琉球			1	1		1		1
J3	98	クラブ名	S+	S-	A+	A-	B+	B-	C+	C-	D+	D-	E+	E-	？
	98	クラブ名	0	0	4	9	13	25	27	8	1	0	0	0	11
	8	ヴァンラーレ八戸						1	3	1					3
	3	いわてグルージャ盛岡						2			1
	4	福島ユナイテッド				1	1	2
	8	Y.S.C.C.横浜						2	2						4
	11	長野パルセイロ				1	1	1	7						1
	9	カターレ富山			1		3	4	1
	11	藤枝MYFC			1	3	1	1	2	1					2
	4	アスルクラロ沼津				1			3
	8	FC岐阜				1	3		4
	9	ガイナーレ鳥取					1	1	4	3
	9	カマタマーレ讃岐					1	4	1	2					1
	4	FC今治				1	1	2
	2	ロアッソ熊本			1			1
	3	テゲバジャーロ宮崎						3
	5	鹿児島ユナイテッド			1	1	1	1		1
390		合計	0	23	31	43	94	99	62	18	7	0	0	0	13