■ 川崎FのJ1制覇は目前 J1は川崎Fの優勝が目前に迫っており、J3は秋田の優勝が決定した。秋田は先日の試合で今シーズン初黒星を喫したが開幕から28試合負けなしと突っ走った。一方、J2は3強(徳島・福岡・長崎)の争いになっている。徳島が抜け出しかけたが先日の試合で京都に敗れたことでまたも2位以下との差が縮まった。残りはいよいよ7試合。J2の最終節(=42節)に福岡 vs 徳島が組まれているが「大一番になる可能性大」である。
Jリーグは大詰めを迎えているが心配されるのは新型コロナの影響である。クラスターが発生した柏は何とか活動が再開されてリーグ戦にも復帰したが全国各地で感染者が増えており、毎日のようにサッカー関係者の感染がニュースになっている。12月20日(日)よりも後にリーグ戦を組み込むのはいろいろと難しいことを考えると、今後、クラスターが発生して活動停止になったチームは全試合をこなすのは無理と言える。
34節の愛媛FC vs 甲府もコロナの影響で延期になったので「コロナ関係の嫌なニュース」が多くなっているが11月も下旬に突入してついにストーブリーグが開幕した。早々にFW斉藤光(横浜FC→ロンメル)の移籍が決まったのは驚きだったがさらにFW渡邉千(G大阪→横浜FC???)とMF原川(鳥栖→C大阪???)の2人も「移籍が決定的」と報じられており、DF木本(C大阪→名古屋???)の移籍も有力と報じられている。
就任2年目となるロティーナ監督の退任がほぼ確実となったC大阪は他にもMFレアンドロ・デサバトの退団の噂が流れており、2019年のKリーグの得点王である豪州代表のFWアダム・タガート(水原三星)の加入が噂されている。オフのストーブリーグは、今のところ、C大阪が突っ走っているが、J1もJ2もJ3もリーグ戦がまだたくさん残っていることもあって例年の同時期と比べるとはるかにオフの動きは少ない。
■ コロナ禍でのストーブリーグ 11月23日(月)にJ3の八戸が今シーズン限りで契約満了となる選手を発表したがJリーグは「来シーズンの契約を更新しない選手」に対しては11月中に通告をしないといけないルールになっているはずである。新型コロナの影響で暫定的にルール変更が行われている可能性もあるが普通に考えると「契約満了の通達の時期が遅くなって困るのは次の働き場所を探さないといけない選手の方」なので通告が遅くなるのは避けたい。
「ルールを変えて今シーズンのみ通達の時期を遅らせる。」というのは考えにくいので11月24日(火)から11月26日(木)あたりにかけて多くのJリーグのクラブから契約満了のリリースが流されると思うが新型コロナの影響でどのクラブも経営が苦しいことを考えると「年俸が高いと推測されるビッグネームがたくさん契約満了になっても不思議はない。」と言える。稼働率の低いベテランは整理対象になりやすいといえる。
「コロナ禍でのストーブリーグがどうなるのか?」を予想するのは難しいが考えられるムーブを挙げていくと
・外国人選手の国内移籍が多くなる。
・KリーグやCリーグから選手を獲得するケースが多くなる。
という点がまず挙げられる。韓国もここに来て新型コロナの感染者数が増えており、11月20日(金)にはここ最近では最多となる386人の感染者を出した。韓国の人口は5,127万人。日本の人口の約40.8%なので危険度はかなり増しているがそれでも欧州やブラジルなどから選手を獲得するよりははるかに安全である。C大阪が獲得に乗り出したFWアダム・タガートも韓国のKリーグでプレーしている選手になる。
■ 監督を代えないクラブ 2021年のJ1は20チーム制になる。夏には東京五輪が開催されることを考えると(今年ほどではないが)超・過密日程になるのは確実である。本当に2月中旬や下旬に予定通りに開幕できるのか?もはっきりしないことを踏まえると「例年以上に選手層の厚み」が重要になってくる。「選手層の薄さ」で苦労したクラブは少なくないが「使える選手をたくさん抱えようとするクラブ」がたくさん出てくることも十分に考えられる。
オフ期間が短くて、かつ、開幕戦が例年よりも早く開催されることが予想されるので「監督を代えないクラブ」は多くなると思われる。すでにFC東京の長谷川監督、大分の片野坂監督、FC琉球の樋口監督、新潟のアルベルト監督などの続投が発表されている。「新しい監督を連れてきて一からチームを作り直すのはリスキー」という考え方もできるが逆に「フリーの優秀な監督を捕まえやすい。」と言うこともできる。
「コロナ禍」で解説者や評論家の仕事も減っていると思われる。「監督業に復帰したいと考えている優秀な指導者」は国内外にたくさんいると思われるのでリスク覚悟で監督を代えるのもあり得る選択である。一方、ストーブリーグの期間が極端に短いことを考えると「選手の入れ替えは少なくなる可能性大」である。特に食物連鎖の下にいると考えられるJ2やJ3のクラブが積極的な動きを見せるのは極めて難しいと言える。
すでに移籍の話が浮上しているG大阪やC大阪や名古屋などは早い段階で有力選手を獲得できると思うがその下のクラブは有力クラブの動きが収まってから本格的に動き出すというのが通常である。1/3くらいの選手を入れ替えるJ2やJ3のクラブは珍しくないが今オフに関しては「大量に選手を入れ替える」というのはリスキーであり、難しいと考えられる。例年と比べるとJリーグの移籍市場は活発にならないと思われる。
ケニア代表のFWオルンガ(柏)、ナイジェリア出身のFWイスマイラ(福島)が活躍していることもあって今シーズンのJリーグはアフリカ人選手の活躍が目立っている。特にFWオルンガの活躍が衝撃的だったので「アフリカ人選手を獲得しようとするクラブ」がたくさん出てくるのでは?と思われる。また、MF坂元(C大阪)などJ2からJ1に舞台を移して活躍している選手も多いので「個人昇格を果たす選手」も多くなるだろう。
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