2002年、『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。当初は作者が会社員だったことも有り、作品の発表ペースが遅かったが2008年に『1/2の騎士』『退出ゲーム』の2作を刊行して以来、大きな活躍ぶりを見せている。その結果ミステリ界でも大きく注目されるようになった。
作風は『水の時計』のようなダーク・ファンタジー系の物から『ハルチカ』シリーズのようなユーモアを基調とした青春ラブコメなども書いている。ただ、本人曰く
「だから『退出ゲーム』で描いた世界というのは、僕にとって願望のファンタジーに近い、箱庭的な世界といえるかもしれません。今時のドライな高校生よりも、80年代の高校生というか、ある種の“暑さ“を備えた学園風景を描きたかったんです」 - 《文蔵》2009年2月号より
と述べるようにファンタジー色の強い作品を基調としてるようだ。
どの作品も本格ミステリとしての構成がされており、他の作家ではあまり見かけない独創的な謎が書かれているのでぜひ読んでみよう。
それと、単発作品は文庫化に際してよくタイトルが変わるので注意。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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