『ミスター味っ子』の脚本でデビュー。『モルダイバー』も手がける。
AIGのアニメーション関連としては『天地無用!魎皇鬼』の番外ドラマCD『天地開闢時空道行』からスタート。さまざまなドラマCD、TV版『天地無用!』、映画『天地無用!in LOVE』を手がける。
そしてOVA版『神秘の世界エルハザード』をリリース、立て続けにTV版『神秘の世界エルハザード』を手がける。
1997年の『少女革命ウテナ』で手がけた脚本は一部にとどまるが、その内容は百合。強烈な印象を視聴者に与えた。
2001年、『ノワール』放送。その後、『円盤皇女ワるきゅーレ』の構成・脚本、『朝霧の巫女』脚本を手がけた後、アニメの世界からの音信が途絶える。
2010年、早川書房から近未来SF警察小説『機龍警察』を出版して小説家デビュー。続けて『機龍警察 自爆条項』『機龍警察 暗黒市場』を出版。ミステリー界、SF界の両方から高い評価を集め、小説家としての地位を確立した。なお、正式に脚本家は廃業を宣言している。https://ryoue.hatenablog.com/entry/20180610/1528644969
『機龍警察 自爆条項』は2012年の第33回日本SF大賞(日本SF作家クラブ主催)を受賞。
『機龍警察 暗黒市場』は「このミステリーがすごい!」国内編第3位、「SFが読みたい!」国内編5位にランクインし、第34回吉川英治文学新人賞を受賞した。
以降、『機龍警察』シリーズのみならず、それ以外の作品も高い評価を集め、2015年には『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞を受賞。また『土漠の花』は2014年の「このミステリーがすごい!」国内編第6位、第12回本屋大賞5位にランクインした。2019年、『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。2023年、『香港警察東京分室』で第169回直木賞候補。
そんなこんなで現在は多数の連載を掛け持ちする人気作家。機龍警察シリーズの文庫版がなかなか出ないのは、連載を掛け持ちしすぎてゲラを読み直す時間がないからだそうである。
熱心な冒険小説ファンであり、冒険小説が衰退している現況に危機感を覚え、冒険小説の復権を目指すと宣言している。
2001年に放送されたアニメーション作品『ノワール』の表記は、商標登録等含めカタカナ4文字で表すのが正しく、アルファベット4文字の『NOIR』と表すことは正確ではない。月村は本人のブログでこのことを折に触れ主張しており、読者や視聴者が誤解しないよう注意を呼びかけている。
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掲示板
20 ななしのよっしん
2018/11/24(土) 04:23:06 ID: M0FU6d8CN8
文庫で「ガンルージュ」読んだら完全に新宿鮫の二次創作で笑った
さすがに大沢在昌の許可は取ってると思うけど
21 ななしのよっしん
2021/07/30(金) 19:43:02 ID: AVc/DrH4VY
『欺す衆生』をさえないサラリーマンの快楽堕ち小説だと思って楽しく読んでたら因幡の衰えが悲しくてしんみりしちゃった。家族を欺し逆に欺されてもなお守るべき家族という幻想に縋りついてついには狂ってしまう隠岐は寄る辺のない人である因幡と何ら変わりないよね 。暖かい家なんかどこにもない
22 ななしのよっしん
2024/08/30(金) 23:20:13 ID: RIidZHBKo1
7~80点ぐらいの作品をコンスタントに出す作家というイメージ
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最終更新:2025/01/09(木) 07:00
最終更新:2025/01/09(木) 07:00
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