久住四季(くずみ しき)とは、ライトノベル作家、ミステリー作家。
1982年4月1日生まれ、島根県松江市出身。Twitterの呟きからすると現在も松江市在住の模様。
高校時代に同級生(後に第2回講談社BOX新人賞Powers"Stones"を受賞する鬼虫兵庫)から上遠野浩平『ブギーポップは笑わない』を薦められたことがきっかけとなり、大学在学中の2004年、第11回電撃小説大賞に『トリックスターズ』を応募(応募時のペンネームは「藤井四季」)。最終選考手前の三次選考で落選したものの、編集者の目に留まり、2005年6月に同作で電撃文庫からデビュー[1]。
まだ今ほど特殊設定ミステリが一般化していなかった時代に、ライトノベルで「魔術が存在する世界での本格ミステリ」に果敢に挑んだ『トリックスターズ』は無事にシリーズ化され、6巻まで刊行された。シリーズは第一部完という形で区切りがついている。
しかし続いて開始した『ミステリクロノ』はあえなく3巻で打ち切り。それに続く『鷲見ヶ原うぐいすの論証』はファンからの人気(特にヒロインのうぐいすの人気)は高かったものの1巻しか出ず、2010年に出したSFラブコメ『七花、時跳び!』を最後に、長い沈黙期間に入る。
2015年、5年の沈黙を破り、東京創元社の叢書〈ミステリ・フロンティア〉から『星読島に星は流れた』を刊行して復活。沈黙から復活までの経緯は、東京創元社の担当編集者と本人のツイートがまとめられている。年末の『本格ミステリ・ベスト10』では10位にランクインした。
これを受けて、2016年には『トリックスターズ』全6巻がメディアワークス文庫から改稿の上で復刊。ちなみにメディアワークス文庫から電撃文庫からの復刊タイトルが出たのは本作が初だったとか。また復刊に際してイラストは甘塩コメコから竹中に交替し、ある主要人物の性別が変わっているので、電撃文庫版の読者がメディアワークス文庫版を知らずに読むとビックリするはず。なお、『トリックスターズ』は一般的に3巻の『D』が一番評価が高いが、いきなり『D』から読むのは断じてお薦めしない。ちゃんと1巻から読もう。
その後は主にメディアワークス文庫から新作が出ている。『トリックスターズ』の第二部もどうかお願いします。あと『星読島』の続編ってどうなってるんですか?
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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