円居挽(まどい ばん)とは、日本の推理小説家。漫画原作、ゲームシナリオなども手掛ける。
1983年奈良県生まれ。京都大学推理小説研究会出身。新本格の有名作家を多数輩出している京大ミステリ研に憧れて京大に進んだらしい。ミステリ研入会時に動機を聞かれ「清涼院流水の『コズミック』が好きで……」と答えた結果、先輩からものすごく警戒されたとか。現在も本人は「自分は清涼院流水の直系」と自認しているが、清涼院流水に対してはいろいろ複雑な感情がある様子。
2008年、講談社BOXの文芸誌「パンドラ」に短編が掲載され、読者投票で好評を得たことで、翌2009年に『丸太町ルヴォワール』で講談社BOXから単行本デビュー。「このミステリーがすごい!」11位、「本格ミステリ・ベスト10」8位など好評を集め、《ルヴォワール》シリーズとしてシリーズ化され全4巻が刊行された。
以降、文庫書き下ろしのキャラクターミステリを中心に発表。京大出身ということで、ほとんどの作品は京都が舞台になっている。また、漫画原作なども手掛けるほか、2018年には『Fate/Grand Order』の期間限定シナリオ「虚月館殺人事件」を担当。2019年には同じくFGOの期間限定シナリオ「惑う鳴鳳荘の考察」を担当し、両シナリオのノベライズ版を刊行した。
デビュー作のルヴォワールシリーズは特に『逆転裁判』の影響が強く、そのためか『逆転裁判』のノベライズも手掛けている。
Twitterでは、『HIGH&LOW』『喧嘩稼業』『胎界主』『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』などの話を自作の宣伝よりもはるかに熱心にしており、友人の作家たちや編集者に感染を広げている。『HIGH&LOW』はファンブックにも寄稿しており、『ワタモテ』の小説アンソロジーに寄稿した際には内容紹介に「“『ワタモテ』大好きツイッターお兄さん”の称号は伊達じゃない!!」とか書かれている。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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