長谷敏司(はせ さとし)とは、ロリコンライトノベル・SF作家である。
『戦略拠点32098 楽園』(ヒロインは幼女)で第6回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2001年下半期の2chライトノベル大賞で3位になるなど、コアなライトノベル読者やSF界隈からは注目されるが、翌年の第2作「女子高スナイパー」『天になき星々の群れ フリーダの世界』ともども売上は振るわず、2003年にSFマガジンに短編「地には豊穣」が載ったりはしたが、そのまま消えるかと思われた。
しかし2005年、『円環少女』シリーズ(ヒロインは幼女)を開始して不死鳥のように復活。無事ヒット作となり、全13巻に渡る人気シリーズとなった。
2009年には早川書房のハヤカワSFシリーズJコレクションから『あなたのための物語』を刊行。これが「SFが読みたい!」2010年版2位にランクインし、同年の日本SF大賞候補となる。
2012年に刊行した『BEATLESS』でも再び日本SF大賞候補となり、2014年の短編集『My Humanity』でついに第35回日本SF大賞を受賞した(藤井太洋『オービタル・クラウド』との同時受賞)。新進気鋭のSF作家として注目を集める存在である。
2014年には『BEATLESS』の設定と世界観を、誰でも自由に使用できるようにするという「アナログハック・オープンリソース」を開始。『BEATLESS』及びその関連作の本文・キャラクター・ストーリーは著作物として保護し、それ以外の設定や世界観については一次創作において自由に利用して良いという試みで、展開が注目される。
2018年、『BEATLESS』がアニメ化。2023年には『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』で第54回星雲賞日本長編部門を受賞。意外にも星雲賞は初受賞である。
また2016年からはガガガ文庫で『ストライクフォール』シリーズを亀の歩みなペースで刊行中。
幼女ヒロインに定評がある(大事なことなので三回言いました)。短編集『My Humanity』収録の「allo,toi,toi」は小児性愛者の内面を活写しきった迫真のペドフィリア小説なので、その筋の人は必読。
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最終更新:2024/12/23(月) 11:00
最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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