はじめに
革命機ヴァルヴレイヴ3話を視聴。3話も監督の松尾衝さんの絵コンテ。
このペースだと、松尾監督のコンテ回は多そうだ。

ちなみに本編の感想はというと、
一人旅団という二つ名を持つエルエルフの無双ぶりが印象的だった。
まさに「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」である。
/ ヽ
/ な い あ も |
l い い い う |', /
| か ん つ l ', /
| な じ 一 全 / 〉く }三{`>く
ヽ、 ゃ 人 部 / ∠_/ ̄∨__〉、
、 \ , で / !:::ハ ゚ /::::l| ,..-―
\ / `丶、____x く ト、:_:_} {_:_:_ノ| / ; : : :
,.ィT: ̄:7ハ、 V「::r┬宀┬ 、:}V_/:./: : : :
人,-、:.・:; -vヘ ∨仁ー--'二l }イ{}=彡く_:_:_:_:_:_
〔:.:{::}ー{::}:.:} _, <l入ヽ二二 // /勿¬┬┬-..、
__Y/:|三三ト、:/ , -<}>_'´_::ヽ\_二_/ノ::_ニ::. ┴┴-<
_rく´ |:.:| lヾ:|三三|:/「`ーrー、 /,..:'r―-、ヽ、`ヽミー--‐ニ-'´ /r──‐┐::
∧ ヽ ` \ヽ二ラ /:.:.:./ | } //::..{  ̄ ヽ:/´ '′ |::..
:.:.ヽ | ` ┬彳:.:.:.:/ | ∧ //::..::..\ ∥ /::..:
:.:.:.:〉| l 〈:.::.:/ 〃:.:∧//::..::..:「`ー ∥ _/::..::..
:./| lノ〉_r、 !  ̄ ∧:.:.:.:.7/::..::..::..ヽ、 ∥ ` ̄フ::..::.
', ヽ、ー′ | / ヽ:. //::..::..::..::./ヽ¬ ヾ -r―'´::..::..::.
さて、ヴァルヴレイヴで気になった描写の一つがピンク色の爆破である。




この爆破の色を見ると、ガンダムシリーズを思い出さずにはいられない。
今回はピンク色の爆破に見る、
サンライズ、そしてガンダムの爆破について語ってみたい。
ピンク色の爆破の歴史~サンライズ、そしてガンダム
まず1979年に「機動戦士ガンダム」では宇宙の戦闘において
MSや戦艦の爆破描写にピンク色が多用されていた。


(機動戦士ガンダム劇場版Ⅲめぐりあい宇宙より)
理由としては、制作会社である当時のサンライズに
大量のピンク色の絵の具が余っていたからいう話である。
そんな大量のピンクの絵の具を使いたいという苦肉の策だったとしても
漆黒の宇宙にピンクの爆破という組み合わせは、
絵的な見栄えを成立させている表現だったと思う。
次に1991年にリリースされたOVA「機動戦士ガンダム0083」でも
宇宙空間におけるピンク色の爆破描写がみられた。


(機動戦士ガンダム0083より)
「機動戦士ガンダム」の一年戦争後に起きたデラーズ紛争を舞台にした本作。
そして1stガンダムのオマージュが溢れた本作では
このオマージュの一つとして、ピンク色の爆破を取り入れた。
本作は驚異的なメカ作画であったため、とてもインパクトのある描写となり
改めてガンダムの爆破といえばピンク色であることを再確認させてくれた作品だった。
次に2002年の「機動戦士ガンダムSEED」。


(機動戦士ガンダムSEEDより)
「新世紀(21世紀)のファーストガンダム」を目指したと言われるSEED。
物語も1stガンダムをなぞらえたような宇宙を地球を漂流する展開。
そして宇宙空間での爆破も1stになぞらえてピンク色だった。
私は当時SEEDを見た時に、
「21世紀のガンダムをやるのなら、これは外せないだろう」
と思い、爆破がピンク色だったことに大変喜んだ。
まとめ
以上のように、ピンク色の爆破といえばサンライズとガンダムの歴史でもあるのだが、
1stガンダム→0083→SEED→ヴァルヴレイヴ、というように
この歴史の中にヴァルヴレイヴが加わってくるのは中々に面白いと思った。
ヴァルヴレイヴという作品が、最終的に何を目指していくかはまだわからないが、
このピンク色の爆破の描写も含めてわかることは、
ヴァルヴレイヴは過去の作品の文脈/影響も踏まえて描いていることだ。
何にしてもピンクの爆破を見ると、安心するのであった。
- 関連記事
-
・ハルトできれば、今の注目の的をずっと続く事を祈りたいし、ショーコもまだハルトの事情を知らない様子だし、サキもショーコにハルトの事を教えるつもりはない様子。そして、あと4機のヴァルヴレイヴ、いつ出てくるのか。ショーコとサキはなんか乗りそうな流れに感じ、山田 ライゾウもその1人になってそう。