新房×シャフトの新作。
アニメアール出身の原田大基さんキャラデザが
個人的な見所かなと思いました。
ひきこもり少女とお兄さんの変なお話。
大塚芳忠さんの演技が素晴らしかったです。
今回はささみさんの部屋と外の色彩の違いと
火炎竜について書いてみました。
不思議な感じの作品でした。
正直、つかみきれていない部分も多々ありますが
映像的な見栄えというか、何かをやりたい感は伝わってきたので面白かったです。

大塚芳忠さんの演技がグイグイ作品を引っ張っている感があって
大塚さんのパワーは半端ないなぁと思いつつ見ていました。


個人的に面白かったのは、ささみさんの部屋と外世界の描写の違い。
ささみさんの部屋は色の滲みを表現した水彩画のような色彩で描かれています。
一方の外の世界は、そういうわけでもありません。
こうした色彩の違いで、ささみさんの世界(自分の部屋)と外の世界の違いを表現しています。
ささみさん的に、世界は自分の部屋のような色彩であってほしいという願いなのでしょうか。
部屋の居心地の良さと現実の外の世界は違うという事が強調されています。

どうやらささみさんは外へ出られない(引きこもり)らしく
今回も外に出た瞬間、すぐに倒れてしまったようです。
ささみさんにとって家から外へ出ることは、一種の境界線。
自分の部屋と外の世界の色彩の違いも境界線の現れ。
上記キャプの玄関ドアからでる瞬間も、玄関と外を境界線として描いていました。


物語的には後半の全てがチョコになる展開は凄かったです。
三姉妹がチョコと戦うシーンは、とてもよくアクションを繰り広げられていて見応え充分。
爆破もあるし、ミサイルもあるし、何より火炎竜がありました。

幻魔大戦で金田伊功さんが表現してから、多くのアニメーターさんが描いている火炎竜。
いやこの竜はチョコでできているから、チョコ竜と呼ぶべきか。
何にしても、エフェクトを竜に見立てて描くのは、作画の華です。
新房さんは金田さんの作画が好きだなぁというのが伺い知れます。

【参考】幻魔大戦の金田伊功さんの火炎竜。
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不思議な感じの作品でした。
正直、つかみきれていない部分も多々ありますが
映像的な見栄えというか、何かをやりたい感は伝わってきたので面白かったです。

大塚芳忠さんの演技がグイグイ作品を引っ張っている感があって
大塚さんのパワーは半端ないなぁと思いつつ見ていました。


個人的に面白かったのは、ささみさんの部屋と外世界の描写の違い。
ささみさんの部屋は色の滲みを表現した水彩画のような色彩で描かれています。
一方の外の世界は、そういうわけでもありません。
こうした色彩の違いで、ささみさんの世界(自分の部屋)と外の世界の違いを表現しています。
ささみさん的に、世界は自分の部屋のような色彩であってほしいという願いなのでしょうか。
部屋の居心地の良さと現実の外の世界は違うという事が強調されています。

どうやらささみさんは外へ出られない(引きこもり)らしく
今回も外に出た瞬間、すぐに倒れてしまったようです。
ささみさんにとって家から外へ出ることは、一種の境界線。
自分の部屋と外の世界の色彩の違いも境界線の現れ。
上記キャプの玄関ドアからでる瞬間も、玄関と外を境界線として描いていました。


物語的には後半の全てがチョコになる展開は凄かったです。
三姉妹がチョコと戦うシーンは、とてもよくアクションを繰り広げられていて見応え充分。
爆破もあるし、ミサイルもあるし、何より火炎竜がありました。

幻魔大戦で金田伊功さんが表現してから、多くのアニメーターさんが描いている火炎竜。
いやこの竜はチョコでできているから、チョコ竜と呼ぶべきか。
何にしても、エフェクトを竜に見立てて描くのは、作画の華です。
新房さんは金田さんの作画が好きだなぁというのが伺い知れます。

【参考】幻魔大戦の金田伊功さんの火炎竜。
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映像表現がどうとかは、いまさらなんでどうでも良い。
作品の面白さとは無関係だしね。