イカ娘は可愛いじゃなイカ?
彼女の魅力を描ききった快作でした!!
作り手の思惑と視聴者の望むものが
上手く合致した幸せな作品のように感じました。
それもこれも、イカ娘の侵略おかげじゃなイカ!!
感想イカ娘にあった触手などの機能が無くなっちゃて
半ば自暴自棄的に海に帰ってしまったイカ娘さんの復活劇でした。やはり触手が無いイカ娘はイカ娘ではありませんね!栄子を助けたい純粋な気持ちが力をよみがえらせたキッカケになりました。でも、イカ娘が能力を失った本当の理由っていうのはなんでしょうかね。
人間社会に馴染みすぎちゃったからなのでしょうか。
さらにタコ娘さんと呼べるみたいな謎のキャラも出てきました。
彼女はイカ娘とは違って完全な人間キャラのように見えました。
今回の構成は、最初のバレーボールの話で全メインキャラをそれぞれイカ娘と絡ませ
後半2回はイカ娘の存在を問うような能力喪失の話につなげて復活したという形でした。
今回もまとまりの良い展開だったのではと思います。
イカ娘が能力を失って「だわ」「だわ」使う不自然でぎこちない会話が良かったですね。
金元さんが上手く演じていたと思います。
またイカ娘のショート姿を見られたのも良かったですね。

左のショットが今回再登場シーン。右が1話の初登場シーンですね。
こうした登場シーンに同じレイアウトを使うのには感慨深いものがあります。
もう一つ。バレーボールの話のトーナメント表が面白かったですね。
るたろーさんや東出太さんもいましたし。業界ネタ満載でした。
秋田書店ネタ的にはグラップラー刃牙の最大トーナメントを思い出します。

触手の使い方がカッコ良すぎです!!触手で栄子を持ちつつ、足場を支えるのが良かったです。
まとめとてもバランスのよい作品だったと思います。どこか作画やお話といった個々の要素が飛びぬけて凄かったという事ではなく、
お話も作画、キャラクターの立ち方も全て含めて個々の要素がシナジーを起こして、
作品全体をまとまりの良いものとして提供していたと思います。このバランスの良さが見る側に安心感と癒しを与えてくれました。
毎回3話構成も、きちんと各話バランスを考慮した配置になっていましたし、
毎回EDの余韻に浸らせる事も込みで構成を計算されていたのも見事でした。
早苗や栄子含めて、サブキャラも最初はあんましキャラが立っていませんでしたが、
きちんと最後にはきちんと機能するようになったのも上手でしたね。
またこのバランスの中心核にいたのはイカ娘の圧倒的な存在感でしたね。まばゆいぐらいの溢れる可愛さが作品を下支えする癒しとなって、
結局どんな展開であれ最後は
「イカちゃん可愛い」に収斂させる方向性は見事でした。
この作品の魅力は「子供が初体験している様子を楽しむこと」なのだと思います。何も知らない真っ白で純粋な子供のようなイカ娘が様々な体験を行ないつつ
一歩でも成長していく様子を見ているのが微笑ましいです。
例えていうなら、犬や猫をしつけてなついてくる様子、
子供が新しい出来事に遭遇・体験して純粋に楽しんでいる様子を見ることで、
見ているこちらまで楽しくなってくる感覚に近いのかもしれません。
よくこの作品をゴールデンで放映してほしいという声もみられますが、
そう感じさせるぐらいイカ娘が可愛くて、イカ娘の行動のひとつひとつが
見ている側の普遍的で大事な感覚を刺激させて楽しませてくれた作品だと思います。
監督の水島努さんは、暴走ギャグが売りの方であると評価されています。
(たとえば、ドクロちゃんとか、ハレグゥとか、ケメコデラックスとか)
このイカ娘は大まかにコメディ・ギャグ作品に分類されると思うのですが、
監督の得意な暴走面は極力抑えて、ギャグは適度に見せていたという感じでしたね。
むしろミニイカ娘の話や今回の最後の2つのエピソードのようなシリアスというか
泣かせる話・良い話に自らコンテ・演出を担当して全力投球していましたね。ギャグだけではないシリアスな面の水島努が見られました。
このシリアス性の獲得は「おおきくふり振りかぶって」の監督経験も大きいと思います。
2期は期待したいですね。すぐすぐには無理そうですが、首を長くして待っています。
イカ娘さんは「我々の心を侵略していきましたね!」
ありがとうございました~♪
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感想イカ娘にあった触手などの機能が無くなっちゃて
半ば自暴自棄的に海に帰ってしまったイカ娘さんの復活劇でした。やはり触手が無いイカ娘はイカ娘ではありませんね!栄子を助けたい純粋な気持ちが力をよみがえらせたキッカケになりました。でも、イカ娘が能力を失った本当の理由っていうのはなんでしょうかね。
人間社会に馴染みすぎちゃったからなのでしょうか。
さらにタコ娘さんと呼べるみたいな謎のキャラも出てきました。
彼女はイカ娘とは違って完全な人間キャラのように見えました。
今回の構成は、最初のバレーボールの話で全メインキャラをそれぞれイカ娘と絡ませ
後半2回はイカ娘の存在を問うような能力喪失の話につなげて復活したという形でした。
今回もまとまりの良い展開だったのではと思います。
イカ娘が能力を失って「だわ」「だわ」使う不自然でぎこちない会話が良かったですね。
金元さんが上手く演じていたと思います。
またイカ娘のショート姿を見られたのも良かったですね。

左のショットが今回再登場シーン。右が1話の初登場シーンですね。
こうした登場シーンに同じレイアウトを使うのには感慨深いものがあります。
もう一つ。バレーボールの話のトーナメント表が面白かったですね。
るたろーさんや東出太さんもいましたし。業界ネタ満載でした。
秋田書店ネタ的にはグラップラー刃牙の最大トーナメントを思い出します。

触手の使い方がカッコ良すぎです!!触手で栄子を持ちつつ、足場を支えるのが良かったです。
まとめとてもバランスのよい作品だったと思います。どこか作画やお話といった個々の要素が飛びぬけて凄かったという事ではなく、
お話も作画、キャラクターの立ち方も全て含めて個々の要素がシナジーを起こして、
作品全体をまとまりの良いものとして提供していたと思います。このバランスの良さが見る側に安心感と癒しを与えてくれました。
毎回3話構成も、きちんと各話バランスを考慮した配置になっていましたし、
毎回EDの余韻に浸らせる事も込みで構成を計算されていたのも見事でした。
早苗や栄子含めて、サブキャラも最初はあんましキャラが立っていませんでしたが、
きちんと最後にはきちんと機能するようになったのも上手でしたね。
またこのバランスの中心核にいたのはイカ娘の圧倒的な存在感でしたね。まばゆいぐらいの溢れる可愛さが作品を下支えする癒しとなって、
結局どんな展開であれ最後は
「イカちゃん可愛い」に収斂させる方向性は見事でした。
この作品の魅力は「子供が初体験している様子を楽しむこと」なのだと思います。何も知らない真っ白で純粋な子供のようなイカ娘が様々な体験を行ないつつ
一歩でも成長していく様子を見ているのが微笑ましいです。
例えていうなら、犬や猫をしつけてなついてくる様子、
子供が新しい出来事に遭遇・体験して純粋に楽しんでいる様子を見ることで、
見ているこちらまで楽しくなってくる感覚に近いのかもしれません。
よくこの作品をゴールデンで放映してほしいという声もみられますが、
そう感じさせるぐらいイカ娘が可愛くて、イカ娘の行動のひとつひとつが
見ている側の普遍的で大事な感覚を刺激させて楽しませてくれた作品だと思います。
監督の水島努さんは、暴走ギャグが売りの方であると評価されています。
(たとえば、ドクロちゃんとか、ハレグゥとか、ケメコデラックスとか)
このイカ娘は大まかにコメディ・ギャグ作品に分類されると思うのですが、
監督の得意な暴走面は極力抑えて、ギャグは適度に見せていたという感じでしたね。
むしろミニイカ娘の話や今回の最後の2つのエピソードのようなシリアスというか
泣かせる話・良い話に自らコンテ・演出を担当して全力投球していましたね。ギャグだけではないシリアスな面の水島努が見られました。
このシリアス性の獲得は「おおきくふり振りかぶって」の監督経験も大きいと思います。
2期は期待したいですね。すぐすぐには無理そうですが、首を長くして待っています。
イカ娘さんは「我々の心を侵略していきましたね!」
ありがとうございました~♪
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今回のアニメを観て、タコ娘が何者か理解できた。