中川かのんちゃんの上目遣いは反則!!
攻略する側が、逆に攻略されてしまいます!自分の存在の不確かさに絶えず不安な彼女。
彼女の攻略の鍵は「歌わなくなった歌」にありそうですが、
桂木桂馬は彼女をどう攻略していくのでしょうか!!
感想中川かのん編中盤戦といった所でしょうか。
来週で彼女を攻略できるとは思います。この作品の面白い所は、推理要素があるところでしょう。
つまり桂木桂馬がヒロインをどう攻略するか。
この攻略方法を本編から提供される小出しの情報収集によって
桂木桂馬だけでなく、見ている側も推理して楽しめる点にあるでしょう。
この作品において、ヒロインキャラの全貌というのは、
最初から明らかにされず、むしろ小出し小出しに明かされます。
この点が推理のミスリードを誘い、面白くさせる要因です。
桂木桂馬が今回「情報収集」という手順を踏むのはまさにゲーム的です。
(本当はどんな物事を行うにも情報は必要ですが・・・)
中川かのんさんは自分の事を
「透明な存在」という言葉で表現していました。
影が薄い→存在が薄い→透明になるというわかりやすい比喩です。
ちょっと怖かったですね。この
「透明な存在」という言葉自体が。
というのは昔、複数の児童が殺害される事件があり、大きな社会的関心事となりましたが
この犯人も自らの事を
「透明な存在」と名乗っていたのですよね。
(犯人が中学生だった事も大きな波紋を呼びました)
まぁ何はともあれ、自己の不確かさを表現するときに、
この「透明な存在」という言葉は今でも有効なのかなと思いました。
中川かのんは自分自身の存在への不確定さに悩んでいます。過去のトラウマからなのか、それともこのこと自体に非常に敏感なのか。
アイドルとしてあれだけ活躍しても、彼女の心は全く埋まっていません。
だから存在の不確かさを解決するために
「おまえはここにいる」という
承認の言葉で彼女は救えないのかもしれません。
桂馬はこの事を見抜いているようです。
だからエルシィは
「かのんちゃんの心のスキマ埋まりそうですね」と言った時に
「僕にはそうは思わないと」切り替えしたのでしょう。
また今回、かのんの可愛さに桂馬がドギマギしたり顔を赤らめる描写がありましたが
これは桂馬がそういう演技をしているのだと、考えてきました。
攻略する側(桂馬)なのに、攻略されているというミスリードを行って
彼女の行動パターンを探っていたと個人的には予想しときます。
そんな彼女はアイドル大一番でのライブの本番前に消えてしまいました。
失踪したのか、それても透明な存在になってしまったのか。
来週までにここまでの本編の情報をおさらいして、
我々も中川かのんをどう攻略できるか
桂木桂馬の推理と勝負してみるのも面白いのかもしれません。
後半、かのんの悩みを聞ける存在になった桂馬は、彼女の様々な悩みを聞くわけですが、
この悩みを聞く展開において、この場面転換に用いられたかのんの顔がいっぱいある表現。
どうも
「東方project」のネタキャラである
「ゆっくりしていってね」を連想します。
女の子2人が
「ゆっくりしていてね」と言っている右上の画像と見比べると、
首から上しか描かれていない点や顔のデフォルメも似せていると感じました。
何よりこの場面転換でかのんが
「よろしくね~」と言いますが、
「ゆっくりしていってね」と言い方まで合わせている様に感じました。
(追記、今回は場面展開ではエルシィでもこの顔がいっぱいある表現を使ってますね)
今回はテンポやノリが今までより上手いという印象がありました。
掛け合いのタイミングや上記のような場面転換の繰り返し繰り返し行う上手さ、
やキャラのデフォルメなど色々見所がありましたね。
EDイラストは
甘露樹氏。
みつみ美里さんに続いての参加です。
この作品の次回予告イラストはなんて豪華執筆陣なんでしょうか。
これで、なかむらたけし様も描いてくれるのではなんて期待もしてしまいます。
一方で
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のEDイラストにも
みつみさんが既に描いているので甘露樹さんが
今後描いている可能性も出てきたと思いますが、はてさて。
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感想中川かのん編中盤戦といった所でしょうか。
来週で彼女を攻略できるとは思います。この作品の面白い所は、推理要素があるところでしょう。
つまり桂木桂馬がヒロインをどう攻略するか。
この攻略方法を本編から提供される小出しの情報収集によって
桂木桂馬だけでなく、見ている側も推理して楽しめる点にあるでしょう。
この作品において、ヒロインキャラの全貌というのは、
最初から明らかにされず、むしろ小出し小出しに明かされます。
この点が推理のミスリードを誘い、面白くさせる要因です。
桂木桂馬が今回「情報収集」という手順を踏むのはまさにゲーム的です。
(本当はどんな物事を行うにも情報は必要ですが・・・)
中川かのんさんは自分の事を
「透明な存在」という言葉で表現していました。
影が薄い→存在が薄い→透明になるというわかりやすい比喩です。
ちょっと怖かったですね。この
「透明な存在」という言葉自体が。
というのは昔、複数の児童が殺害される事件があり、大きな社会的関心事となりましたが
この犯人も自らの事を
「透明な存在」と名乗っていたのですよね。
(犯人が中学生だった事も大きな波紋を呼びました)
まぁ何はともあれ、自己の不確かさを表現するときに、
この「透明な存在」という言葉は今でも有効なのかなと思いました。
中川かのんは自分自身の存在への不確定さに悩んでいます。過去のトラウマからなのか、それともこのこと自体に非常に敏感なのか。
アイドルとしてあれだけ活躍しても、彼女の心は全く埋まっていません。
だから存在の不確かさを解決するために
「おまえはここにいる」という
承認の言葉で彼女は救えないのかもしれません。
桂馬はこの事を見抜いているようです。
だからエルシィは
「かのんちゃんの心のスキマ埋まりそうですね」と言った時に
「僕にはそうは思わないと」切り替えしたのでしょう。
また今回、かのんの可愛さに桂馬がドギマギしたり顔を赤らめる描写がありましたが
これは桂馬がそういう演技をしているのだと、考えてきました。
攻略する側(桂馬)なのに、攻略されているというミスリードを行って
彼女の行動パターンを探っていたと個人的には予想しときます。
そんな彼女はアイドル大一番でのライブの本番前に消えてしまいました。
失踪したのか、それても透明な存在になってしまったのか。
来週までにここまでの本編の情報をおさらいして、
我々も中川かのんをどう攻略できるか
桂木桂馬の推理と勝負してみるのも面白いのかもしれません。
後半、かのんの悩みを聞ける存在になった桂馬は、彼女の様々な悩みを聞くわけですが、
この悩みを聞く展開において、この場面転換に用いられたかのんの顔がいっぱいある表現。
どうも
「東方project」のネタキャラである
「ゆっくりしていってね」を連想します。
女の子2人が
「ゆっくりしていてね」と言っている右上の画像と見比べると、
首から上しか描かれていない点や顔のデフォルメも似せていると感じました。
何よりこの場面転換でかのんが
「よろしくね~」と言いますが、
「ゆっくりしていってね」と言い方まで合わせている様に感じました。
(追記、今回は場面展開ではエルシィでもこの顔がいっぱいある表現を使ってますね)
今回はテンポやノリが今までより上手いという印象がありました。
掛け合いのタイミングや上記のような場面転換の繰り返し繰り返し行う上手さ、
やキャラのデフォルメなど色々見所がありましたね。
EDイラストは
甘露樹氏。
みつみ美里さんに続いての参加です。
この作品の次回予告イラストはなんて豪華執筆陣なんでしょうか。
これで、なかむらたけし様も描いてくれるのではなんて期待もしてしまいます。
一方で
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のEDイラストにも
みつみさんが既に描いているので甘露樹さんが
今後描いている可能性も出てきたと思いますが、はてさて。
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