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夏を惜しんで蝉の声悲しき

お盆の時期を挟んだ猛暑の連続には、ほとほと疲れました。
今年は7月いっぱいが比較的涼しかったため、本格的な夏は短い印象です。
いまのところは・・・これから先まだわかりませんからね。

そうはいっても、暦は進む。
立秋をとうに過ぎて、夏が徐々に霞んでいき、秋が少し顔を覗いた感じがします。
夜は虫の声が聞こえてきましたからね。

2016朝顔夏の終わり2

そんなまだ夏の盛りではあるけど、ピークを過ぎた感じの今日この頃を自作詩で表現してみました。

「夕立や 降り止んで鳴く油蝉 往く夏惜しむ聲ぞ悲しき 」

猛暑だ、熱中症だ、と騒いでいるものの、過ぎてしまえば夏が霞んでいくのは哀しいもの。
昔の夏バンドのこの時期の歌は、どれもそんな感傷を唱っています。
結局、夏が過ぎてゆくのは悲しいし、現実逃避したくなる。

昔は僕も夏や海が大好きだったけど、実際には海にしょっちゅういってた訳ではない。
夏休みだって、まったくないし、週に二回の休みはいまでは体力気力の回復に使っている。
これもノスタルジーなのかもしれないが、昔好きだった夏をどこか探す自分がいるからかもしれない。

実際問題としては、暑さが身体にキツいと感じることや仕事場の空調が少しキツくなってきたことからようやく開放される。
ほっとした気分になるのもまたもの悲しいものです。

2018夏の名残り2

Tag : 文化多摩武蔵野自然和歌自作句

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無心庵ひょっとこ斎

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