■ 降格圏に位置する京都サンガ京都サンガは12節を終えた時点で2勝7敗3分けで勝ち点「9」のみ。21位と降格圏に位置する。22位で最下位の愛媛FCとは同じ勝ち点になる。12試合で10得点/18失点。得失点差は「-8」。5月3日(木)に行われたJ2の12節はアウェイで昇格組の栃木SCと対戦したが1対3で敗れた。残留争いのライバルになり得た栃木SCを相手に敗れたのは痛恨だった。クラブ史上初となるJ3降格の危機を迎えている。
開幕前の京都の評価は決して高くなかった。平均予想順位は12.33位で上から13番目。243名の参加者のうち、自動昇格圏に予想したのは2人だけ。プレーオフ圏に予想した人も10人のみだった。一方で17位以下に予想した人は27人で、自動降格圏となる21位以下に予想した人も4人いた。開幕前の時点から低評価されていたが全日程の1/3弱を過ぎた時点で21位というのは大方の予想を下回る成績である。
2015年には大分がJ2で21位になって入替戦に回って町田に敗れてJ3降格となったが大分の例があるので「J3に降格することはあり得ない。」、「さすがに降格することはないだろう。」とはどのチームにも言えなくなっている。今シーズンのJ2は開幕前の評価が低かった熊本・山口・水戸などが好調。上位争いに参加しており、栃木SCもここに来て絶好調。どこがJ3に落ちても不思議はないほど混沌とした状態である。