■ 有望株が沢山いる鹿島アントラーズ他には鹿島も有望な若手が多いチームである。世代交代の遅れが懸念された時期もあったがトニーニョ・セレーゾ監督が大胆に若手を起用したことで一気に世代交代が進んだ。リオ世代ではDF植田直やDF伊東幸はもちろんのこと、FW鈴木優やMF三竿健といった1996年生まれの選手も有望視されている選手で、東京世代では190センチのDF町田、テクニシャンのMF安部裕が特に大きな期待を集めている。
FW大迫やMF柴崎岳が海外に挑戦するなど絶対的な主力が抜けるケースが増えてきたが代わりとなる選手がすぐに出てくる。なので大きな穴にはならない。当然、資金力とブランド力を兼ね備えたチームなので他クラブの有望株を引き抜くこともできる。今オフもDF安西(東京V)の獲得に成功したがDF内田篤ならびにDF伊東幸とのレギュラー争いを制することが出来るだけの高いポテンシャルを持った攻撃型の右SBである。
J1王者の川崎Fは五輪代表でも活躍したMF三好(→札幌)とDF板倉(→仙台)の2人を期限付き移籍で修行に送り出したので有望株は少なめ。中堅世代の選手が多くなっているが身体能力の高い19才のDFタビナス・ジェファーソンには大きな期待が寄せられており、川崎U-18には「東京世代の中では屈指の点取り屋」と言われる高校2年生のFW宮代が控えている。ようやく下部組織から有望株が出るようになってきた。