■ 大一番を控えているハリルJAPAN2018年のロシアW杯のアジア最終予選も残り2試合となった。ハリルJAPANはW杯出場に王手をかけているが、自力で突破を決めるためには「オーストラリアあるいはサウジアラビアのいずれかから勝利をもぎ取らなければいけない。」というなかなかタフな展開になっている。8月31日(木)に埼玉スタジアムで行われる日本 vs オーストラリアの試合はW杯予選としては久しぶりにしびれるような試合になるだろう。
オーストラリア戦とサウジアラビア戦の日本代表メンバーについては「8月24日(木)に発表される予定」と報じられているので、誰が代表メンバーに選ばれるのか?が巷の話題になっている。長年、日本代表を支えてきたMF本田圭(パチューカ)、MF香川(ドルトムント)、MF長谷部(フランクフルト)、DF吉田(サウサンプトン)などは怪我あるいは怪我上がり。FW大迫(ケルン)やMF清武(C大阪)も怪我をしている。
MF清武に関しては長期離脱中。2連戦のメンバー入りは絶望的である。怪我人が多いので勝負の2連戦に向けてハリルホジッチ監督がどんな選手をピックアップするのか?は非常に大事になって来る。ドイツやスペインの国内リーグは先週末に新シーズンが開幕したばかり。Jリーガーと比べて欧州組は精神的にも肉体的にもフレッシュな選手がほとんどになるが、試合勘や体力的な部分ではやや不安を抱えている。
■ 予備登録メンバー100人の顔ぶれは・・・。先日、AFCの公式サイトに予備登録メンバー100人の名前が書き出されたが、3月の時点では予備登録メンバーに選ばれていなかったMF関根貴(インゴルシュタット)、DF三浦弦(G大阪)、DF鈴木大(タラゴナ)の3人が新たに追加されている。DF三浦弦は6月のイラク戦(A)のときはベンチ入りを果たしており、「予備登録メンバー100人に入っていない選手を選んではいけない。」とルールではないと思われる。
予備登録メンバー100人の顔ぶれを見ても「ガチのメンバー」とは考えにくいが、最新の予備登録メンバー100人は以下の通りである。
キーパー 権田修一(鳥栖)
林彰洋(FC東京)
東口順昭(G大阪)
川島永嗣(メス)
櫛引政敏(岡山)
中村航輔(柏)
西川周作(浦和)
六反勇治(清水)
右サイドバック 川口尚紀(新潟)
松原健(横浜)
室屋成(FC東京)
酒井宏樹(マルセイユ)
武岡優斗(川崎)
内田篤人(シャルケ)
米倉恒貴(G大阪)
左サイドバック 藤春廣輝(G大阪)
車屋紳太郎(川崎)
長友佑都(インテル)
小川諒也(FC東京)
太田宏介(FC東京)
酒井高徳(ハンブルク)
宇賀神友弥(浦和)
山中亮輔(横浜FM)
センターバック 岩波拓也(神戸)
槙野智章(浦和)
丸山祐市(FC東京)
三浦弦太(G大阪)
水本裕貴(広島)
森重真人(FC東京)
丹羽大輝(広島)
大武峻(新潟)
塩谷司(アル・アイン)
昌子源(鹿島)
鈴木大輔(ヒムナスティック)
植田直通(鹿島)
吉田麻也(サウサンプトン)
ボランチ 青山敏弘(広島)
遠藤航(浦和)
藤田直之(神戸)
長谷部誠(フランクフルト)
橋本拳人(FC東京)
細貝萌(柏)
井手口陽介(G大阪)
柏木陽介(浦和)
加藤恒平(ベロエ・スタラ・ザゴラ)
喜田拓也(横浜)
今野泰幸(G大阪)
永木亮太(鹿島)
大島僚太(川崎)
大谷秀和(柏)
瀬戸貴幸(アストラ)
柴崎岳(ヘタフェ)
柴崎晃誠(広島)
高橋秀人(神戸)
谷口彰悟(川崎)
山口蛍(C大阪)
高萩洋次郎(FC東京)
米本拓司(FC東京)
アタッカー 遠藤康(鹿島)
江坂任(大宮)
本田圭佑(パチューカ)
香川真司(ドルトムント)
清武弘嗣(C大阪)
小林祐希(ヘーレンフェーン)
南野拓実(ザルツブルク)
森岡亮太(ベフェレン)
長澤和輝(浦和)
中島翔哉(FC東京)
中村憲剛(川崎)
大森晃太郎(神戸)
齋藤学(横浜)
関根貴大(インゴルシュタット)
山田大記(無所属/前カールスルーエ)
センターフォワード ハーフナー・マイク(神戸)
指宿洋史(千葉)
金崎夢生(鹿島)
川又堅碁(磐田)
興梠慎三(浦和)
長沢駿(G大阪)
岡崎慎司(レスター)
大久保嘉人(FC東京)
大迫勇也(ケルン)
杉本健勇(C大阪)
鈴木武蔵(新潟→松本山雅)
豊田陽平(鳥栖)
サイドハーフ(ウイング系) 浅野拓磨(シュツットガルト)
原口元気(ヘルタ・ベルリン)
乾貴士(エイバル)
柿谷曜一朗(C大阪)
小林悠(川崎)
久保裕也(ヘント)
倉田秋(G大阪)
宮市亮(ザンクト・パウリ)
武藤嘉紀(マインツ)
武藤雄樹(浦和)
永井謙佑(FC東京)
鈴木優磨(鹿島)
高木俊幸(浦和)
田中順也(神戸)
宇佐美貴史(アウクスブルク)
■ FW大迫(ケルン)が間に合わなかった場合は・・・。注目はフォワードである。FW岡崎慎(レスター)はプレミアリーグの開幕戦でゴールを決めており、コンディション自体はまずまず良さそう。また、FW大迫(ケルン)の怪我は順調に回復しており、「8月26日(土)に行われるブンデスリーガの2節のHSV戦で戦列に復帰に復帰できる可能性がある。」とも言われているが8月31日(木)に行われるオーストラリア戦(H)の直前の試合になるのでタイトなスケジュールになる。
FW大迫を招集できなかった場合はFW岡崎慎を1トップの位置で起用する可能性が高いがJリーグでゴールを量産しているFW杉本健(C大阪)、一時の不振から立ち直って勝負所でゴールを決めるケースが増えてきたFW鈴木優(鹿島)、ここ1年ほどは日本代表に呼ばれていないFW金崎(鹿島)あたりが代役候補として名前が挙がっているが、注目したいのはFW杉本健(C大阪)である。187センチのサイズは魅力である。
今さら言うまでもないがオーストラリアは平均身長が高いので182センチのFW大迫に代わって174センチのFW岡崎慎を起用するのは高さの部分で怖さが生じる。その他で高さのある選手というと192センチのFW長沢駿(G大阪)、195センチのFWハーフナー・マイク(神戸)がいるが、FW杉本健の方が年代別代表やC大阪で一緒にプレーした経験のある選手が多いのでコンビネーションの部分での不安は小さい。
他にはハリルJAPANでプレーした経験のあるFW川又(磐田)という選択肢もある。磐田では1トップの位置でプレーしており、コンスタントにゴールを決めてチームに貢献している。突出したスピードを誇るFW浅野拓(シュツットガルト)を1トップの位置で起用するという選択肢もあるがあまり試したことがないやり方なのでリスクはある。フォワードに関しては誰を招集して誰をスタメンで起用するのか?は要注目である。
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