■ J3に所属する選手の中で日本代表チームを選出すると・・・Jリーグは2017年シーズンからDAZN社と10年間で約2,100億円という大型契約を締結した。莫大な放映権料を得たので特にJ1のクラブが財政的に潤うことになるが、スカパーからDAZNに変わって一番の恩恵を受けたのはJ3に所属するクラブだろう。何しろ、昨シーズンまでは試合が生中継されることはほぼ無かったが、今シーズンからホーム戦もアウェイ戦もすべての試合がDAZNで生配信されるようになった。
昨シーズンまではJ3リーグのことやJ3に所属するクラブや選手に興味を持ったとしても、現地で実際に試合を観るか、ハイライト番組を観るか、どちらかしか欲求を満たす手段は無かったが、DAZNの登場で劇的に変わった。J3でプレーする選手はモチベーションアップにつながるはずで、選手やクラブの広告価値も高まる。いいこと尽くめと言えるが、せっかくなのでJ3に所属する選手限定の日本代表チームも考えてみたい。
まず最初にルールを決める必要があるが、ガンバ大阪U-23とFC東京U-23とセレッソ大阪U-23でプレーする選手は対象外とする。オーバーエイジの出場が認められているので元日本代表のFW前田遼(FC東京)や北京五輪代表のMF梶山陽(FC東京)やクラブのレジェンド的な存在になってきたDF酒本(C大阪)あたりが今シーズンはJ3の試合でプレーしているが、彼らを候補に含めるのはやはりふさわしくない。