■ 京都サンガは21位と低迷・・・。J2は第7節が終了した。年間試合数は42試合なのでちょうど全日程の1/6が終了したことになる。ロティーナ監督が就任した東京ヴェルディ、リカルド・ロドリゲス監督が就任した徳島ヴォルティス、高木琢也監督が就任して5年目のシーズンを迎えるV・ファーレン長崎などが好スタートを切ったが布部監督が就任した京都サンガはここまで1勝5敗1分けと低迷している。京都が出だしで躓いたことは最大の驚きと言える。
1節はホームで山形と対戦して1対2で敗れたが2節はホームで徳島に1対0で勝利。後半の終了間際に新加入のDF闘莉王が劇的な決勝ゴールを決めて今シーズン初勝利を飾ったので勢いに乗れるかに思えたが、3節はアウェイで福岡に敗れて、4節もアウェイで岡山に敗れた。1勝3敗で迎えた5節の長崎戦は勝利が必要な試合だったがホームで敗戦。6節はアウェイで千葉と引き分けて、7節はアウェイで横浜FCに敗れた。
1節が山形戦(H)、2節が徳島戦(H)、3節が福岡戦(A)、4節が岡山戦(A)、5節は長崎戦(H)、6節が千葉戦(A)、7節が横浜FC戦(A)なので、シーズンの序盤は難敵との対戦が多かった。この点はスタートで躓いた1つの理由と考えられるが、それでも昇格を狙っているチームなので7試合を終えて1勝5敗1分けという成績は最悪に近い。開幕前の時点では「5強の一角」と言われていたが、唯一、京都だけが出遅れた。