■ 古巣への復帰が決定年末年始の冬の移籍市場でブンデスリーガのデュッセルドルフに完全移籍したFW大前が古巣である清水エスパルスにレンタル移籍することが発表された。そして、ベルギーのスタンダール・リエージュに完全移籍したロンドン五輪のFW永井も古巣である名古屋グランパスにレンタル移籍となることが発表された。FW大前は2014年5月31日まで、FW永井は2014年6月30日までの契約と報じられている。
ともにロンドン世代で、2012年のJ1で結果を残して欧州に旅立っていたが、出場機会に恵まれなかった。冬の移籍ということで、難しいシチュエーションだったと思うが、FW大前にはテクニックと得点力があって、FW永井には圧倒的なスピードがある。2人とも、J1で実績を残しており、「実力的には十分に海外でもやっていけるだけのものを身に付けている。」と思われたので、欧州で活躍できなかったのは意外な気もする。
欧州は新シーズンが始まったばかりであるが、昨シーズンは出場機会をつかむことができなくて、今シーズンも主力として計算されていなかったという。そういう状況の中で、古巣からオファーが届いたので、半年強という短い期間で欧州を去ることになった。W杯イヤーがスタートして、出場機会に恵まれないことは致命的なので、賢明な判断とも言えるが、欧州での活躍を期待していた人は多かったので、残念な結果となった。
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