■ 千差万別「日本のサッカースタジアム」といっても、千差万別である。これまで全国各地のいろいろなスタジアムを訪問しているが、行くたびに新しい発見があって、テレビ画面では感じられないこと、分からなかったことを経験することができる。もちろん、90分間の試合を楽しむことも大事であるが、それ以外の部分でも、いろいろなことを体験できる点がスタジアム観戦の魅力だと言える。
日本最大規模の72,327人を収容できる日産スタジアムは「ピッチと観客席の遠さ」がウイークポイントとされているが、トイレの数の多さには驚かされる。古いスタジアムになると、トイレが汚くて、数が少ないところも珍しくない。特に、女性の場合は、トイレ事情というのは無視できないものであり、スタジアムの女子トイレの前で長蛇の列ができているシーンを見ることは珍しくないが、日産スタジアムはちょっと違っている。
もちろん、ハーフタイムや試合後のトイレの混雑をなくすことは不可能で、男子トイレでもちょっと並ぶことになるが、以前、日産スタジアムに行った時、3万人近くで埋まっていたにも関わらず、ハーフタイムのとき、ほとんど待つことなく、用を済ますことができた。1998年にオープンとなった新しいスタジアムであるが、トイレの心配をせずに試合を観ることができる点は、日産スタジアムのいいところである。
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