ボランチ編→ パリ世代のボランチの中心になるのはレフティのMF山本理(東京V)で間違いない。2019年は高校3年生ながらJ2で22試合に出場するなど経験を積んだ。精度の高い左足を持っており、ゲームを作ることが出来るプレーメーカー系のボランチである。昨今の日本サッカー界は「パサー系のボランチ」が少なくてこの点で東京世代はやや苦労しているがパリ世代にはMF山本理という突出したゲームメーカー系のボランチがいる。東京VではボランチのみならずCBや左SBや右SBでも起用されており、クレバーさも秀でている。
MF山本理のパートナー候補の1番手に挙げられるのはMF松岡大(鳥栖)だろう。こちらも高校3年生ながらJ1で23試合に出場するなどすでにトップチームで活躍している。何度か飛び級で東京五輪の代表にも召集されているので「東京行きの可能性」もゼロではない。派手さはないが運動量が多くて対応力の高さも光る。同じく高校3年生ながらJ3のC大阪U-23で18試合に出場したMF松本凪(C大阪)もパリ世代を代表するボランチになる。こちらも派手さはないが堅実なプレーが出来る。右足のミドルキックの精度が非常に高い。
当面はMF山本理とMF松岡大とMF松本凪の3人が中心で回っていくと思うがU-17W杯に出場したMF山内翔(神戸U-18→?)も独特のセンスを持っており、MF藤田譲瑠チマ(東京V)はU-17W杯の本大会で力を示した。彼は総合力の高いボランチである。同じくU-17W杯のメンバーだったMF成岡輝(清水ユース)は玄人受けするタイプのボランチである。他にはG大阪ユース出身でテクニシャンのMF岩本翔(筑波大)、すでにJ1デビューを済ませたMF柴田(湘南)などが競争に絡んでくる可能性があるが人材が豊富とは言えない。
2003年生まれの世代では冬の高校選手権で大きな注目を集めたMF松木(青森山田高)に期待がかかる。すでに触れたとおりで年代別代表では左SBで起用されているがベストポジションはボランチだろう。青森山田高でWボランチを組んだMF古宿(横浜FC)は早い段階で横浜FCで出場機会を得ることができると候補に入って来るだろう。MF山根陸(横浜FMユース)やMF豊田晃(名古屋U18)も評価の高い選手である。ボランチはロンドン世代だったMF山口蛍(神戸)のように意外な選手が急成長して定着することも少なくない。
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◆ まとめ #2428 【2024年】 パリ五輪代表チームでの活躍が期待される選手 (ボランチ・アタッカー・フォワード編) (2020/1/19)
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