【国際ユースサッカー:1戦目】 U-17日本 vs U-17クロアチア (五十公野公園陸上競技場)→ 今秋にインドで開催されるU-17W杯の本大会を3か月後に控えたU-17日本代表は新潟で行われた国際ユースサッカー大会に出場。初戦はクロアチアと対戦したが前半15分にボランチのMF福岡の不用意なバックパスのミスを奪われて失点。リードを許す展開になった。後半開始から主力のDF菅原、MF平川怜、FW宮代を投入。流れが良くなり始めた後半15分に左SHのMF上月が左サイドでボールを受けてドリブルで突進。うまくシュートフェイントで相手CBをかわしてから豪快に決めて1対1の同点に追いついた。
本大会の初戦となるホンジュラス戦は10月8日(日)に予定されており、チーム作りは最終段階に入っているが、本大会のGLはホンジュラス・フランス・ニューカレドニアと同じ組に入った。南アフリカ・ウルグアイ・イタリアと同組になったU-20W杯と比べるとはるかに組み合わせには恵まれた。タレントが非常に豊富な世代が世界の舞台にチャレンジするが決勝トーナメント進出はノルマ。「どこまで勝ち進めるのか?」に注目が集まるが波に乗ることができるとベスト8やベスト4も十分に期待できるチーム力を持っている。
今回はFW久保建(FC東京U-18)、DF瀬古(C大阪U-18)、MF喜田陽(C大阪U-18)、FW棚橋(横浜FMユース)、FW山田寛(C大阪U-18)などが招集されていない。怪我や所属クラブの事情で数名のコアメンバーを欠いているのでベストとは言えない構成になったがその一方で6月のU-16インターナショナルドリームカップで活躍したFW斉藤光(横浜FCユース)、FW栗原イブラヒムジュニア(三菱養和SCユース)、DF馬場晴(東京Vユース)、DF橋本柊(市立船橋高)、MF岩本翔(G大阪ユース)、GK鈴木彩(浦和Jrユース)が招集された。
U-16日本代表で活躍した年下の選手に注目と期待が集まったがU-16日本代表のエース格であるFW斉藤光が存在感を発揮した。キレのあるドリブルは十分に通用した。U-17日本代表もアタッカーの駒はかなり豊富ではあるがFW斉藤光のようなCFの周りを衛星的に動いて決定機に絡んでくる選手は少ない。自身のゴールは生まれなかったが日本の選手の中では最もいい動きを見せた選手の1人に挙げられる。後半15分に殊勲の同点ゴールを決めたMF上月は持ち前のサイズを生かしたダイナミックなプレーが光った。
クロアチアは1998年のフランスW杯でベスト4に入ったときの主力選手で左サイドのスペシャリストとして知られるヤルニ監督がチームを率いている。1968年生まれで48才。クロアチアの黄金時代を支えた選手も指導者として活躍する時代になっている。抜群のスピードを駆使してサイドを疾走した姿が印象深い選手なので現地で試合を観た人はかなり得をした気分になれただろう。クロアチアはサイズのある選手が多くて堅いチームだった。セットプレーを含めた日本のクロスがゴールにつながりそうな雰囲気はなかった。
【国際ユースサッカー:2戦目】 U-17日本 vs U-17メキシコ (五十公野公園陸上競技場)→ 引き分けスタートの日本と新潟選抜に7対3で大勝したメキシコの試合はともにフルメンバーに近いスタメンになった。お互いに「最も意識をしていた相手」だったと思うが、後半27分に左SHのMF上月の折り返しをFW宮代が押し込んで日本が先制に成功する。その後、メキシコが決定機を迎えたがGK谷がビッグセーブで防いだ。1対0で勝利した日本は1勝1分け。メキシコは1勝1敗となった。森山監督が試合後に「インテンシティの高い試合だった。」とコメントしたとおり、双方の集中力が高い引き締まった試合になった。
大会前から森山監督は「2戦目のメキシコ戦にベストメンバーを送り込む。」と明言していた。今回のチームは初招集の選手も多くて、かつ、(土)・(日)・(月)の3連戦となる。若いとは言ってもこの暑さの中、3試合ともフルに出場するのが無理である。メキシコは北中米カリブの予選で優勝しており、本大会でも優勝候補の一角と言われているというが、この日のメキシコのスタメン11人は北中米カリブ予選の決勝と全く同じ11人だった。本気度の高いスタメンを組んできたチームを相手に日本は奮闘。大きな勝利を手にした。
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◆ まとめ #1704 【U-17:国際ユースサッカー in 新潟】 日本 vs クロアチア、日本 vs メキシコ、日本 vs 新潟選抜 (2017/7/19)
→ 新潟で開催された国際ユースサッカー in 新潟大会の日本戦の3試合をクローズアップしました。2勝1分けの日本が2年ぶりの優勝を手にしましたが初戦はドロー。クロアチアを相手に苦戦しましたが、2戦目は強豪のメキシコを相手に1対0で勝利を飾りました。6月のU-16インターナショナルドリームカップで活躍したU-16世代を数名、引き上げて試しましたがFW斉藤光(横浜FCユース)の活躍が目立ちました。
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