◆ 栃木SC-FC岐阜 → 4勝3敗2分けで6位とプレーオフ圏内に浮上してきた栃木SCと、1勝6敗2分けで最下位のFC岐阜の試合は前半ロスタイムに栃木SCのMF菊岡が鮮やかなFKを決めて栃木SCが先制する。さらに、後半4分にもFW廣瀬の突破からMFクリスティアーノが来日初ゴールを決めて2対0とリードを広げる。「2試合連続で複数得点中」と攻撃が良くなってきたFC岐阜は、FW中島、FWファビオらを投入して、高さを駆使した攻撃でチャンスを作るが、ゴールは奪えず。ホームの栃木SCが2対0で勝利をおさめた。
栃木SCは10試合を終えて勝ち点「17」ということで、なかなかのペースで勝ち点を積み上げている。10試合で11得点なので、攻撃が噛み合っている感じはなくて、FW近藤、MFクリスティアーノ、FW勝又などのフィット具合は「まだまだ。」と言えるレベルなので、しっくり来ていないところもあるが、それでも、これだけの勝ち点を挙げている。よって、「タレントたちが噛み合ってきたら・・・。」という期待感はある。松田監督も5年目を迎えて勝負の年と言えるが、いいスタートを切っている。
この試合は前半ロスタイムのMF菊岡のフリーキックが決まったことが全てだった。0対0で進む限り、アウェーのFC岐阜のペースであり、残り時間が少なくなってくると、絶対に勝ち点「3」の欲しい栃木SCの方に焦りが出てくる。したがって、0対0で前半を折り返していたら、「FC岐阜の思い通りの展開」と言えたが、ラストプレーでネットを揺らした。それなりに距離があったので、「直接決めるのは難しい。」と思ったが、キーパーとの駆け引きにも勝利して、見事にFKを叩きこんだ。
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