■ 7位のベガルタ仙台 vs 6位のジュビロ磐田J2は早くも20節が終了した。折り返し地点まであと1試合に迫ったが2位争いが大混戦になっている。2位の大分から10位の群馬まで「8差」となるがその下の11位の山形も5連勝中。一気に勝ち点を積み上げて昇格争いに絡んできた。結局、2位の大分から14位の秋田まで「10差」。秋田までの14チームが昇格争いに絡んでいる。首位の町田は独走態勢に入っているので「2位争い」が最大の注目ポイントになっている。
20節は試合前の時点で7位のベガルタ仙台 vs 6位のジュビロ磐田の直接対決が行われたが3対2でアウェイの磐田が競り勝った。勝ち点「3」を獲得した磐田は5位に浮上。敗れた仙台は8位に転落した。今シーズンはプレーオフが行われるので3位以下のチームにも昇格の可能性はあるが、やはり2位になって自動昇格を果たさないとJ1復帰は難しい。磐田はライバルの1つである仙台を直接対決で下すことに成功した。
仙台は8勝6敗6分けで勝ち点「30」、磐田は9勝5敗6分けで勝ち点「33」となったが大きな話題になっているのは追加点のゴールとなる3点目のゴールを奪ったFW後藤啓の言動になる。後半17分に投入されると後半31分にダメ押しの3点目を奪った。ゴールを決めた直後に仙台のコアなサポーターが陣取っているバックスタンドに向かって相手サポーターを煽るような振る舞いをして、その後、ブーイングが浴びせられた。