■ 2020年の5月に兵役の問題で母国へ札幌で活躍した韓国代表のGKク・ソンユンは2020年の5月に兵役の問題で母国に戻った。Kリーグの大邱に完全移籍して、その後、2021年2月に軍隊のチームである金泉尚武FCに加入したが9月7日に兵役が終了して除隊となった。その翌日に「双方合意の上で契約を解除すること」が発表された。同時に本人がクラブを通じて「日本に戻ることになった」とコメントしており、Jリーグに復帰することがほぼ確実となった。
注目は移籍先になる。日刊スポーツは9月9日(金)の朝に「古巣である札幌への復帰が濃厚」と報じた。2022年のJリーグの追加登録期限は9月2日(金)までなので仮に近日中に札幌がGKク・ソンユンを獲得したとしても今シーズンはプレーできない。もうすぐW杯があるので韓国代表入りのチャンスがあるのであれば「契約解除→日本行き」という道は選ばなかったと思うが残念ながらW杯のメンバー入りは難しいようだ。
札幌を退団するときに「兵役が終わった後、札幌に戻ってきたい。」という趣旨のコメントを残しているので「札幌に復帰するのが最もスマートな道」と言える。札幌には大ベテランのGK菅野がいるが38歳になった。依然としてハイパフォーマンスを見せているが10歳年下のGKク・ソンユンを再獲得できると相当に大きい。地元である北海道新聞は9月8日(木)に「札幌が獲得に向けて交渉している。」と報じた。