候補者 ジーコ(鹿島アントラーズ)→ 1991年に当時、JSL二部だった住友金属に加入。すでに38歳になっていたが、技術的な衰えはなく、1994年に引退するまでスーパースターであり続けた。世界のサッカー史に残るレジェンドであり、1993年の名古屋との開幕戦で決めたフリーキックが印象深い。
エドゥー・マランゴン(横浜フリューゲルス)→ 1993年と1994年の2年間、横浜フリューゲルスに在籍。元ブラジル代表で強烈なカーブを描く左足のキックはセンセーショナルだった。1994年の1stステージのジュビロ磐田戦で決めた40メートルのフリーキックは、伝説となっている。
ペレイラ(ヴェルディ川崎) → DFながら、左右両足で直接FKを任された稀代のセンターバック。弾丸シュートでゴールを狙うシーンも多かったが、カーブをかけてコースを狙うキックも、精度が高かった。94年のJリーグMVP。攻守両面でヴェルディを支えた。晩年はコンサドーレ札幌でプレーした。
ドラガン・ストイコビッチ(名古屋グランパス) → 柔らかいボールタッチとイマジネーション豊かなプレーですべてのJリーグサポーターを魅了したJリーグ史上最高のプレーヤーの1人に数えられるが、セットプレーのキッカーとしても超一流。直接フリーキックだけでなく、味方へ合わせるボールも精度抜群だった。
三浦淳宏(横浜フリューゲルス)→ 横浜F時代からブレ玉を操るフリーキックの名手。誰も予想のつかない軌道の直接フリーキックで何度もゴールネットを揺さぶってきた。
岩本輝雄(ベルマーレ平塚)→ 正確でかつパワフルな左足を備えた名手。1994年にJリーグに昇格したベルマーレ平塚で頭角を現した。ベガルタ仙台時代の2003年のジェフ市原戦で決めた直接フリーキックは、彼のハイライトになっている。
クラウジオ(ベルマーレ平塚)1997年から1999年途中までベルマーレに所属。弾丸系のフリーキッカーで、センターバックながら、射程の長いフリーキックの場面では、キッカーを任されていて、多くのゴールをマークした。その破壊力は圧巻だった。
中村俊輔(横浜マリノス)→ 1997年から2002年まで横浜マリノスに在籍。1997年5月3日のベルマーレ平塚戦でフリーキックでプロ初ゴールを記録。正確さとスピードを兼ね備えていたキックは、プロデビューのころから一級品だった。
遠藤保仁(ガンバ大阪)→ 正確な右足のキックで、多くのゴールをマークしてきた、黄金世代のひとり。ミリ単位でコースを狙うキックは、脅威となっている。直接FKだけでなく、味方に合わせるボールも精度が高い。
本田圭祐(名古屋グランパス) → 2007年の北京五輪予選で決めたブレ玉のスーパーフリーキックが印象深いが、カーブをかけたフリーキックの精度も高く、名古屋でも直接フリーキックでたびたび、ネットを揺らした。
フッキ(東京ヴェルディ) → 2006年と2007年のJ2を席巻したブラジル人ストライカー。インプレーでのドリブルからのシュートシーンが印象に残っているが、フリーキッカーとしても超一流で、スピードとパワーを備えた左足のキックは精度も高く、射程距離も長い。
次点 アルシンド(鹿島アントラーズ)
ビスマルク(ヴェルディ川崎)
マスロバル(ジェフ市原)
沢登正朗(清水エスパルス)
磯貝洋光(ガンバ大阪)
ジーニョ(横浜フリューゲルス)
ジョルジーニョ(鹿島アントラーズ)
アレックス(清水エスパルス)
小笠原満男(鹿島アントラーズ)
阿部勇樹(ジェフ市原)
ウェズレイ(名古屋グランパス)
古橋達弥(セレッソ大阪)
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