ヴァンフォーレ甲府→ J2に降格して4年目となる甲府は8節を終えた時点で3勝2敗3分けで勝ち点「12」。7位に位置する。2節から3連勝を達成するなど開幕4試合で勝ち点「10」を獲得したが5節から4試合勝ちなし中。順位を下げている。踏ん張りどころを迎えているが8試合で11得点/9失点となる。まずまずの成績を残しているが首位の新潟ならびに2位のFC琉球が負けなしで突っ走っているので2チームとの差は「10」と大きく広がった。
当然、「J1昇格」を狙っているチームなのでこれ以上離されると苦しくなるがポジティブに考えられるのは「シュートチャンスを作れている点」になる。8節を終えた時点では1試合平均で14.9本のシュートを放っているがこれはJ2で2位となる。1試合平均の枠内シュート数も4.3本なのでまずまずである。昨シーズンの1試合平均のシュート数は11.1本。J2では15位だったことを考えるとポジティブな変化と言える。
「たくさんのシュートを放っている割にはきっちりと仕留められないケースが多いのが今シーズンの甲府の問題点」と言えるが新・エース候補のFWウィリアン・リラが入国制限の影響で来日が遅れたのは痛かった。同じく新外国人のFWパウロ・バイヤも入国制限の影響で合流が遅れたが共に4月4日(日)に入国したことが発表された。2週間の隔離期間は終了したのでデビューを果たしてもおかしくない時期になった。