※ 2020年12月30日(水)の時点
ジェフ千葉 ・・・ B+
→ 尹晶煥監督が就任して期待されながらも14位だった千葉は積極的な動きを見せている。2020年は27試合で7ゴールと低調だったFWクレーベ(→横浜FC)の流出は早い段階で濃厚となったがDF鈴木大(浦和)、FW大槻周(山形)、MF福満(福岡)、MF岩崎(湘南)、MF末吉塁(山形)、DF小田(町田)、DF伊東幸(鹿島)など即戦力クラスをたくさん獲得した。元・日本代表のDF鈴木大は守備の要になることが期待される。
退団が決まったのはFWクレーベ(→横浜FC)、FW山下敬(→鳥栖)、MF為田(→C大阪)、DF鳥海(→C大阪)、MF堀米勇(→山形)など。流出も少なくないがFW大槻周やMF福満やMF岩崎など「尹晶煥監督のサッカーに合いそうな選手」を的確に補強できているので「補強自体はまずまず順調」と言える。MF為田やMF堀米勇よりもFW大槻周やMF福満やMF岩崎あたりの方が尹晶煥監督の求めるサイドアタッカー像に近い。
2020年の平均年齢は28.19歳。これはJ2では6番目に高い数字だった。年齢層が高くなっていたので世代交代を進めなければいけない時期に突入していたがFW佐藤寿とDF増嶋とMF田坂が引退をしてGK佐藤優とMF工藤浩が契約満了になったこともあって「若返りは一気に進行した。」と言える。加入する選手は30歳のDF鈴木大を除くと若手から中堅世代の選手ばかりである。フレッシュな顔ぶれになると考えられる。