サッカーコラム J3 Plus+　

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お勧めしたいエントリー (15記事)

【厳選】 Jリーグの面白いチャントを10個だけ選んでみた。 (2020年版) | | |　

1つ目：最強守護神 (キーパー用のテーマ)

♪ 俺らのぬりかべ　最強守護神
♪ その⼿で導け　勝利へと

→　鳥取県の境港市は『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげるさんの出身地になる。「ぬりかべ」は鬼太郎の人気キャラクターになるがガイナーレ鳥取のキーパーのチャントには「ぬりかべ」のフレーズが入るケースが多い。「最強守護神(キーパー用のテーマ)」はキーパー用のチャントになるがここにも「「ぬりかべ」のフレーズが使われている。GK北野は「ぬりかべ・キタノ」、GK井上は「ぬりかべ・リョウタ」と言われた。

2つ目：タオルを揺らせ

♪ 今治タオルを揺らせ　揺らせ　揺らせ
♪ 今治タオルを揺らせ　揺らせ　揺らせ
♪ ラララララララ～

→　「悲願のJ3初昇格」を果たしたFC今治の選手やサポーターはJリーグデビューの日が訪れるのを心待ちにしていると思うが今治市というと「タオルの街」として知られている。チャントにも使われており、「タオルを揺らせ」というユニークなチャントがある。原曲は荻野目洋子さんの「恋してカリビアン」になる。西武ライオンズで活躍した秋山幸二選手の応援歌として使われて、その後、サッカー界にも浸透した。

3つ目：ナマハゲ・ブルー (ブラウブリッツ秋田)

♪ さあ行け! ナマハゲブルー
♪ いつもオレたちがついてるぜゴールめざして戦え

→　「ナマハゲ」は秋田県の男鹿半島周辺で行われてきた行事になる。桃鉄に登場する「ナマハーゲン」に苦しめられた経験のある人は多いだろう。「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー。」というのがお決まりのフレーズになるがブラウブリッツ秋田のチャントにも「ナマハゲ・ブルー」というユニークなチャントがある。チームのことを「ナマハゲ・ブルー」と呼んでいる人はいるのだろうか・・・。

4つ目：雨ニモマケズ (いわてグルージャ盛岡)

♪ 雨ニモマケズ　風ニモマケズ
♪ 突キススメ　グルージャモリオカ

→　宮沢賢治さんは岩手県の稗貫郡里川口村(現・花巻市)の出身になる。『銀河鉄道の夜』、『注文の多い料理店』、『セロ弾きのゴーシュ』、『風の又三郎』などが代表作に挙げられる。1933年に急性肺炎によって37歳という若さで亡くなっているが『雨ニモマケズ』は没後に発見された遺作になる。岩手県で活動するいわてグルージャ盛岡のチャントにはタイトルと同じで「雨ニモマケズ」というチャントがある。

5つ目：桜島 (鹿児島ユナイテッド)

♪ 燃えて上がるはオハラハー桜島
♪ 丸に十の字の帆を立て風が吹く
♪ ワッショイワッショイ
♪ オーオーオオオーオーオオオーオーオオーオー
♪ ワッショイワッショイ
♪ オーオーオオオーオーオオオーオーオオーオー
♪ ワッショイワッショイ
♪ オーオーオオオーオーオオオーオーオオーオー
♪ ワッショイワッショイ
♪ オーオーオオオーオーオオオーオオオオオー
♪ 鹿児島鹿児島鹿児島

→　シンガーソングライターの長渕剛さんは鹿児島市出身になる。1988年にリリースされた「とんぼ」が代表曲になるが「桜島 SAKURAJIMA」という曲も人気を集めている。地元の英雄の長渕剛さんにあやかって鹿児島ユナイテッドにも「桜島」というチャントがあるが、上の歌詞を見るだけで想像できるとおり、盛り上がるチャントである。ここまでスタジアムでお祭り騒ぎが出来るチャントはJリーグでは珍しい。

6つ目：ぐしけんくん (FC琉球)

♪ 戦え俺のぐしけん今日も勝利を信じて
♪ 真夏でも暑くないかぶりものじゃないさ

→　元・プロボクサーの具志堅用高さんは伝説のボクサーになる。現役引退後はタレントに転身してバラエティー番組でも活躍しており、「ちょっちゅね」は流行語になった。FC琉球のマスコットの「ぐしけんくん」は見た目が本人にそっくり。人気を集めているが「ぐしけんくん」というチャントもある。「マスコットを応援するためのチャント」というのはJリーグでは(世界でも)極めて珍しいが歌詞もユニークである。

7つ目：桃太郎チャント (ファジアーノ岡山)

♪ 岡山です岡山です
♪ 岡山岡山岡山です
♪ もっかい言うけど岡山です
♪ （オイ・オイ・オイオイオイ）

♪ おぼえたか岡山です
♪ まだまだ言うけど岡山です
♪ しつこいけれども岡山です
♪ （オイ・オイ・オイオイオイ）

♪ 岡山！岡山！岡山！岡山！岡山！

→　日本を代表する童話の1つである「桃太郎」というと岡山県をイメージする人は多い。県が「桃太郎・ゆかりの地」として大々的に宣言してきた結果と言われているが「ゆかりの地とされる場所は全国にたくさんある。」と言われている。宣伝活動がうまくいった好例と言えるがファジアーノ岡山の桃太郎チャントはJリーグの名物になっている。アウェイ戦で披露されるがホーム側のサポーターとのやり取りは楽しい。

8つ目：エクスタシー大阪 (セレッソ大阪)

♪ オーオーオオオー勝利を目指して
♪ 突き進め（オイ）セレッソ（オイ）おおさか

→　原曲は吉本新喜劇のテーマソング。原曲の歌詞は「♪メラメラと燃えるでジェラシー夜空にはアカアカと大阪城はかなげな後れ毛もええやん」という始まりになる。「いかにも大阪」という歌詞になるがセレッソ大阪の「エクスタシー大阪」も試合中によく披露されるJリーグのサポーターにはお馴染みのチャントになる。なお、なんばグランド花月と長居公園の距離は約7キロ。歩いても1時間半ほどで着く。

9つ目：愛してる亀田 (アルビレックス新潟)

♪ 愛・して・る・亀田　ララララーラーラ　愛してる亀田　ララララーラーラ
♪ 愛してる亀田　ララーラーララーラーーラーー

→　Jリーグはたくさんのスポンサーにバックアップされているが新潟は地元にある亀田製菓に大変お世話になってきた。「柿の種」と「ハッピーターン」が大主力になるが「手塩屋」もレベルが高い。ホーム戦では定期的に「亀田製菓サンクスデー」が開催されるがスポンサーへの感謝の気持ちから生まれたチャントになる。特別なチャントになるが「スポンサー向けのチャント」というのもJリーグではかなり珍しい。

10つ目：すすきのへ行こう (コンサドーレ札幌)

♪ すすきのへ行こう　すすきのへ行こう
♪ すすきのへ行こう　みんなで行こう

→　コンサドーレ札幌が勝利した後、選手とサポーターが一緒になって歌うのが恒例になっている。試合に勝利していい気分になっている選手が思わぬ面白いパフォーマンスをしてくれるケースもある。「すすきのへ行こう=風俗に行こうなのか？」と思ってしまうがすすきにもいろいろな店がある。「居酒屋などに行って祝杯をあげよう。」という意味だと言える。ホーム戦のみならず、アウェイ戦でも披露される。

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　現時点での暫定順位 (2020年4月19日夜)

　　　01位：俺たちが福岡 (アビスパ福岡)
　　　02位： Lombardia (水戸ホーリーホック)
　　　03位：アイシテルニイガタ (アルビレックス新潟)
　　　04位： SEE OFF (松本山雅)
　　　05位：グリコ (清水エスパルス)
　　　06位：風 (名古屋グランパス)
　　　07位：突き進め柏 (柏レイソル)
　　　08位：草津節 (ザスパクサツ群馬)
　　　09位： We are REDS (浦和レッズ)
　　　10位：桃太郎 (ファジアーノ岡山)

※ ランクインするのは各チームで1つのチャントのみ。