■ 「トリニータイソウ」はどうなった?日本サッカー界の2019年の「新語・流行語の1つ」に挙げられるのは「トリニータイソウ」になる。大分市出身の鈴木セリーナさんが総合プロデューサーになって、作詞を担当したのは2010年のR1グランプリ王者のあべこうじさんだった。あべこうじさんは「モーニング娘。」の元メンバーの高橋愛さんの夫としても知られているが今年の3月にお披露目となった「トリニータイソウ」は歌詞が下品すぎると批判をされた。
・「ケツ出せプリプリ」
・「うんちかますぜブリブリ」
・「おけつぷり」
あたりが批判の対象になったが曲調は数年前に大流行した妖怪ウォッチの「ようかい体操第一」に似ている。「トリニータイソウ」の途中にある「♪トリニータ トリニータ、ネコになったらネコニータ」、「♪トリニータ トリニータ、ゾウになったらゾウニータ」という部分はくだらなさ過ぎて逆に悪くないと感じたが「下ネタフレーズを使えば子供に受けるだろう。」という安易な発想が見え隠れするのは否定できない。
冒頭の「ケツ出せプリプリ」や「うんちかますぜブリブリ」、最後の「おけつぷり」がなければもっと受け入れられたと思うのでアレンジをしたらちゃんとしたものになる可能性はあると思うが「盛大に滑ってしまった感」は否めない。騒動から半年以上が経過しているがツイッターで「トリニータイソウ」と検索しても直近の1か月ではほとんどつぶやかれていない。好調なクラブにとって一種の黒歴史になってしまった。