1人目 : MF 麦倉捺木 (いわてグルージャ盛岡)→ 精度の高い左足のキックを武器にJ3でアシストを量産している左WB。柏U-18の頃から精度の高い左足が高評価されていたがJ3の岩手で才能が開花しつつある。プレイスキッカーとしても大きな存在感を発揮しているので評価は急上昇している。「攻撃力のある左利きの左SB/WB」は日本では限られることを考えると、今夏、獲得に乗り出すJ2のクラブが出てくる可能性は高いと考えられる。
2人目 : DF 二見宏志 (清水エスパルス)→ 小林監督時代はCBの位置で起用されたが本職は左SBになる。179センチとサイズに恵まれた攻撃に特徴のある左SBになるがDF松原后がいるので出場機会は限られる。清水も監督が交代して序列が大きく変わる可能性はあるが高いポテンシャルを秘めた選手であることは間違いないので、今夏、獲得に乗り出すJ2のクラブが出てくるのでは?と予想する。距離の出るロングスローも大きな武器となる。
3人目 : DF 舩木翔 (セレッソ大阪)→ ユース出身で高卒3年目。開幕スタメンを勝ち取って開幕から2試合連続で右WBでスタメン出場したがなかなか攻撃的な良さを出せず。DF松田陸にポジションを奪われた。ロティーナ監督の評価は高くて「重要な戦力の1人」と考えられているが目標である東京五輪出場のためにはアピールが必要な状況である。高精度の左足を持ったクレバーな左SBなので興味を示すJ2のクラブは少なくないだろう。
4人目 : DF 安在和樹 (サガン鳥栖)→ 東京Vで主力として活躍して鳥栖に個人昇格を果たしたが新天地では出場機会に恵まれない。本職である左SB/WBで起用されるケースは少ない。監督交代によって序列が大きく変わる可能性はあるがこのままの状態が続くのであれば今夏の移籍は十分に考えられる。24才ながらJ2通算で144試合に出場するなど経験値は豊富。攻撃力のある左SB/WBを必要としているクラブはJ1にもJ2にもたくさんある。
5人目 : DF 堀米悠斗 (アルビレックス新潟)→ 札幌で活躍して新潟にステップアップの移籍を果たしたが2018年は怪我の影響で6試合の出場のみ。今シーズンもここまで出場機会を得られていない。若手のDF渡邊泰の台頭もあって立ち位置はかなり微妙である。最近はCBが主戦場となるDF新井直を左SBで起用するケースが増えていることを考えると吉永監督の評価はあまり高くないと言える。攻撃力があってクレバーな選手なので勿体ない状況になっている。
6人目 : MF 白井康介 (コンサドーレ札幌)→ 愛媛FCで存在感を発揮して札幌に個人昇格を果たしたドリブラー。加入2年目となるが十分な出場機会は得られていない。左WBが主戦場になるがMF菅やMF中野嘉は強力なライバルになる。札幌では目立った活躍は出来ていないが、やはり、独力で仕掛けてチャンスを作ることが出来る選手は貴重。3バックを採用しているチームが関心を寄せる可能性がある。打開力に関してはJ1レベルと言える。
7人目 : DF 金井貢史 (名古屋グランパス)→ 昨夏に横浜FMから名古屋に移籍すると15試合で4ゴール。J1残留に大きく貢献した。救世主になったがオフにDF吉田豊が加入して定位置を確保しているので今シーズンはルヴァン杯が主戦場になっている。左SBはDF秋山陽もいて、MF和泉やDF櫛引もプレー可能ということを考えると出場機会アップは考えにくい。最終ラインであればどこでもこなすユーティリティーな選手なので興味を示すクラブは多いだろう。
8人目 : DF タビナス・ジェファーソン (FC岐阜)→ 高校時代から大きな注目を集めるスター候補だったがプロ入り後は伸び悩んでいる。抜群の身体能力とサイズを持った超・大型SBとして将来を嘱望されてきたが川崎F時代はもちろんのこと、FC岐阜でも出場機会に恵まれない。繊細なプレーが出来るタイプではないことを考えるとポゼッション志向ではないチームでプレーした方がチャンスは得やすいだろう。才能が開花する日はやって来るのだろうか?
9人目 : MF 翁長聖 (V・ファーレン長崎)→ 高木監督時代は絶対的な主力として活躍。スプリント能力の高さはJ1でもトップレベルだった。テクニックと走力を武器に長崎の躍進に大きく貢献したが手倉森監督が就任してシステムが4バックになったことがマイナスに作用。ベンチスタートが増えている。サイドハーフの位置で試されているが持ち味をフルに発揮できるのはWBのポジションになる。力を出し切れていないことを考えると移籍もあり得る。
10人目 : DF 荻原拓也 (浦和レッズ)→ 2018年は高卒ルーキーながらJ1で8試合に出場。鮮烈なデビューを飾ったが、やはり、日本代表クラスの実力を持ったDF山中が加入した影響力は大きい。DF山中も力を出し切れているとは言えないが彼からポジションを奪うのはかなり難しい。監督が交代しても序列が変わる可能性は低いことを考えると出場機会を求めて他クラブに修行に出る可能性はある。たくさんの試合に出場して五輪代表入りを目指したい。
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