10位 : MF 池上丈二 (レノファ山口)→ 昨シーズンの途中、いわゆる、イニエスタ・ルールによって背番号が「15」から「10」に変更となった。新しいチームの顔としてクラブは大きな期待を寄せているが最大の武器は右足のキックの精度になる。まだ十分な出場機会は得られておらず、今シーズンもなかなか出場機会に恵まれないが、出番を与えられたときは精度の高いプレイスキックでチャンスに絡んでいる。2018年は20試合で6アシストを記録した。
9位 : MF ガブリエル・シャビエル (名古屋グランパス)→ 精度の高い左足のキックが武器となるテクニシャン。2017年の夏に名古屋に加入したがFWジョーとともに名古屋の顔として活躍している。2017年はJ2で16試合に出場して7ゴール15アシスト。驚異的なペースでゴールに絡んで名古屋の「1年でのJ1復帰」に大きく貢献した。J1でも力を示している。FKの師匠は元ブラジル代表のボランチのMFマルコス・アスンソン。スペインのベティスなどで主力として活躍した。
8位 : DF 太田宏介 (FC東京)→ 今シーズンは出場機会に恵まれていないがJリーグを代表するプレイスキッカーの1人と言える。SBとしてはサイズのある選手なのでゴール前に入っていってゴールを狙うこともできる選手だったが2013年の途中にプレイスキッカーとして開花。コツを掴んで「Jリーグでも屈指のプレイスキッカー」と評価される選手になった。年代別代表や横浜FCや清水の頃はプレイスキッカーのイメージはほぼなかった。
7位 : MF レアンドロ・ドミンゲス (横浜FC)→ 2011年にJ1のMVPに選出されているブラジル出身のアタッカー。Jリーグ史に残るレジェンド選手と言える。2017年の夏に横浜FCに加入。当時は33才。「さすがに厳しいのでは?」という声も多かったが年齢を感じさせないプレーを続けており、2018年はJ2で38試合に出場して11ゴール15アシストを記録。J2でMVP級の活躍を見せた。正確無比な右足のキックはJ2では文句なしでトップクラスと言える。
6位 : MF 中村憲剛 (川崎フロンターレ)→ 38才になった今もJ1でトップクラスの活躍を続ける川崎Fのバンディエラ。精度の高い右足のキックからたくさんのゴールを生み出してきたが「通算のアシスト数」がJリーグの歴代で2位になると言われている。もちろん、アシスト数は公式の数字ではないが、CKやFKから多くのゴールをアシストしてきたので納得の順位と言える。スピードのあるボールをニアサイドに蹴ってアシストを記録する場面が多い。
5位 : MF 平戸太貴 (鹿島アントラーズ)→ レンタルバックした鹿島では十分な出場機会は得られていないが2017年と2018年はJ2の町田で躍動。特に2018年はJ2で40試合で8ゴール17アシストを記録。J2でMVP級の活躍を見せた。最大の武器は何と言っても右足のキックになる。精度の高いボールを蹴り続けることができる。まだ、J1では力を出し切れていないが鹿島の大きな武器になり得る。東京世代を代表するプレイスキッカーと言える。
4位 : MF 宮阪政樹 (松本山雅)→ ほとんどはJ2で決めたものになるが、プロ入りしてからすでに20本近くの直接FKを決めている右足のスペシャリスト。粘り強い守備も特徴になるが精度の高い右足のプレイスキックが自身の最大の武器になる。「直接FK1本に要する試合数」は、おそらく、MF中村俊(磐田)などを上回って現役のJリーガーの中では最も小さい数字になるだろう。中距離だけでなく距離の短いところからのFKも得意にしている。
3位 : DF 福森晃斗 (コンサドーレ札幌)→ ここ数年でプレイスキッカーとしての評価を急激に高めているレフティ。183センチとサイズに恵まれたCBでありながらゴール前でシュートを狙うのではなくてプレイスキックを担当する。精度の高い左足は数多くのゴールを生み出しており、近年、躍進が続く札幌の中心選手として大きな存在感を発揮している。距離のある所からでも、直接、ゴールを狙うことが出来る。MF中村俊の高校の後輩になる。
2位 : MF 遠藤保仁 (ガンバ大阪)→ 直接FKで決めたゴールはJ1においては歴代2位となる17ゴール。南アフリカW杯のGLの3戦目のデンマーク戦で決めた直接FKのゴールは印象深い。右足のキッカーとしては日本サッカー史上でも屈指と言える。直接FKも多いが、やはり、MF遠藤というとアシストになる。ゴール前にいる味方選手に優しいボールを送ってたくさんのゴールをアシストしてきた。精度の高い右足は今でも大きな武器になっている。
1位 : MF 中村俊輔 (ジュビロ磐田)→ 「現役のJリーガー」という枠組みにとどまらず、「日本サッカー史上でも最高クラスのプレイスキッカー」と言える。直接FKで決めたゴールはJ1においては歴代最多となる24ゴール。全盛期の頃(2002年-2010年)はほぼ海外でプレーしていたことを考えると驚異的な数字になる。正確無比な左足でたくさんのゴールを演出して来た。歴代2位のMF遠藤(G大阪)は17ゴールなので突出した数字になる。
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