■ アルドゥハイルへの移籍が確定森保監督になってから日本代表の10番を背負ってきたMF中島翔はカタールのアルドゥハイルへの移籍が正式に決定した。移籍金は3,500万ユーロ(約43億9,000万円)と報じられているが、これは日本人選手としてはMF中田英を上回って史上最高額となる。年俸は4億5,000万円とも言われているが注目された契約期間は4年半。今、24才のMF中島翔はキャリアの全盛期をカタールで過ごすことになる可能性が高まった。
今回の移籍を残念に思う人は多い。特にポルティモネンセの試合を欠かさずに観ていた熱狂的なファンの方が今回の選択に困惑をしているが人生の中で何を優先するのか?は人それぞれである。「日本サッカー界を発展させるためにビッグクラブや日本代表で活躍したい。」と考える選手もいるだろうし、「楽しみながらプレーしたい。」と考える選手もいるだろし、「お金を最優先に考える。」という選手もいるだろう。
考え方は人それぞれなので今回のMF中島翔の選択を強く否定することはできないが日本サッカー界でのMF中島翔の立ち位置を考えると「ベターな選択ではなかった。」と思う。例えばMF本田圭のACミランへの移籍やMF香川のマンチェスターUへの移籍は「成功した。」とは言い難いがともにACミラン or マンチェスターUへの移籍は全く後悔はしていないだろうし、メガクラブにチャレンジした姿勢は立派だったと思う。