ツエーゲン金沢 C-
→ 2018年は14勝15敗13分けで勝ち点「55」。13位だったので「まずまず」と言えるが開幕前は元エースのMF清原を獲得するなど申し分ない補強が出来たので「ダークホース候補」に挙げる人が多かった。その点を加味すると「もう少し上の順位でシーズンを終えたかった。」と言える。戦いぶりは悪くなかったが、フィニッシュの精度が不足しており、思うように勝ち点を積み上げることはできなかった。
就任3年目なので柳下監督にとっても集大成のシーズンになるがオフの選手の入れ替えはまあまあ激しかった。2017年はエースとしてゴールを量産したFW佐藤洸(→甲府)が契約満了。31試合で9ゴールを挙げたFWマラニョンも退団して、10番を背負ったMF宮崎幾(→FC東京)も抜けた。守備の要として活躍したDF庄司(→大分)もレンタル終了となったので重要な選手や実績のある選手が何人も抜けている。
その一方でFW小松蓮(松本山雅)、FWクルーニー(CSカルタヒネス)、DF小島雅(町田)、DF長谷川巧(群馬)、GK新井(清水)などを獲得した。新加入選手のほとんどが若手になる。相変わらず期限付き移籍の選手が目立つが過去2年間と同様で柳下監督が我慢して若手を使い続けながらチーム力アップを図ることになるだろう。期限付き移籍だったFW垣田の引き止め(=レンタル延長)に成功したのは良かった。