■ 2022年の降格枠は「2.0」2021年のJ2はコロナの影響で4チームがJ3に降格となった。かつてないほどの熾烈な残留争いになったが2022年の降格枠は「2.0」となる。例年の数字に戻ったが「まずはJ3に落ちないこと」を目標にせざる得ないチームは沢山ある。2021年は開幕前に上位候補に挙げられた松本山雅がJ2で最下位になってJ3降格となったが「降格することはあり得ない。」と断言できるチームはゼロ。何が起こっても不思議はない。
100名のJ2の順位予想を見ると22番手評価になったのは昇格チームの岩手になる。平均予想順位は20.04位となる。1つ上の21番手評価は山口で19.13位、20番手評価は群馬で19.05位となる。19番手評価の栃木SCは17.59位、18番手評価の熊本は17.12位、17番手評価の金沢は16.97位なので「群馬・山口・岩手の3チームの評価が相当に低くなっている。」と言える。このあたりのクラブは有力な降格候補と言える。
16番手評価は秋田で16.90位、15番手評価はFC琉球で15.35位となる。その上の大宮は14番手評価で13.38位であることを考えると『15番手評価のFC琉球~22番手評価の岩手までが下位候補』と言える。FC琉球・秋田・金沢・熊本・栃木SC・群馬・山口・岩手の8チームを上位と予想する人はほぼおらず。降格枠が「2.0」であることを踏まえると「この8チームの中から降格チームが出る可能性は高い。」と言える。