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はてなキーワード: 盟主とは

2025-05-15

anond:20250515191528

3位になったか盟主を名乗ってるんだよ

1位だったら「No1」を名乗ってればよかったけど、それができなくなったからな

栃木県餃子消費量ランキング3位なのに、なぜ餃子盟主を名乗っているのですか。

栃木県特に宇都宮市が「餃子盟主」を名乗る背景には、単に消費量ランキングだけでなく、以下のような複合的な要因があります

1. 長年の高い消費量認知度:

かに近年、餃子消費量ランキングでは浜松市宮崎市が上位にランクインすることもありますしかし、長年にわたり宇都宮市は高い消費量を誇り、「餃子の街」としてのイメージが広く浸透しています

昭和時代から宇都宮餃子地域根付いた食文化として親しまれてきました。

2. 地域を挙げたPR活動:

宇都宮市は、早くから餃子地域活性化の柱として捉え、積極的PR活動を展開してきました。

宇都宮餃子会が設立され、市内には多くの餃子専門店存在します。

宇都宮餃子祭り」のようなイベントも開催され、全国から観光客を呼び込んでいます

JR宇都宮駅前には餃子の像が設置されるなど、街全体で餃子アピールしています

3. 歴史文化:

戦後中国から引揚者宇都宮に多く住み着き、本場の餃子の作り方を伝えたことが、宇都宮餃子ルーツと言われています

栃木県小麦ニラ生産が盛んであり、餃子材料が手に入りやす環境だったことも、餃子文化根付いた要因の一つです。

単なる「ご当地グルメ」としてだけでなく、宇都宮市民にとって餃子日常根付いた食文化であり、誇りでもあります

4. イメージブランド力:

消費量ランキングは変動する可能性がありますが、「宇都宮餃子」というイメージは長年の積み重ねによって確立された強力なブランドです。

メディアへの露出も多く、「餃子の街」として全国的認知されています

まとめ:

栃木県宇都宮市)が餃子消費量で常に1位ではないにもかかわらず「餃子盟主」を名乗るのは、長年の高い消費量地域を挙げた積極的PR歴史文化、そして確立されたブランドイメージといった、複合的な要因によるものです。単なる数字ランキング以上に、餃子に対する情熱と長年の貢献が「盟主」という言葉に込められていると言えるでしょう。

2025-04-21

札束で叩き合うスマホゲーを引退した

この1年、いわゆる戦争ゲームというものにハマっていた。サーバー内で自連盟領地を広げ、基地を燃やし合い、時にはサーバー間でも対戦をするゲームだ。この1年間で150万ほど課金をし、100人いる連盟盟主をしていたが本当にヤバいゲームすぎてようやく引退することを決めた

まず、時間をすごく取られる

隔日で21時から30分、ボスに打撃を与え続ける。

週にに3度ほど30分襲いかかるゾンビから自分基地防衛し続ける。

そして毎日デイリータスクを1時間くらいかけてクリアする。

1日に2,3回1時間手動でサーバー内で基地効率的に育てるためのバフ配布を連盟内でこなす

これらが面白ければいいのだけどこれが全然面白くない、虚無

更に対戦イベント間中は他連盟競争して領地を取っていき毎日23から1時間サーバー間で対戦をする。指揮を取ってくれる人がいないので必ず参加していた。

めちゃくちゃ時間を食われていた。

次に課金。めちゃ金かかるし段々戦力がインフレしてるため課金をやめた瞬間一気に格下に抜かされる。継続的に月10万ほど入れていた、がサーバーランク的には500人アクティブがいる中の80-90位くらい。マジでどうなってんだ。

連盟内で1番強い人に聞いてみたら1ヶ月150万くらい入れてるそう、更にサーバー内にこの人より強い人が3人ほどいる。この3人もほぼ常にログインしてる。500人いる中でそんな課金のできる金持ちが集まるんだなってなかなか衝撃。

時間金もかかるゲームだった。

そして私も今までの課金額が結構ものになったしハマってる間は楽しかったが、最近何が楽しいのかよくわからなくなってきたのでこれで区切りにしようかなって思って引退することにした。

1年一緒に遊んだチームメンバーは愛しいけどリアルかにして今までの友達没交渉になるくらいハマり過ぎてしまったのには反省

これからもチームメンバーがあのゲーム継続していようがしてなかろうが元気でいてくれたらいいな。

2025-03-31

前漢後漢。前アメリカ・後アメリカ

戦後80年。

第二次大戦後から冷戦時代、そして現在まで

世界盟主としてのアメリカ合衆国という国は終わった。

もちろんアメリカという国自体は続いているが最早これまでとは同じではない。

今は歴史で言うなら前漢後漢の間に挟まっている「新」みたいな時代なんだと思う。

やがては後漢のごとく、前アメリカを引き継ぐような後アメリカ誕生することを期待するが無理かもしれない。

もう世界中がトランプうんざりしているのだがアメリカ国民はどうなんだろう?

3期目への道を切り開くんだろうか?

たとえ2期目で終えるとしてもあと4年弱。

いったいどうなるんだろう?

真剣に考えると不安しかない。

2025-03-07

anond:20250307125743

欧州の今の政治家普通

中国の今の政治家普通

韓国大統領トチ狂って戒厳令出したから彼はアホだと思う。他の政治家普通かな。

日本の政治家がアホなのは、ひたすら増税を続ける所だ。GDPの6割が個人消費なのにそれを冷やす政策をどんどん進めている。防衛費を増やさないといけないし、そのためにさら国債を発行したくないなら、増税する以外の選択肢がなくなるからやっているんだろうけど、それで個人消費ダメにしたら意味あんの? アホかと思う。

トランプがアホなのはアメリカが偉大なのは自由主義盟主として、同盟国との強い結びつきなのにそれを理解できずに、短期的な利益に走っているからだ。彼の減税路線評価するけど、そのためにすべてを犠牲にするのはやりすぎ。アホだと思う。

日本増税路線と、トランプの減税路線を足して2で割るとちょうどいいのかもね。

2025-03-05

アメリカ孤立主義志向は「元から」だとか「もっとも」だとかでトランプ理解を示す自称リアリスト仕草がプチ流行中だが

覇権国家として好きな時に好きなように人を殺してきたあの国

ウソでも自由主義陣営盟主ってテイを守らないと、もはや中国以下の鼻つまみモノでしかなくなってしまうんだけどね

2025-03-03

anond:20250303232106

一気に銭ゲバ感が出てきたよね。

経営者としては売上を上げて、株主(国民)に還元するのは正しいんだけど、

国の指導者、それも民主主義陣営盟主としてはそれじゃダメだよなあ。

2025-02-24

初心者向けSF

われらはレギオンハヤカワ文庫SF)著: デニステイラー  訳: 金子

カナダから来たSFなろう系小説

交通事故死したはずの天才プログラマー・ボブは生前行った複製プログラムに基づき復活した。

ただし西暦2133年、自由アメリカ神聖盟主国で、肉体のないコンピューターとして。

人工知能・ボブは「お前オタクから1人でも平気だろ?」と適性を見込まれ宇宙探査に送り出される。

11年かけて到達したエリダヌス座イプシロン星でボブは自己増殖を行い、銀河に「ボブ達」」が誕生する。

複製されたソフトウェアなのに揺らぎがある彼らは団結し、また社会的分裂を行い、地球人類や競合のAGIと関わるようになる。

ボブ達と人類未来はどうなる。

マーダーボットダイアリー 著:マーサウェルズ 訳:中原尚哉

弊機かわいいでおなじみの人型「警備ロボット」の織り成すハートフルストーリー

物語自体は人ベースなので取っつきやすい。

企業支配する宇宙政治他人事でなく当事者として降りかかる目線の低さもちょうどよい。

これは何も考えずお手に取ってどうぞ。

三体シリーズ

小説物語を読みなれていれば手に取ることをお勧めするけど、そうじゃないなら映像化されてるのでぜひ

まだまだ旬で解説もたくさんあるのでとっつきやす

小説日本語訳)は1、2上下、3上下の5冊あり、ファンでもどれが好きかはバラバラなので面白い。ぜひ読んだ人同士でどれ好き~~トークしてどうぞ。

ちなみに自分は2巻の上! 栄光の三大艦隊太陽系守護し、地球人類が最も輝いた抑止紀元がすき!

なお、

下はできの悪いAI増田

anond:20250223211035

2025-02-12

なぜ巨人はロッテより弱いのですか

読売ジャイアンツ千葉ロッテマリーンズのどちらが強いかという議論は、様々な要素が絡み合い、単純に結論を出すことは難しい問題です。

過去の成績:

伝統的に、読売ジャイアンツセ・リーグ盟主として、圧倒的な人気と実績を誇っています

一方、千葉ロッテマリーンズパ・リーグの中堅球団という位置づけですが、近年は着実に力をつけています

チームの構成:

読売ジャイアンツは、豊富資金力を背景に、スター選手を数多く抱えています

千葉ロッテマリーンズは、育成に力を入れており、若手選手活躍が目立ちます

チームの戦略:

読売ジャイアンツは、伝統的な「王道野球」を重視し、投手力と打撃力のバランスを重視しています

千葉ロッテマリーンズは、機動力を活かした「スモールベースボール」を展開し、相手ミスを突く戦略を得意としています

ファン応援:

読売ジャイアンツは、全国的知名度ファン層を持ち、圧倒的な集客力を誇ります

千葉ロッテマリーンズは、地元千葉を中心に熱狂的なファンに支えられています

総合的な評価:

過去の成績やチームの構成戦略ファン応援などを総合的に考慮すると、読売ジャイアンツの方が総合力で上回っていると言えるかもしれません。しかし、千葉ロッテマリーンズも近年力をつけており、両チームの対戦は常に拮抗した勝負になることが予想されます

結論:

読売ジャイアンツ千葉ロッテマリーンズのどちらが強いかは、様々な要素によって変動するため、一概に結論を出すことはできません。しかし、両チームとも日本プロ野球界を代表する球団であり、今後の活躍が期待されます

2025-01-19

機動戦士ガンダム』を見た感想

ネタバレ注意 ジークアクスをみていない人は回れ右しろ























先日、友人に勧められ『機動戦士ガンダム』をみた。

知る人ぞ知るカルトアニメだ。

しかしたら、知っている人もいるかもしれない。

知らない人だったら、この名前を聞いて拒否反応がでるかもしれない。

でも、僕も始めこれを聞いて拒否反応がでたが、意外と可能性を感じるいい作品だった。


まず、僕の自己紹介をする。

サイド2 ハッテに住んでいる。

ジオン戦後 スペースノイド盟主を気取っているが、ご存じの通りハッテは地球連邦寄りだ。

アイランドフィッシュには親戚も友達もたくさん住んでいた。

それを兵器にするために皆殺しにしたジオンを許せるわけがない。

連邦自治権を与えてくれなかった。税金も高かった。

でも、人を殺さなかった。

今は自治権も与えず、税金も高く、さらには人を殺すジオン独裁だ。

こんなことを本国で書いたら憲兵マークされてしまうが、連邦ネットワーク内の増田なら安心だろう。

当然VPN接続だし、torも使っている。

さて、『機動戦士ガンダム』はサイド7に住んでいるトミノかいアニメ監督が作った。

サイド7はジオンから最も遠く、戦前ルナ2にも近かったか連邦関連の人が多く、戦後連邦寄りだ。

なによりもシャアによる空襲経験しているから、多くの住人はジオンを恨んでいる。

トミノもその空襲経験したことを下敷きにしているみたいだ。

このトミノ監督レトロフューチャー系のロボットアニメ作風で、20世紀の古い感じのテイストなんだ。

ダイタイーン3とかザンボット3とかが有名らしい。

機動戦士ガンダム』は史実を下敷きにしたIF戦記物なんだが、リアリティよりもこのレトロフューチャーテイストを選んでいる。

スマホもないし、妙に四角張ったモビルスーツデザイン、そして過剰な作画崩壊20世紀はよくあったらしい)演出など見る人は選ぶと思う。

そういうところは好き嫌いがはっきりしてしまうかもな

でもそれを差し引いても引き込まれものはあった。

まず、史実では連邦のV作戦で作られたガンダムシャア・アズナブルが強奪して、連邦テクノロジーリバースエンジニアリングしてジオン勝利に貢献したでしょう。

それを、失敗させるというところから話がスタートするんだ。

ガンダムジオンシンボルみたいなもんだけど、この作品では連邦シンボルになっているんだね。

ここは、シンボルを無力化する意味ですっきりした。タイトルにもガンダムと付けているが、ジオンは敵だという作品タイトルにしていることで奪い返してやったという気持ちになる。

強奪に失敗してから連邦が巻き返していく物語なんだが、多くの人物実在人物なんだけれども、主人公架空なんだよね。

シャア空襲に参加せずに後方で指揮をしていて、

アムロ・レイという少年ガンダムに偶然乗り、何度もピンチを潜り抜けていく。

IF戦記物だけでなく、このアムロ少年の成長譚とだけみても面白い

何で子どもなんだよ。とか、子どもモビルスーツに乗ってシャア撃退できるわけないだろっていうツッコミはわかるが、これは少年主人公になるレトロフューチャーロボットアニメ様式だそうだ。

ここからは、もう少し突っ込んだネタバレになるので、ネタバレ避けたい人はここで回れ右をしてほしい。


話しが進むと、アムロニュータイプとして覚醒をする。

そしてシャアニュータイプとして覚醒をして、アムロシャア確執へと発展していくんだ。

君たちならニュータイプという言葉を聞くとガンダム以上に拒否反応を催すだろう

だってジオニズムの選民思想の中心的な思想からね。

だか、『機動戦士ガンダム』ではこのニュータイプを新たな解釈をしているんだ。

しろ本来的というべきかもしれない

アムロシャアの間にララアという少女が登場するんだが、ララアとアムロは一瞬の間にお互いを理解をするんだ。

選民思想のためのニュータイプじゃなくて、宇宙に出て人は遠くの人と誤解なく差別なく分かりあえる。

そういう強いメッセージを感じた。

かにジオンは人を殺したが、仮に連邦勝利をして、連邦内でジオンを抑圧するような軍隊を作って、コロニー毒ガスを撒くとか逆のことをしてやろうと思ってもそれは違うよね。

人間なんだよと。

からジオン、反ジオン二元論を越えた反戦アニメだと感じたよ。

あと、少々のツッコミはある。

シャアが目立ちすぎる。

インキャラでは数少ない実在人物なのだが、監督シャアが好きなんじゃないかというくらい優遇されている。

空襲経験しているのに謎だ。

まあ、シャアは死亡しているので(生存説を唱える陰謀論はあるがwww)好き勝手出来るということもあるんだろうけどね。

創作欲をかき立てる人物というのもわかるしな。

逆にシャアの盟友であるシャリア・ブルはちょい役ですぐ死ぬという冷遇っぷりだ。生死が現実と逆転してるのは意図的なのかな。

あと、連邦エースパイロットセイラ・マスも出てくるんだが、これがシャアとの兄妹ってことになっている。

実際陰謀論で、ジオンダイクンの遺児で生き別れた兄妹説みたいなのがあるけど、クソヤバ陰謀論引用するのはちょっと萎えたかな。

ここは架空人物でもよかったかもしれない。

ちょいちょい実在人物が出てくるので、一年戦争史詳しい人なら唸るかもしれないね

ワッケインが死んだときは良かったわ。

ワッケイン連邦だけど、ジオンと同じようにソロモン落としやろうとしたかスペースノイドからは嫌われてるんだよね

機動戦士ガンダムバンダイチャンネルなどで見れるらしいから、ぜひ見てね

2024-11-06

今日礼拝

はてなー

ブクマカ

増田

誰か一人でも人生に幕を下ろしますように。

日曜は教会に行くので無理 まあ分かる

投票所まで行くと一日がかり バカかよ

自由民主主義法の支配盟主の分際でそれを支えるインフラ整備もせずに、ダラダラ200年前の法律で国のボス決めてる

そこに何の疑問も抱かずに外国を貶す時代遅れアメリカ人こそ死ねば良い。

2024-10-26

(続き)週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241026155116の続き

14.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

ハイキュー最終回を迎えた際、Twitter感想を漁っていたら、「なんでバレーしてるだけなのにこんなに泣けるんだろう」というファン投稿が目に入った。自分ハイキューで泣けるほどの感受性はとうに持ち合わせてなかったが、そこから数えて24年前にほとんど同じ気持ちを味わっていた。

井上雄彦作品通底するのは徹底したリアリズムである。彼が本作で行ったのは、本気でバスケットボールに挑む人間思考感情をつまびらかにするだけで面白くなるということの証明と、人気が出なかった時のため不良路線でも行けるような作風を選んだことだけである(当時バスケットボールマイナースポーツであったことに留意したい)。この結果、フンフンディフェンスを除くあらゆる要素が後世のスポーツマンガにリアリティ基準点をもたらすこととなった。

桜木花道バスケットマンに変貌するたった4ヶ月の物語は、命のやりとりや世界が終わることよりも一本のシュートの成否の方が遥かに切実で重要問題になりうることを、今なお我々に伝えている。

15.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - (ジャンプSQで連載中)

講談社1970年代末期には後発のジャンプマン業界盟主地位を明け渡しているわけだが、それを奪い返す最大のチャンスが90年代後半に訪れた。DB幽白スラダンといった作品が終了した暗黒期のジャンプを、金田一はじめの一歩GTOを擁するマガジン苛烈に追い上げ、ついには発行部数で逆転したのである

その中で強引に看板作品祭り上げられ、ジャンプ屋台骨を支えることになったのが本作だ。後に和月伸宏は「次につなげたい」という気持ちで描いていたと語っている。明治という激動の時代の中で不殺剣士・剣心が刀を交える相手は、旧時代に未練を持つ者や、新しい時代の荒波に飲み込まれた者たちであった。黄金期と暗黒期の狭間で奮闘した本作のありようは、皮肉にもそこに重なって映る。

ワンピナルトが出てくるまでを空白期間にせず、少年マンガ誌の代表というジャンプアイデンティティを守りぬいたのは同時代の誰も比肩できない功績だ(幕張封神演義BOYSにこの役割代替できたか考えてみてほしい)。現代ジャンプ読者はもっともっと本作に感謝すべきだと、佐藤健超人的なワイヤーアクションを眺めながら思うのである

16.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

連載終盤、もはや燃え尽きる寸前だったといううすた京介は後年、「マサルさんシュールではなく、ベタシュールに見せていただけ」と語っている。自分を含め、多くの読者は同意しかねるだろう。彼が未来永劫に参照点となりうる新たなベタを作り上げたことに疑いの余地はないからだ。

本作はギャグマンガでやってもいいことの範囲を大幅に拡大した。キャラクターの行動原理なんてなくていい。話の展開は唐突でいい。絵柄は毎ページ変わっていいし上手くなくていい。読者が知らなさそうなパロディだって入れてよいのである現代観点では至極当然と思える要素を2年弱、全7巻に惜しげもなく詰め込んだ。

彼の次回作(ピューと吹く!ジャガー)ですらも、ついにその革新性を更新することはなかった。90年代にうすたに憧れ新人賞に応募した有象無象ワナビー達も誰一人として出来なかったことを考えれば少しは気が休まるだろうけども。

17.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

闇の人格を持つ主人公によるダークヒーローものというコンセプトで始まった本作は、ほどなくしてマジック&ウィザーズという架空TCGを中心にした物語に変化した。この変化が、数十枚の紙束を並べる行為を、玩具ゲーム業界において最も存在感のあるエキサイティングな遊びに位置付けることになる。

コナミでは社内の遊戯王関連の部署をしばしば「造幣局」と呼ぶそうだが、紙を刷って売上1兆円に到達するコンテンツなど他に存在しないことの証左である。こうした状況に、高橋和希の優れたキャラクターデザイン、ストーリー構成が大きく貢献したのは言うまでもない。ゲーム友情を育むツールになりうると示し、メディアミックスの力を世に知らしめた功績は間違いなく彼のものだ。

18.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

世界で最も多く発行された単一作者によるマン作品について何か語るべきことがあるだろうか?まだ言及すべき余白が。本作のように自然カテゴライズを避ける作品というのは極めて少ない。友情、夢、自由、強さという最もありふれたテーマに挑み、ついにそのすべてを超然と飲み込み描き切ろうとする本作を何らかの箱に入れて理解するのは難しい試みに思える。

毎週月曜日ワンピを読んで喧々諤々と考察できる世界に我々は慣れ切ってしまった。30年間マン業界の頂点に君臨する男がいるという現実に。一定年代以上の人間にとって、本作の終わりがジャンプという雑誌終焉に見える人がいても無理のないことだ(今ワンピの次に長寿連載しているのはハンタを除けば2019年連載開始の夜桜さんである!)。ルフィ尾田栄一郎という二人の男の、幼少期から練り上げた夢の果てを世界中が見届けようとしているのだ。我々がこうした光景にふたたび立ち会えるかは疑わしい。

19.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 不定掲載

幽白は極めて質の高い作品でありながら、冨樫義博が抱える巨大なアイデアの数々を収めきれた作品ではなかった。それでも仙水編と、その後に異例の月一で掲載されたレベルE前人未踏領域に踏み込んだ彼は、自身4作品目の連載においても既視感のある展開とご都合主義執拗なまでに避け続けた。彼の描くキャラクター達は自身が取れる最善の選択を積み上げた末に、我々が期待する最善以上のドラマを生み出す。幾度もの休載を挟みながら。

「今週の『HUNTER×HUNTER』は休載いたします」の表記(今はこれすらなくなったが)を昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらぬ平常心で見られるようになってもなお、自分に限ってはこんな感じであった───「HUNTER×HUNTER最終回を読める可能性があるというだけで、どんなクソみたいな人生でも生きる理由が生じる」

いまや冨樫は少しずつ体調を取り戻し、我々は一時期とは比べ物にならないほどコンスタントに彼の創り出す世界に触れることができる。何百何千もの作品ジャンプにおいて連載され、本作に近い作品、それ以上のものを期待し続けてきたが、その度に彼の偉大さを突き付けられるだけなのだろう。

20.テニスの王子様 作:許斐剛 1999年32号 - (ジャンプSQで連載中)

前例のないテニスマンガでの成功女性読者の流入クール生意気で強い主人公像、菊丸が分身して以降のテニヌ...といった誌面上で読み取れる新規性だけでは、本作のもたらした文化のごくごく一部しか語りえない。

1000曲近いキャラソン、出役としての役割を求められる声優たち、2.5次元文化の源流かつ若手俳優登竜門としてのテニミュ...現代における狭義のオタク文化の根を辿れば、必ずテニプリが残した功績にぶち当たる。「推し」という文化が、人間を描くあらゆるコンテンツ侵食して久しいが、許斐剛が生み出した世界は、ジャンプで築き上げられたあらゆるファンダムの中でもっとも複雑で永続的な強度を保ち続ける、史上最も「推す」に値する文化であり続けている。

21.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

すみませんほんとに書くことが思い浮かびませんでしたでも世界的にマン文化を広めた功績は鳥山に並ぶと思ってますマジで

22.BLEACH 作:久保帯人 2001年36・37号 - 2016年38号

まりに多くの言及がこの作品になされ、そのどれもが口をそろえて言う。「描き分けが上手い...絵の引き算が上手い...ルビ振りのセンス...久保帯人中二病...ストーリーが薄い...」これらすべてはもちろん真実だ。

連載中、ワンピナルトブリーチの三枚看板最後尾というポジションが崩れることは一度もなかった。果たしてこの評価妥当だったのかは分からないが、少なくとも我々ネット民久保帯人センスバカにし過ぎたことに対し大いに反省すべきところがあるのではないだろうか。海賊忍者のような明確なモデルがいないのに、久保帯人はどうしてあれほどまでに洒落キャラクターセリフ回しを無尽蔵に生み出せたのか、系統立てて説明できる理屈は未だ見つからない。もしその答えが彼の脳内しかないとするならば、我々は本作を源流に大いなる歴史が作られていく可能性を認めなくてはならないだろう。

23.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

デスノートという作品複数の点で極めて例外的成功を収めた。肉体的攻撃を伴わない心理戦、一切の引き伸ばしをしない、公権力宗教的崇拝、欠点の無い主人公ゴシックキャラ造形、ダークヒーロー、死亡エンド...

本作に散りばめられたこれらの要素は、すべて従来のジャンプ漫画では邪道、あるいは不要とみなされてきた要素であった。このような野心的な作品メディアミックスにおいても成功を収め、国民の誰もが知る作品となったのは驚異的だ。この作品が出たことは心理戦を描こうとする後世のマンガ家にとっては悲劇かもしれない。夜神月ほど賢く、悪どく、魅力的なキャラクター矛盾なく作れる人間大場つぐみくらいしかいないのだから

24.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 202024

2010年代ジャンプを購読していた人間はみな共通してうすぼんやりとした不安を抱えていた。「ワンピの連載終わったらジャンプってオワコンじゃね?」

ジャンプの終わりという、週刊少年マンガ誌という形態の終わりと同義に思える未来を避けるべく、集英社は読者以上に血眼になって後継者を探し求めた。しかし我々の期待も空しく、トリコ暗殺教室ヒロアカソーマブラクロ約ネバドクスト呪術といった平成末期の傑作たちすらも、尾田栄一郎が築き上げた領域には辿り着けなかったように見えた───ただ一つの例外を除いては。

家族、友人への愛」「困難を乗り越える強さ」という普遍的テーマフォーカスした吾峠呼世晴の連載デビュー作は、あらゆる世代へ届く成功を収めた。特に劇場版無限列車編』は社会現象化し、国内興行収入1位を達成するなど、経済的にも文化的にも大きなインパクトを残すことになった。

出版業界の衰退、コロナ禍、趣味多様化といった逆境の中で、マンガが世界的なムーブメントを引き起こすことがまだ可能である証明した本作は、令和を生きる日本人心象風景に残る新たな「国民マンガ」として、時代に選ばれたのだ。

25.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

ひとりのスター存在プラットフォーム価値定義することは古今ジャンルを問わずあることだ。ダウンタウンの登場がお笑い養成所という存在メジャーにしたように、米津玄師の登場がニコ動文化オーバーグラウンドものにしたように。

2014年に創立したジャンプ+というプラットフォーム目的である「紙とデジタルの垣根をなくし才能を育てること」が名実ともに達成されたのはいつだったのか?それは初めて本誌とジャンプ+両方でスターとなった人間の登場によって定義付けられる。

かつて秋田の片田舎から新都社に「長門は俺だ」という名前投稿していた少年は、その衝撃的なストーリー展開で我々を魅了する存在となった。ファイアパンチ以降、ジャンブ+はあらゆるWebコミックサイト、いや雑誌を含め、もっとも野心的な作品を読める場所ひとつとして認知されるようになった。

藤本タツキの本誌への到着は新たな才能の鉱脈インターネットに求める時代の始まりを告げ、媒体の違いというものマンガの面白さになんら本質的な影響を及ぼすことはないという事実を我々に突き付けたのだった。

2024-10-20

anond:20241020170840

東側共産党政権下で40年間世界最貧国を味わうよりは、

西側自民党/社会党政権下で世界第二の経済大国繁栄を味わうほうが良いに決まってるだろ。

 

21世紀に入り、中国マンパワーで強大国になったが、旧東側はまだまだ悲惨なもんだぜ。

 

それほど詳しくはないが、アジアの旧東側だけでも、ベトナムラオスカンボジア北朝鮮バリバリ途上国だらけだろ。

ヨーロッパ東側だってチェコポーランドハンガリーとか、国を挙げてドイツ出稼ぎに行っているような状況だし。

それに、旧東側盟主たる中国だって、1人あたりで見たらまだ中進国レベルだし。

2024-10-13

アジアNATO

要は対中安全保障てコトだろうし分からんでもないが

台湾韓国が加入して有事になったら支援しなきゃならんわけで、そら何処も乗ってこんわナ

(有事にしないための抑止力なんだろうけど)

アメリカ盟主になってくれるなら実現できそうだけど同盟国の日韓だけでいいじゃんと言われれば

2024-09-23

武狭漫画について簡単説明

簡単説明すると中華武道バトルという感じの特殊ジャンル漫画カテゴリーです。

ピッコマLINEマンガなど、韓国主体ウェブトゥーン(Webtoon)などで読める漫画作品カテゴリーです。


アニメに詳しいオタク説明する場合は、「虚淵玄」が脚本担当した人形劇Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀シリーズを観た方なら、なんとなくそ雰囲気世界観想像できるかと思いますベースとしての知識Wikipediaの「武侠小説」にある説明や有名な作家代表作があるのでそれらを参考に……というにはちょっと面倒かもしれません。

もう少し詳しく説明すると、時代背景的には日本の(鉄砲が伝来する直前の)戦国時代ぐらいの雰囲気かつ、力を持った忍者グループ大名に近い存在で(ただしその1グループ集団数は千人以下程度)、その力を持ったグループ中国中華)で覇権を争ったりしている感じの世界観です。


闘いの舞台基本的には中国中華)で、その場所は「中原(ちゅうげん)」「江湖(こうこ / ごうこ / えこ)」などと呼ばれています

中原」に関しては日本で言えば「京都」に近い感じの意味言葉で、当時の中国文明文化政治の中心地的な意味合いもありつつ、漠然田舎とは反対の都会的な意味合いもあるかもしれません。

「江湖」という言葉のもの意味は「世の中」「天下」または「武力で競う社会」のような意味で、作品によってはその辺りの意味微妙ニュアンスは変わるので、なんとなくで把握してもらえればOKです。ある意味では「裏社会」とも読み取れるかもしれません。なぜかと言うと、「官林」と呼ばれる皇帝存在する政治支配体制側は存在しているのですが、基本的には「江湖」で争う武功を持った「武林人」には(ほとんどの作品では)不干渉という立ち位置です。ただし国を支配しようとする野心を持った「武功」を使う「武林人」が現れた場合は、「官林」側の戦力も出てくる場合もあります(凄く強かったり、たいして強くない場合もあり、作品によって色々です)。


そして武狭漫画では、「武林人」達の有力派閥などが集まった「武林盟」という組織存在する作品が多いです。

「武林盟」の一番偉い存在が「盟主」と呼ばれ、作中最強レベル存在の人が多いですが、「盟主」が年老いている場合もあるので、かつては最強レベルだったという感じの名誉職としてそこに居る場合もあったりします。

そして「武林盟」に対抗する勢力として、「邪派」や「魔教(神教)」が存在していたりします。

多くの作品場合は、野心を持った「邪派」や「魔教(神教)」の対抗する為に、正派が集まって「武林盟」を創設したというパターンが多いです。

多くの作品場合、一から「武林盟」が創設されること余りなく、主人公が産まれた時から「武林盟」が存在しているパターンが多いです。

「武林盟」は多くの名家・有名派閥存在し、超有名どころだと「少林寺」がメジャーですが、武狭漫画においては主人公所属する派閥ではないパターンが多いです。

他に主に登場するのは「華山派」「武当派」「崑崙派」「唐家」「諸葛世家」「南宮世家」「慕容世家」「丐幇」などです。

作品的には(使う武功ビジュアル的に映えるからか)「華山派」の主人公が多い印象がありますが、成り上がりを描き易いからか弱小派閥や、かつては強かったが没落した派閥主人公が多いかもしれません。


集団戦闘よりは個人の「武功」、個人戦闘力の方が重視される感じで、また強者個人戦闘力が一騎当千という感じです。

その強者戦闘力は、悟りで開かれた境地などにより、ある種の階級制みたいに分類され、基本的には境地に差がある者達が一対一で闘った場合は、上の境地の者に勝てることはほぼ無いという感じになります

大体の作品において、「化境」と呼ばれる境地が最強、もしくは最強の一歩手前ぐらいの境地というかレベルで、大まかに分けると

「一流」→「絶頂」→「超絶頂」→「化境」→「玄境」

という感じに分けられますが、もっと細かく細分化している作品も多々あります


主な用語に関しては下記のリンクや、ネット情報を参照してみて下さい。

武侠小説あるいは武侠漫画における用語解説
https://ncode.syosetu.com/n9752ic/
武侠/仙侠漫画を読む時の語彙・単語まとめ - フラミナル
https://blog.framinal.life/entry/2021/06/14/035654



近年はこの「武狭」をベースにし、武狭の世界に生きてきた人間現在に転生、もしくは現代人が武狭の世界に転生、または武狭の世界で最強になったが誰かに嵌められて殺された後に強くなる前に戻るやり直し系や、同じく殺された後の数年後に別人に転生など、なろう系的な要素を加えた作品も多くなっていると思います

転生要素はありますお話的には、武狭漫画としては王道お薦めやす作品は、『華山帰還』と『華山転生』あたりでしょうか。

メインヒロインが顔芸していると評判(?)の作品の『天下無双大師兄』あたりも内容的には王道系で面白いです。

初期設定はSFな要素がありますが、『ナノ魔神』は多くの人に読まれている人気作だと思います

「華山派」と言えば基本的には剣を使った「武功」ですが、内容的には「華山」要素は薄いけどタイトルになっている『華山拳魔』。

設定的には変わっているのは、『父無双』や『墨香 DARK LADY』なども作品も人気の作品だと思います

武狭漫画は本格的になればなるほど迫力を出す為に、絵柄の線が太かったり、線が多くなる作品が多いのですが、絵柄的には日本少年漫画少女漫画中間ぐらいの見やすタイプの『飛雷刀』あたりは比較的に初心者向けかもしれません。


色々な用語意味世界観などをなんとなくでもクリアしないといけないので、初めて触れる方には読み始めるにはそれなりに初期ハードルが高いのですが色々と面白い作品も多いですし、ウェブトゥーン(Webtoon)の作品の多くはかなりのお話を終盤近くまでは無料で読むことが可能なので、ちょこちょこと合間の時間にチェックしてみてはどうでしょうか?

2024-08-24

anond:20240824091630

そのフランス黒人にまみれてるからいずれ西洋崩壊するよ

それが100年後か200年後かは分からんが、白人は恨みを買いすぎている

白人の阿片でアジア盟主から失脚した中国が、今度はアメリカドラッグを持ち込んでいる

歴史必然ともいえる

日本は、中国人が日本でやりたがっている南京大虐殺を防がないとね

その為に雨豚をうまいこと使わなきゃいけない

最終的には日本が夢見たように大東亜共栄圏を作って白人から東アジアを守れるようになればいいね

2024-08-11

anond:20240810132102

まあ、事実だよな>産業革命まではヨーロッパなんか世界史の傍流たったくせにと思ってる。

なるほどねー。そういう理由かー>産業革命前まではオスマン最強だったことを引きずって、アジアの元盟主みたいな意識と、アジアを抜けてヨーロッパに入りたい意識との間で揺れる。いち早く西欧化した日本に今だにシンパシー

まあ2000年前ですらすでに古代遺跡扱いだったからなあ。盗掘がメインだったりしたし>花形職業観光ガイドという観光立国だが、古代文明への誇りはあんまりない。

2024-08-10

anond:20240809212549

俺の独断はこんな。

イラン

ペルシャ人としての誇りの塊。芸術科学技術は全部ペルシャ祖先だと思ってる。アラブ人トルコ人野蛮人だと思ってる。産業革命まではヨーロッパなんか世界史の傍流たったくせにと思ってる。

トルコ

産業革命前まではオスマン最強だったことを引きずって、アジアの元盟主みたいな意識と、アジアを抜けてヨーロッパに入りたい意識との間で揺れる。いち早く西欧化した日本に今だにシンパシーEUに入りたがるけど、ヨーロッパ人も100年経ってもオスマントルコが嫌いでとってつけたような理由で振られ続けてる。

エジプト

花形職業観光ガイドという観光立国だが、古代文明への誇りはあんまりない。当時の民族宗教も違うし。ギリシャ文化ローマ文化シーア派スンニ派文化アップデートを繰り返してるので、過去遺物だけど、ご先祖の誇りかどうかというと微妙メンタルとしてはアラブ人アラブ盟主を目指したかった時期もあるけど、最近は諦めてる。最高学府卒業生観光ガイドするくらいに若者仕事がないってのもあるけど、淡々客観的考古学見地解説してくれる。

イラク

隣国イラントルコが揃ってアラブ系を見下してきてるから気に食わない。アラブ盟主になって一泡吹かせたかったけど、欧米に潰された。

サウジアラビア

アラブの団結を叫ばれていつも困る。連帯しなくてもなんとかなる石油があるので、欧米敵対せずうまくうまくやっていきたいと思ってる。揉め事を起こすイラントルコエジプトカタールイラクレバノンが嫌い。

レバノン

キリスト教国のイメージ。なぜかイスラエルエジプトイランとが喧嘩するたび、なぜかレバノンで戦うからいい迷惑国民がブチ切れてテロ組織応援するようになり、負の連鎖

2024-08-05

anond:20240805162950

パーレビ国王時代イランは親アメリカだったけど、革命が起きてホメイニ師が出てくる。エルサレムユダヤ教徒の影響下にあることをイランホメイニ師は快く思っていなくて、イスラエルに死をと叫ぶようになった。でもイランからイスラエルは遠い。ので、イランは反イスラエル組織に援助を続けてる。パレスチナスンニ派ハマスはもちろんレバノンの同じシーア派ヒスボラもそう。

イランの動きが面白くはないトランプさんのとき米国仲介イスラエルバーレーン王族スンニ派)とかの湾岸諸国と国交正常化した(俗にアブラハム合意という)。パレスチナ国家樹立されることなく和平を進めたのだけど、それってスンニ派ユダヤ系からなる対イラン包囲網にもなる。イラン面白くはないよね。

話がズレて恐縮なんだけどアラブ盟主たるサウジスンニ派で以前は国交が無くても対イランではイスラエル寄りともとれる動きをしていたものの、中国仲介サウジイランは去年国交正常化させた。そのあとガザへの空爆がはじまってからは完全にパレスチナ問題について反ユダヤとまではいかないけどサウジは態度を硬化させてる状態

わかりにくくて恐縮だけど、スンニ派シーア派だけではなくて対イスラエルや米中とか複雑に絡んでる状態三角関係もつれとかだったらよかったんだけどね。

2024-07-23

anond:20240722192832

近代日本ほど、歴史解釈が極端にフラフラしている国はないと思う。

日清戦争日本大国である清に勝利列強の仲間入りを果たした(日本が正しい)

日露戦争大国ロシア有色人種日本勝利した(日本が正しい)

第一次世界大戦東アジア盟主である日本ドイツ植民地占領した(日本が正しい)

太平洋戦争日本軍国主義に染まって敗北した(日本が悪い)

朝鮮戦争:米ソ冷戦最前線朝鮮半島を進攻する国連軍を、日本前線基地として支援した(日本が正しい)

ベトナム戦争日本アメリカ軍後方支援として基地提供したが、アメリカ軍撤退した(日本は正しくも悪くもない)

湾岸戦争日本憲法9条の制約から金だけ出して兵力を出さなかった(日本が悪い)

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