レノファ山口 ・・・ B+→ 開幕から好調。上位争いに参加していた山口だったが直近の9試合は0勝4敗5分け。9試合勝ちなしと苦しんでいる。依然として6位の東京Vとの差は「3」のみ。プレーオフ争いに踏みとどまっているが2位の町田との差は「10」まで広がった。自動昇格は難しくなっている。現状を打破しなければいけないが、今夏、フロントは積極的な動きを見せた。即戦力クラスの選手を何人も獲得することができた。
J2で25試合に出場して10ゴール3アシスト。J2屈指の強力攻撃陣をけん引したMF小野瀬(→G大阪)の流出は当然のことながら痛手である。簡単には埋められない大きな穴が空いてしまったがG大阪のようなビッグクラブからオファーが届いたらJ2でプレーする選手が拒否するのは難しい。アタッカー系の選手としてはMFジュリーニョ(札幌)とMF高井(東京V)を獲得したが非常にいい補強が出来たと言える。
特にMF高井を獲得できたのは大きい。大卒2年目。まだチームに馴染めていないが、これから先、山口の中心として活躍できるだけの高いポテンシャルを持った選手をゲットできたのは大きなことである。他にはボランチとCBでプレー可能なMFワシントン(名古屋)を獲得。ボール奪取力の高い選手で山口にはいなかった系統の選手になる。MF小野瀬は流出してしまったが有意義な移籍市場になったと言える。