キーパー編4月9日(月)に日本代表の監督に就任した西野監督は現役時代は柏の前身の日立製作所でプレーした。1991年にユース代表の監督に就任して1994年にアトランタ五輪出場を目指す五輪代表の監督に就任した。1996年の3月のアジア最終予選の準決勝で激闘の末にアジア最強と言われたサウジアラビアに勝利して28年ぶりの本大会の出場権を獲得したが日本代表がW杯に出場した経験が無い時代の話になる。
1998年に古巣である柏の監督に就任。1999年のナビスコカップを制覇してクラブに初タイトルをもたらしたが2001年の1stステージの終了後に解任されている。2002年から2011年までG大阪を指揮したが2005年にはクラブ初タイトルとなるリーグ制覇を達成。最終節まで5チームが優勝争いに生き残る空前の大混戦になったが最後の最後でC大阪を追い抜いて首位浮上。劇的な形でチームを日本一に導いた。
2008年にはACLを制覇して初のアジア制覇を達成するなどG大阪時代は素晴らしい成績を残した。2011年限りで勇退をしてセホーン監督がG大阪の監督に就任。2012年にG大阪がクラブ史上初となるJ2降格の憂き目にあったのは記憶に新しいところである。2012年の5月に神戸の監督に就任。現場復帰を果たしたがチームは低迷。この年の11月に解任されて、結局のところ、神戸もJ2に降格することになった。